カーペットとラグの違いを解説! 更新日: 2022-07-19 投稿日: 2021-08-05 ラグ・カーペット カーペットとラグは、どちらも部屋に敷くインテリアファブリックの一種です。 売場でも「カーペット・ラグ」と、一緒にされがちなので、同じものと思っている方も多いのですが、実は両者にはいくつかの違いがあります。 実際にカーペットやラグを購入する際、目当てのものをきちんと探せるよう、カーペットとラグの違いをしっかり覚えておきましょう。 カーペットとラグは、サイズと敷き方に違いがある カーペットとラグの違いは、サイズと敷き方にあります。 カーペットは、もともと繊維製の敷物全般を表す総称ですが、現在はラグと区別するために、3畳よりサイズが大きく、かつ床全面に敷き込めるものを「カーペット」と称しています。 日本語では、同様のものを「絨毯」といいますが、近年はカーペットという呼び名が主流となっています。 一方でラグは、サイズが3畳未満の小ぶりな敷物のことです。 1畳~2.5畳程度のものが多く、「部屋に敷きこむ」というより、部屋に「置く」または家電・家具の下に「敷く」といった使われ方をするのが一般的です。 形やサイズも製品によってまちまちで、丸型や楕円型、クッションタイプなど、バリエーションが豊富なところもラグならではの大きな特徴です。なお、1畳未満の敷物は「マット」と呼ばれ、ラグとは区別されます。 カーペットとラグ、どちらを選べばいい?悩んだ時はニーズや目的をチェック! カーペットとラグ、どちらを選べばいいか迷ったときは、カーペットとラグ、それぞれの特徴を踏まえて考えてみましょう。 カーペットの特徴 カーペットの特徴は以下の通りです。 広範囲に敷き込める 防音対策ができる 滑りやズレが気にならない 好みの形にカットできる それぞれ解説していきましょう。 広範囲に敷き込める 「小さな子供がいて、転倒が心配」「フローリングの冷えが気になる」という方は、広範囲に敷き込めるカーペットがおすすめです。 床のすべてをカバーできるので、どこを歩いても硬さ・冷たさを感じにくく、転倒時にケガをするリスクや、足元の冷えを軽減できます。 防音対策ができる アパートやマンションの2階以上に住んでいて、階下への騒音が気になる…という場合は、すき間なく敷き込めるカーペットを選ぶのがおすすめです。 布製品には音や振動を吸収する作用がありますので、音が響きやすいフローリングをカーペットでカバーすれば、階下への騒音対策に役立ちます。 滑りやズレが気にならない 部屋全体にぴったり敷き込めるカーペットなら、滑ったりめくれたりする心配がありません。 特に小さいお子さんがいるご家庭は、床面との密着性が高いカーペットを選んだ方が安心でしょう。 好みの形にカットできる カーペットはほとんどの製品でカット加工に対応しているため、自分の好きなサイズ・形にアレンジすることができます。 家具・家電を設置する部分だけカットすれば、いちいち上に乗せたものを移動させなくても取り外し・交換が可能です。 ラグの特徴 ラグの特徴は以下の通りです。 一人暮らしの部屋に最適 季節や気分に合わせて模様替えができる こまめに洗濯ができる 費用を節約できる それぞれ解説していきましょう。 一人暮らしの部屋に最適 一人暮らしで部屋のスペースが限られているという方は、手軽に敷けるラグを選ぶのがおすすめです。 やや大きめのラグを選べば部屋の大半をカバーできるため、いちいち部屋の寸法を測らずに済みます。 季節や気分に合わせて模様替えができる カーペットは一度敷き込むと、交換に手間や時間がかかりますが、小型のラグなら設置も移動も簡単に行えます。 夏は涼しげない草のラグ、冬は毛足の長いあったかラグなど、季節や好みに合わせて模様替えしたい方におすすめです。 こまめに洗濯ができる 一度敷き込むと取り外しが難しいカーペットに対し、ラグは設置も取り外しも簡単なので、手軽に洗濯することができます。 ラグの種類によっては家庭用洗濯機で洗えるものもあるため、こまめに洗濯して清潔な状態をキープしたいという方は、小型のラグを選びましょう。 費用を節約できる カーペットやラグの価格は製品によって異なりますが、部屋全体に敷き込むタイプのカーペットは、商品の代金とは別に、カット加工代が必要になります。 そのため、同じ価格ならカーペットの方が費用を節約することができます。 カーペットとラグはサイズと使い方に違いあり!ニーズに合わせて選ぼう カーペットとラグはサイズと敷き方に違いがあるため、どちらを選べば良いかは人によって異なります。 広範囲に敷き込んで、転倒や滑りを防止したいのならカーペット。季節や気分に合わせて模様替えしたいのならラグなど、ニーズや目的に合わせて選ぶようにしましょう。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 ikehiko イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 関連サイト一覧 イケヒコ公式通販サイト い草とこたつの専門店-い草屋さんこたつ屋さん ラグ・カーペット・寝具の専門店-hikora(ヒコラ) 畳の専門店-TATAMIZUKI(タタミズキ) インテリアセレクトショップ-irashiikurashi(アイラシイクラシ) wakore-世代を超えて受け継がれれてきたものを次の時代へ IKEHIKO CLIP-住ビジネスの動向やトレンドを届けるコミュニティ型メディア 卸・仕入れ・ドロップシッピングのIKEMART 最新記事 by ikehiko (全て見る) 失敗しない!