繋がるものづくり-ヨガインストラクター 橋口ひとみ先生が語る自然と繋がる生き方(後編)-
シリーズ「繋がるものづくり」では、イケヒコ商品に携わる全ての方々(生産者・加工先・開発者・お客様)の生の声を取り上げることで、イケヒコとお客様を繋げていく事を目的としています。
ヨガインストラクター 橋口ひとみ先生が語る自然と繋がる生き方(後編)
Interview
「ヨガインストラクターの橋口ひとみ先生に、ヨガを始めてからの自身のライフスタイルの変化や、畳ヨガを選んでいただける深い理由について語っていただきました。
自然と繋がる生き方(前編)から読む
自然の恩恵を受けて、私たちは生きている
ヨガを始められて、それこそ人生が大きく変わられたと思うのですが、自身のライフスタイルに変化などはございましたか?
橋口
「自然と繋がる」と言う事を意識するようになったと思います。
自然との繋がりを意識するようになって、自分自身の生活の中に、自然に優しいものを取り入れていく。地球に優しいものを取り入れていく。そのような選択が増えた気がします。
―自然との繋がりは、どのような時に意識されますか?
橋口
色々なところで思うのですが、空気も、食べる物も、全て自然界のものですよね。
「自然の恩恵を受けて、私たちは生きている。」
自然を感じる、ヨガを通じて自然と繋がると言うのは、そう言う所に繋がっていく、イメージするものではないかと思います。
―五感という事でしょうか?
橋口
そうですね。
私たちは五感によって、外部からの情報を感じ取っていますよね。自然との繋がりを意識するようになったら、食べる時にもそれを感じるようになりました。粗末にしない感じでしょうか。
食べるもの、例えば植物も、一生懸命”実”になって自分の体に入り、エネルギーに変わっていく。
自然との循環と言うのでしょうか。そう言うものを感じ取れるようになりました。
自分が自然から与えられているから、自分も自然に優しいものを返したい。そのような気持ちに変わっていったと思います。
生きる道しるべ
―ご自身にとってヨガとはどんな存在ですか?
橋口
改めて、すごく考えさせられる質問です。今まで、ヨガがあって良かったと思う時がたくさんありました。良い時だけでなく、辛い時、苦しい時にもヨガ哲学や実践に沢山助けられてきました。
私にとってヨガは、どんな時も自分を励まし、生きていく力を与えてくれる存在です。
また、ヨガは自分との調和をとる居場所でもあります。忙しい時ほど、ちょっとした空白の時間を見つけて呼吸を整える事で、一瞬で心を整えられます。
情報が溢れている今の時代だからこそ、自分の軸を持って本当に大切な事を選択する。
そんな事を、ヨガは教えてくれているように感じます。
これからもきっとヨガは、私の生きる道しるべになってくれると思います。
畳ヨガを選ぶ理由
―ひとみ先生がヨガを行なう中で、一番大事にしている事はどんな事でしょうか?
橋口
今の気持ちや感覚を、そのまま受け止めると言う事を一番大事にしています。
その時の自分の思った事や、その時の体の調子などを見て、無理をしないようにする。そう言う事をすごく大切にしています。
―自然に触れるからこそ、自分の感覚を思い出す。自然が自分の感覚を思い出させてくれると言うのがあるのかもしれません。
橋口
本当にそうだと思います。
自然を感じる時の方が、自分の頭ではなく、自分の心で感じていると思います。
普段は頭を使って仕事をしているけど、自然に触れた時って、あぁ気持ちいいなぁとか、人それぞれ感じる事が違うと思うんです。
自分の感覚を大事にして欲しいから、自然を感じて欲しいと言う想いがあるのかもしれません。私も、自分の感覚を大事にしてきて、自分を認められるようになりましたから。
自然の中でヨガをした方が、素直に、心で感じると言う事が分かりやすいんです。
でも、自然のある環境にすぐに行きたいんだけど、行けない環境もあるじゃないですか?天気の問題だったり、場所の問題だったり、人それぞれ。
私が畳ヨガを選んでいる理由も、すぐそこに自然がある、自然を感じられる。それが一番なんです。
自然との繫がりとは?
