1300年に渡る、畳の歴史 Tatami history
畳は昔、ベッドだった。
奈良の正倉院には、聖武天皇が使っていたとされる「御床(ごしょう)」という木製の台に、藁を編んで作った敷き物にい草で出来た表を張ったものが残されています。
また、京都御所の清涼殿には、「御帳台(みちょうだい)」と呼ばれる台があり、その上に厚畳が置かれ、天皇のベッドに使われていたとされています。
当時の畳は今のような床材ではなく、高貴な身分の人のベッドのような使われ方をしていたのです。
平安時代に、現在のような畳となった
畳が現在のように、ワラの上にい草の表を取り付けたものになるのは平安時代からと言われています。
当時は、厚さ9cmほどの厚畳としてベッドや座るものとして使用されていました。
その約150年後の室町時代には、現在のように部屋全体に畳を敷き詰めるようになり、「座敷」と呼ばれるようになりました。
長さや厚さも統一され、床材へと変化していきました。
今日では、生活様式の変化やそれぞれの住宅環境・ニーズに合わせた畳が登場し、その床も、ワラ床・建材床・バリアフリー対応の薄畳用の床などと使い分けるようになり、多様化が進んでいます。
町の大きさから決めた、畳のサイズ
畳のサイズの1つに京間というものがありますが、これは畳の中では一番大きいサイズになります。
では、この寸法はいつどうやって決められたのでしょう?
794年平安京に都が移された際、平安京の町を正方形に均等に区分し、その1区画の1辺を36畳、道幅を4畳とし、1区画を40畳と定めました。
これを6等分したものから、柱の太さの4寸を引いて6尺3寸となり、これが京間の大きさとなりました。
このように、畳の大きさはもともと町の大きさを制定したことからできたものだったのだそうです。
その後、身分の違いに合わせて畳の大きさを決めたという説や小さくして材料を節約したという説など
様々な言われはありますが、5尺8寸の江戸間や6尺の中京間など各地で違った寸法へと変わっていきました。
畳は天然の空気清浄機?
畳は、人体に有害とされる二酸化窒素やホルムアルデヒドを吸収・分解する空気清浄の力を持っています。
汗や体の嫌なにおいの元になるアンモニアや酢酸を消臭してくれる力もあり、お部屋の空気をきれいにしてくれます。
また、畳1枚で1日に500㏄の水分を吸収し、お部屋が乾燥すると蓄えていた湿気を放出するという調湿性も持っているため、天然の湿度調節器とも言えます。
このように、畳は敷くだけでお部屋を快適にしてくれる優れものなんです。
畳床は長寿命!
畳は定期的なお手入れをすることで長持ちします。
目安としては、使い始めて2~3年で畳表を裏返し、4~5年で畳表を張り替える表替えを行うと良いとされています。
この裏返しと表替えは、畳表と畳縁のみのお手入れで畳床は同じものを使用します。
畳床も新しくする新調と呼ばれる畳替えは、1から新しく畳を作るためその分コストもかかります。
ですが、畳床は水こぼしやへこみなど無く上手に使えば40~50年は持つといわれています。
つまり、裏返しと表替えのサイクルや日々のお手入れを心がければ、畳床の寿命を長くさせ、経済的にも重宝することができます。
い草の構造
い草の断面を顕微鏡で見てみると、内部は灯芯(とうしん)という星状の細胞組織が詰まっていて、
スポンジのようなクッション性をもち、多くの空気を含んでいます。
その空気層が、空気中の有害物質や嫌なにおいを吸収したり、お部屋の湿度を調節したりしてくれます。
一方、表面は筋のある丈夫な表皮に覆われていて、摩擦によるダメージや湿度による膨張にも耐える構造となっています。
商品カテゴリー
ラグ・カーペット・マット
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デザイン
カラー
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機能
置き畳
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ヘリ付き
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い草
PP
軽量
和モダン
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赤ちゃんにおすすめ
形/サイズ
い草ラグ
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国産
円形/楕円形
60×180cm
95×150cm
95×190cm
120×180cm
128×200cm
140×200cm
180×180cm
180×240cm
191×191cm
191×250cm
191×300cm
240×240cm
240×320cm
261×261cm
261×352cm
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