家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 投稿日: 2022-03-15 暮らしの知恵 目次1 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介2 データでみる家を買うタイミング2.1 年齢2.2 年収2.3 購入資金と自己資金の比率2.4 住宅取得時に特に重視したポイント3 家を購入するおすすめのタイミング4 家を買う際にまず確認したい3ポイント4.1 貯金を全て頭金として支払わず、ある程度は残しておく4.2 現在の生活だけでなく、ライフプランを想像する4.3 衝動的に決めず、比較検討をする5 家を買うタイミングはその家庭によって異なる 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 家を購入することが決まったら、間取りや設備だけでなく、買うタイミングについても考える必要があります。家を買うタイミングは「子どもが生まれた後」「希望する家が見つかったから」など、人によって大きく異なります。現在家の購入を迷っている人は「他の人がどんなタイミングで家を購入したか知りたい」とお悩みではないでしょうか? そこでこの記事では、他の人が家を購入したタイミングについて、各種のデータを参考にしながら詳しく紹介します。家を買う際に気をつけるべき点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。 データでみる家を買うタイミング まずは「他の人が家を購入したタイミング」についてのデータを、以下の順番で紹介します。 家を購入した際の年齢(世帯主) 家を購入した人の平均世帯年収 購入資金と自己資金の比率 購入時に重視したポイント 年齢 国土交通省の令和元年度住宅市場動向調査によれば、家を購入した家庭の世帯主の年齢は30代〜40代が最も多いとのこと。 以下の表は、同調査データから家の種類と世帯主の平均年齢をまとめたものです。それぞれの平均年齢について注目してみると、分譲戸建て住宅を購入した世帯が最も年齢が低く38.6歳・中古マンションを購入した世帯が最も年齢層が高く48.2歳であることが分かります。30代〜40代は住宅ローン審査に比較的通りやすい年齢でもあるので、家を買うベストな年齢とも言えるでしょう。 家の種類 平均年齢 注文住宅 43.2歳 分譲戸建住宅 38.6歳 分譲マンション 43.3歳 中古戸建住宅 46.2歳 中古マンション 48.2歳 出典:令和元年度住宅市場動向調査 年収 次に同調査報告書から、家を購入した人の平均世帯年収について注目してみます。以下の表は、家の種類と平均世帯年収をまとめたものです。 家の種類 平均世帯年収 注文住宅(全国) 744万円 分譲戸建住宅 688万円 分譲マンション 798万円 中古戸建住宅 720万円 中古マンション 694万円 出典:令和元年度住宅市場動向調査 分譲マンションを購入した世帯の年収が最も高く800万円程度となっており、家を購入した人の平均世帯年収は、全体として690万円〜750万円程度であることが分かります。 購入資金と自己資金の比率 次に、家の購入資金と自己資金比率について注目します。以下の表は、家の種類と購入資金・自己資金とその比率についてまとめたものです。 家の種類 購入資金 自己資金(比率) 注文住宅 4,615万円 1,254万円(27.2%) 分譲戸建住宅 3,851万円 1,021万円(26.5%) 分譲マンション 4,457万円 1,755万円(39.4%) 中古戸建住宅 2,585万円 1,010万円(39.1%) 中古マンション 2,746万円 1,194万円(43.5%) 出典:令和元年度住宅市場動向調査 中古戸建住宅や中古マンションを購入した場合は値段を抑えられるものの、やはり注文住宅や分譲マンションを購入する際は4,500万円近い金額がかかることが分かります。 自己資金は1,000万円程度用意している人が多いですが、注文住宅や分譲マンションを購入検討している場合は、1,500万円以上のお金を用意しておくと安心だと言えるでしょう。 なお割合としては、購入資金の30%が1つの目安となります。 住宅取得時に特に重視したポイント 次に、住宅金融支援機構の2019年の調査結果より、住宅取得時に特に重視するポイントについて注目します。 調査結果より、「価格や費用」を重視する人が最も多く、次に「間取り」や「安全性などの立地」について重視する人が多いことが分かります。 1.価格や費用(74.9%) 2.間取り(34.5%) 3.災害などに対する安全性などの立地(28.7%) 4.耐震性能(27.3%) 5.耐久性(14.5%) 出典:住宅金融支援機構 2018年度民間住宅ローン利用者の実態調査 家を購入する際に、価格や費用を重視することは大変重要です。例え希望する条件にぴったり合った家があっても、価格が高すぎると月々のローンの支払額が大きくなり、負担が増加してしまいます。家を購入する際はまず予算を決め、無理のない返済計画を立てることがポイントです。 家を購入するおすすめのタイミング では、家はどのようなタイミングでの購入がベストなのでしょうか。家を買うタイミングは各家庭の状況によっても異なりますが、以下の3つのタイミングで購入を決める人は多いです。 出産や結婚などライフスタイルの変化 頭金が貯まった 希望する条件に合った家が見つかった 家を買うことを決めた後は、普段から積極的に情報収集を行い、家族にとってちょうどよいタイミングで購入できるように準備をしておくことが重要です。 家を買う際にまず確認したい3ポイント 最後に、家を買う際に必ず確認したい3つのポイントを紹介します。 