―自分が初めてヨガをした時の感覚は、すごく大きなものに包まれている感覚、それこそ自然に包まれている感覚がありました。ひとみ先生がそのような事を伝えたいと言う想いがあったからこそ伝わったものだと思いますし、その想いと畳ヨガがすごくマッチしていたのも一つの要因だと思います。
橋口
本当そうですよね。畳ヨガがその感覚を引き出してくれたのかもしれませんね。
そう考えると、畳ヨガとヨガってすごくマッチしていますよね。※1い草も、「結ぶ」って意味があるらしいですし、そこの繋がりは本当にすごいなと思います。
※1 い草の学名「Juncus(ジュンクス)」には「結ぶ」と言う意味がある。同時に、ヨガの語源であるサンスクリット語の「yuj(ユジュ)」には、「つなぐ」と言う意味がある。
―自然と繋がると言う感覚を味わいたいと思っている人はいっぱいいると思うし、日常生活の中で感じていなくても、根底にそういう想いがあると言う人は絶対にいると思います。
橋口
確かに。その感覚を忘れている人も多いと思います。
私が初めてヨガをした時も、世の中の人は本当にヨガをした方がいい!って、強く思ったんですよね。
ただ呼吸に意識を向けて体を動かして、自分のために自分の事をやっているだけなのに、なんでこんなに気持ちが整うんだろう。こんな時間の使い方があるんだ。そう言う事をすごく実感できたんです。
自分と繋がって、自分の感覚を大事にしてもらう。そんな、快適に過ごせるような時間のサポートを、今の時代だからこそできたらいいなと思っています。
自分と繋がる、自然と繋がる。
―自分と繋がると言うところから始まって、次第に自然と繋がると言う想いに変わってきたのでしょうか?
橋口
そうです。自分と繋がってみて、そのあと、自然にすごく生かされているんだと気付きました。こんなにあたり前に呼吸をしているけれど、酸素がないと私たちは生きていないなって。
そうすると、自然界にあるものにも自然と感謝の気持ちが湧いてきて…
「全部当たり前と思っていたけど、当たり前じゃないんだ。」
そう言う感覚になって、自然と繋がると言う事を意識するようになっていったのだと思います。
変化を楽しみながら
―最後に、読者の皆様、YouTubeチャンネルをご覧頂いている視聴者の皆様に、メッセージをお願いします。
橋口
こんにちは。ヨガインストラクターのひとみです。数ある配信から、畳ヨガチャンネルや、こちらの記事をご覧いただきありがとうございます。
ヨガの目指すゴールは、満たされた心を培うことだと言われています。
忙しい日々の合間に、自分との繫がりや自然との繋がりを持てるような、みなさまにそっと寄り添う時間を、サポートできればと思っています。
見て頂いた人がどう言うヨガを知りたいか、そのような希望も形にしていきたいので、またお気軽にコメントやご要望を頂けたら嬉しいですし、コメントを頂く事で、より分かりやすくヨガの魅力をお伝えできたらいいなと思います。
―ありがとうございます!ひとみ先生の想いを多くの方に伝えていけたらと思います。自分の奥さんも、痩せたい!って思いだけでヨガをやっているので、ひとみ先生はこんな風に考えているんだよって言うのを伝えてみます笑
橋口
最初はそれでいいと思いますよ笑 自然とそれが変わっていくと思うので。
自分が変化していく感覚を楽しみながらやってもらいたいし、無理してそっちに行こうとして歪みが出て続かないってなったら勿体ないから。
きっかけはなんであれ、続けていく事に意味があると思います。
―自分も畳ヨガ、丸めて置いたりしているのでちゃんと敷くようにしておきます笑
橋口
敷きっぱなしが一番いいですよ!オススメの使い方です笑
収録日:2021年6月21日
収録場所:福岡県三潴郡大木町
インタビュー・撮影:伊東朋宏
企画:株式会社イケヒコ・コーポレーション
畳ヨガについてはこちら
ひとみ先生のヨガ動画はこちら
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