マンション改装のチェックポイント - 2022.03.15 家を買う際はいくら必要?住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 - 2022.03.15 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 - 2022.03.15 関連記事: オールシーズ使えるラグ・カーペット。素材ごとに紹介 【集合住宅には必須】防音ラグ・カーペットの種類と失敗しない選び方 犬や猫など、ペットがいるご家庭におすすめのラグ・カーペット15選!選び方のポイントも解説 ラグやカーペットのダニ対策。効果的なダニの駆除の仕方について。ラグ カーペットのダニはこうやって退治しよう
カーペットとラグは、どちらも部屋に敷くインテリアファブリックの一種です。 売場でも「カーペット・ラグ」と、一緒にされがちなので、同じものと思っている方も多いのですが、実は両者にはいくつかの違いがあります。 実際にカーペットやラグを購入する際、目当てのものをきちんと探せるよう、カーペットとラグの違いをしっかり覚えておきましょう。 カーペットとラグは、サイズと敷き方に違いがある カーペットとラグの違いは、サイズと敷き方にあります。 カーペットは、もともと繊維製の敷物全般を表す総称ですが、現在はラグと区別するために、3畳よりサイズが大きく、かつ床全面に敷き込めるものを「カーペット」と称しています。 日本語では、同様のものを「絨毯」といいますが、近年はカーペットという呼び名が主流となっています。 一方でラグは、サイズが3畳未満の小ぶりな敷物のことです。 1畳~2.5畳程度のものが多く、「部屋に敷きこむ」というより、部屋に「置く」または家電・家具の下に「敷く」といった使われ方をするのが一般的です。 形やサイズも製品によってまちまちで、丸型や楕円型、クッションタイプなど、バリエーションが豊富なところもラグならではの大きな特徴です。なお、1畳未満の敷物は「マット」と呼ばれ、ラグとは区別されます。 カーペットとラグ、どちらを選べばいい?悩んだ時はニーズや目的をチェック! カーペットとラグ、どちらを選べばいいか迷ったときは、カーペットとラグ、それぞれの特徴を踏まえて考えてみましょう。 カーペットの特徴 カーペットの特徴は以下の通りです。 広範囲に敷き込める 防音対策ができる 滑りやズレが気にならない 好みの形にカットできる それぞれ解説していきましょう。 広範囲に敷き込める 「小さな子供がいて、転倒が心配」「フローリングの冷えが気になる」という方は、広範囲に敷き込めるカーペットがおすすめです。 床のすべてをカバーできるので、どこを歩いても硬さ・冷たさを感じにくく、転倒時にケガをするリスクや、足元の冷えを軽減できます。 防音対策ができる アパートやマンションの2階以上に住んでいて、階下への騒音が気になる…という場合は、すき間なく敷き込めるカーペットを選ぶのがおすすめです。 布製品には音や振動を吸収する作用がありますので、音が響きやすいフローリングをカーペットでカバーすれば、階下への騒音対策に役立ちます。 滑りやズレが気にならない 部屋全体にぴったり敷き込めるカーペットなら、滑ったりめくれたりする心配がありません。 特に小さいお子さんがいるご家庭は、床面との密着性が高いカーペットを選んだ方が安心でしょう。 好みの形にカットできる カーペットはほとんどの製品でカット加工に対応しているため、自分の好きなサイズ・形にアレンジすることができます。 家具・家電を設置する部分だけカットすれば、いちいち上に乗せたものを移動させなくても取り外し・交換が可能です。 ラグの特徴 ラグの特徴は以下の通りです。 一人暮らしの部屋に最適 季節や気分に合わせて模様替えができる こまめに洗濯ができる 費用を節約できる それぞれ解説していきましょう。 一人暮らしの部屋に最適 一人暮らしで部屋のスペースが限られているという方は、手軽に敷けるラグを選ぶのがおすすめです。 やや大きめのラグを選べば部屋の大半をカバーできるため、いちいち部屋の寸法を測らずに済みます。 季節や気分に合わせて模様替えができる カーペットは一度敷き込むと、交換に手間や時間がかかりますが、小型のラグなら設置も移動も簡単に行えます。 夏は涼しげない草のラグ、冬は毛足の長いあったかラグなど、季節や好みに合わせて模様替えしたい方におすすめです。 こまめに洗濯ができる 一度敷き込むと取り外しが難しいカーペットに対し、ラグは設置も取り外しも簡単なので、手軽に洗濯することができます。 ラグの種類によっては家庭用洗濯機で洗えるものもあるため、こまめに洗濯して清潔な状態をキープしたいという方は、小型のラグを選びましょう。 費用を節約できる カーペットやラグの価格は製品によって異なりますが、部屋全体に敷き込むタイプのカーペットは、商品の代金とは別に、カット加工代が必要になります。 そのため、同じ価格ならカーペットの方が費用を節約することができます。 カーペットとラグはサイズと使い方に違いあり!ニーズに合わせて選ぼう カーペットとラグはサイズと敷き方に違いがあるため、どちらを選べば良いかは人によって異なります。 広範囲に敷き込んで、転倒や滑りを防止したいのならカーペット。季節や気分に合わせて模様替えしたいのならラグなど、ニーズや目的に合わせて選ぶようにしましょう。