貯金を全て頭金として支払わず、ある程度は残しておく 現在の生活だけでなく、ライフプランを想像する 衝動的に決めず、比較検討をする 貯金を全て頭金として支払わず、ある程度は残しておく 毎月支払う住宅ローンの返済額を少なくするために、頭金を多く支払おうと考える人は多いです。 もちろん多くの頭金を用意することは重要ですが、住宅購入時には各種手数料など、家の購入費用以外にも様々なお金がかかります。 よって頭金で多くのお金を支払うことで、後の支払いや住宅ローンの返済が難しくなってしまうこともあります。 貯金の全てを頭金として支払わず、ある程度のお金は残しておくように気をつけてください。 現在の生活だけでなく、ライフプランを想像する 家は今後ずっと生活していくための場所なので、現在の生活や家族の状況だけを考えず、今後のライフプランを想像することが重要です。 現在の生活だけを考えて家を買うと、家族の人数の変化や、思わぬ生活環境の変化により、せっかく購入した家が住みにくいと感じる原因となります。また両親と住むことや、年をとった後のことを考えれば、バリアフリーを意識した家造りも必要です。 家を買う際は現在の暮らしだけでなく、将来の生活を想像してみてください。 衝動的に決めず、比較検討をする 条件のよい家を見つけると、すぐに購入したくなるかもしれません。 しかし家は他の買い物のように簡単に買い直すことはできないため、1つの物件だけを見て決めず、複数の物件を見て、比較検討することが重要です。また土地を購入する際も同様に、買い物のしやすさや治安などについて総合的に判断する必要があります。 悩みすぎても家を買うタイミングを逃してしまいますが、積極的に見学をし、家族にとってベストな暮らしができる家について検討することが大切です。 家を買うタイミングはその家庭によって異なる この記事では、家を買うタイミングについて解説しました。 しかし、家を買う丁度よいタイミングはその家庭によって大きく異なります。データを参考にすることも大切ですが、数字だけを気にしすぎず、家族とじっくり相談して決めるとよいでしょう。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 ikehiko イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 関連サイト一覧 イケヒコ公式通販サイト い草とこたつの専門店-い草屋さんこたつ屋さん ラグ・カーペット・寝具の専門店-hikora(ヒコラ) 畳の専門店-TATAMIZUKI(タタミズキ) インテリアセレクトショップ-irashiikurashi(アイラシイクラシ) wakore-世代を超えて受け継がれれてきたものを次の時代へ IKEHIKO CLIP-住ビジネスの動向やトレンドを届けるコミュニティ型メディア 卸・仕入れ・ドロップシッピングのIKEMART 最新記事 by ikehiko (全て見る) 失敗しない!マンション改装のチェックポイント - 2022.03.15 家を買う際はいくら必要?住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 - 2022.03.15 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 - 2022.03.15 関連記事: 家を買う際はいくら必要?住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 畳のサイズは種類によって違う!?畳の大きさや選び方について解説! ラグやカーペットのダニ対策。効果的なダニの駆除の仕方について。ラグ カーペットのダニはこうやって退治しよう 父の日におすすめ!ユニークで変わったプレゼントを紹介
目次1 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介2 データでみる家を買うタイミング2.1 年齢2.2 年収2.3 購入資金と自己資金の比率2.4 住宅取得時に特に重視したポイント3 家を購入するおすすめのタイミング4 家を買う際にまず確認したい3ポイント4.1 貯金を全て頭金として支払わず、ある程度は残しておく4.2 現在の生活だけでなく、ライフプランを想像する4.3 衝動的に決めず、比較検討をする5 家を買うタイミングはその家庭によって異なる 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 家を購入することが決まったら、間取りや設備だけでなく、買うタイミングについても考える必要があります。家を買うタイミングは「子どもが生まれた後」「希望する家が見つかったから」など、人によって大きく異なります。現在家の購入を迷っている人は「他の人がどんなタイミングで家を購入したか知りたい」とお悩みではないでしょうか? そこでこの記事では、他の人が家を購入したタイミングについて、各種のデータを参考にしながら詳しく紹介します。家を買う際に気をつけるべき点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。 データでみる家を買うタイミング まずは「他の人が家を購入したタイミング」についてのデータを、以下の順番で紹介します。 家を購入した際の年齢(世帯主) 家を購入した人の平均世帯年収 購入資金と自己資金の比率 購入時に重視したポイント 年齢 国土交通省の令和元年度住宅市場動向調査によれば、家を購入した家庭の世帯主の年齢は30代〜40代が最も多いとのこと。 以下の表は、同調査データから家の種類と世帯主の平均年齢をまとめたものです。それぞれの平均年齢について注目してみると、分譲戸建て住宅を購入した世帯が最も年齢が低く38.6歳・中古マンションを購入した世帯が最も年齢層が高く48.2歳であることが分かります。30代〜40代は住宅ローン審査に比較的通りやすい年齢でもあるので、家を買うベストな年齢とも言えるでしょう。 家の種類 平均年齢 注文住宅 43.2歳 分譲戸建住宅 38.6歳 分譲マンション 43.3歳 中古戸建住宅 46.2歳 中古マンション 48.2歳 出典:令和元年度住宅市場動向調査 年収 次に同調査報告書から、家を購入した人の平均世帯年収について注目してみます。以下の表は、家の種類と平均世帯年収をまとめたものです。 家の種類 平均世帯年収 注文住宅(全国) 744万円 分譲戸建住宅 688万円 分譲マンション 798万円 中古戸建住宅 720万円 中古マンション 694万円 出典:令和元年度住宅市場動向調査 分譲マンションを購入した世帯の年収が最も高く800万円程度となっており、家を購入した人の平均世帯年収は、全体として690万円〜750万円程度であることが分かります。 購入資金と自己資金の比率 次に、家の購入資金と自己資金比率について注目します。以下の表は、家の種類と購入資金・自己資金とその比率についてまとめたものです。 家の種類 購入資金 自己資金(比率) 注文住宅 4,615万円 1,254万円(27.2%) 分譲戸建住宅 3,851万円 1,021万円(26.5%) 分譲マンション 4,457万円 1,755万円(39.4%) 中古戸建住宅 2,585万円 1,010万円(39.1%) 中古マンション 2,746万円 1,194万円(43.5%) 出典:令和元年度住宅市場動向調査 中古戸建住宅や中古マンションを購入した場合は値段を抑えられるものの、やはり注文住宅や分譲マンションを購入する際は4,500万円近い金額がかかることが分かります。 自己資金は1,000万円程度用意している人が多いですが、注文住宅や分譲マンションを購入検討している場合は、1,500万円以上のお金を用意しておくと安心だと言えるでしょう。 なお割合としては、購入資金の30%が1つの目安となります。 住宅取得時に特に重視したポイント 次に、住宅金融支援機構の2019年の調査結果より、住宅取得時に特に重視するポイントについて注目します。 調査結果より、「価格や費用」を重視する人が最も多く、次に「間取り」や「安全性などの立地」について重視する人が多いことが分かります。 1.価格や費用(74.9%) 2.間取り(34.5%) 3.災害などに対する安全性などの立地(28.7%) 4.耐震性能(27.3%) 5.耐久性(14.5%) 出典:住宅金融支援機構 2018年度民間住宅ローン利用者の実態調査 家を購入する際に、価格や費用を重視することは大変重要です。例え希望する条件にぴったり合った家があっても、価格が高すぎると月々のローンの支払額が大きくなり、負担が増加してしまいます。家を購入する際はまず予算を決め、無理のない返済計画を立てることがポイントです。 家を購入するおすすめのタイミング では、家はどのようなタイミングでの購入がベストなのでしょうか。家を買うタイミングは各家庭の状況によっても異なりますが、以下の3つのタイミングで購入を決める人は多いです。 出産や結婚などライフスタイルの変化 頭金が貯まった 希望する条件に合った家が見つかった 家を買うことを決めた後は、普段から積極的に情報収集を行い、家族にとってちょうどよいタイミングで購入できるように準備をしておくことが重要です。 家を買う際にまず確認したい3ポイント 最後に、家を買う際に必ず確認したい3つのポイントを紹介します。 貯金を全て頭金として支払わず、ある程度は残しておく 現在の生活だけでなく、ライフプランを想像する 衝動的に決めず、比較検討をする 貯金を全て頭金として支払わず、ある程度は残しておく 毎月支払う住宅ローンの返済額を少なくするために、頭金を多く支払おうと考える人は多いです。 もちろん多くの頭金を用意することは重要ですが、住宅購入時には各種手数料など、家の購入費用以外にも様々なお金がかかります。 よって頭金で多くのお金を支払うことで、後の支払いや住宅ローンの返済が難しくなってしまうこともあります。 貯金の全てを頭金として支払わず、ある程度のお金は残しておくように気をつけてください。 現在の生活だけでなく、ライフプランを想像する 家は今後ずっと生活していくための場所なので、現在の生活や家族の状況だけを考えず、今後のライフプランを想像することが重要です。 現在の生活だけを考えて家を買うと、家族の人数の変化や、思わぬ生活環境の変化により、せっかく購入した家が住みにくいと感じる原因となります。また両親と住むことや、年をとった後のことを考えれば、バリアフリーを意識した家造りも必要です。 家を買う際は現在の暮らしだけでなく、将来の生活を想像してみてください。 衝動的に決めず、比較検討をする 条件のよい家を見つけると、すぐに購入したくなるかもしれません。 しかし家は他の買い物のように簡単に買い直すことはできないため、1つの物件だけを見て決めず、複数の物件を見て、比較検討することが重要です。また土地を購入する際も同様に、買い物のしやすさや治安などについて総合的に判断する必要があります。 悩みすぎても家を買うタイミングを逃してしまいますが、積極的に見学をし、家族にとってベストな暮らしができる家について検討することが大切です。 家を買うタイミングはその家庭によって異なる この記事では、家を買うタイミングについて解説しました。 しかし、家を買う丁度よいタイミングはその家庭によって大きく異なります。データを参考にすることも大切ですが、数字だけを気にしすぎず、家族とじっくり相談して決めるとよいでしょう。