羽毛布団の選び方のコツとは？ 更新日: 2022-02-02 投稿日: 2022-01-11 暮らしの知恵 目次1 羽毛布団の選び方のコツとは？2 羽毛布団の選び方のコツ2.1 羽毛の種類を保温性で選ぶ2.2 羽毛が偏らないキルトを選ぶ2.3 体にフィットする生地を選ぶ3 快適な睡眠のために羽毛布団の選び方を押さえよう 羽毛布団の選び方のコツとは？ 夏冬どちらも重宝する羽毛布団ですが、種類が豊富なため選ぶのに苦労している方も多いのではないでしょうか。実は羽毛布団には選び方にいくつかコツがあります。このコツを押さえておくだけで、自分にぴったりな布団を選びやすくなるでしょう。 今回は羽毛布団選びのコツをわかりやすく簡単に解説していきます。これから買換え・購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。 羽毛布団の選び方のコツ 羽毛布団の選ぶときのポイントには、羽毛の種類やキルト、生地などがあります。選び方のコツをしっかり押さえて選んでみてください。 羽毛の種類を保温性で選ぶ 羽毛はダック・グース・マザーグースの3種類あります。体の大きさでいうとマザーグースが大きく、ダックが小さいです。小さい鳥から採れるダウンボールは小さいため、高い保温性は期待できません。大きい鳥から採れるダウンボールの方が、サイズが大きく保温性が高い傾向にあります。 ここでは、羽毛の種類ごとの特徴を押さえておきましょう。 ダック ダックはアヒルの羽毛です。他の2つと比べてダウンボールが小さく、比較的安価で購入できます。 ダウンボールが大きいほど保温性が高くなるため、グース・マザーグースよりも保温性が低いのが特徴です。始めて羽毛布団を使う人や来客用の羽毛布団を用意したい人におすすめの羽毛でしょう。 グース グースはガチョウの羽毛です。ダックよりもダウンボールが大きく、保温性も高くなります。グースを使用した羽毛布団は軽くてかけ心地がよく、温かいのが特徴です。 ダックよりも価格は上がりますが、長く使い続けたい人はグースやマザーグースの羽毛布団がおすすめです。 マザーグース マザーグースはガチョウの羽毛で、繁殖用として育てられた親鳥のことを指します。グースよりも体が大きいため、摂れるダウンボールも大きいのが特徴です。サイズが大きい分、保温性も高くなります。 ダック・グース・マザーグースの3つの種類の中でも保温性が高く、ハリや弾力性も高い分高価です。長く使い続けたい、または保温性の高い羽毛布団を探している方は検討してみてはいかがでしょうか。 羽毛が偏らないキルトを選ぶ キルトとは羽毛布団の生地を縫う技術のことです。キルトには布団の中の羽毛が一か所に偏らないように調整したり、布団の膨らみ具合を維持したりする役割があります。 体と布団をフィットさせる役割もあり、キルトの種類によって使い心地が大きく変わります。羽毛布団を快適に使うためにも、キルト選びは重要なポイントです。 よく羽毛布団に使われているキルトは、タタキキルト・立体キルト・二層キルトの3種類です。ここでは各キルトの特徴を解説します。 タタキキルト タタキキルトは平キルトともいわれる縫い付け方です。羽毛布団の表生地・裏生地を直接縫い付けるため、低コストで縫製できるのが特徴。夏場に使用する羽毛布団はよいのですが、冬用などの厚い羽毛布団だと縫い目が薄くなってしまい、保温性が低下してしまいます。 タタキキルトは、夏用の安い羽毛布団を探している方におすすめです。 立体キルト 立体キルトは多くの羽毛布団で採用されている縫い付け方です。布団の表生地と裏生地の間にマチという仕切りを入れ、各仕切りの内側に羽毛を吹き込みます。マチがある分、タタキキルトよりも膨らみが増すのが特徴です。またマチがある分、熱が逃げにくくなり保温性も高くなります。 ただし長く使用し続けると羽毛が偏ってしまう恐れがある点は注意しなくてはいけません。 二層キルト 二層キルトはツインキルトとも呼ばれており、表生地・裏生地で異なる縫い付け方です。表生地・裏生地の縫い目を交互にすることで、羽毛が偏りにくい構造となっています。熱が逃げにくく、立体キルトよりも保温性が高いのが特徴です。 保温性が高い縫い付け方ですが、裏生地と表生地の間に布が入るため他のキルトと比べて重くなりやすいのが難点。羽毛が偏りにくく保温性の高い布団を探している人におすすめです。 体にフィットする生地を選ぶ 羽毛布団にはかたい生地と柔らかい生地があり、かたさによって体へのフィット具合が変わります。快適に眠るためには、体にフィットする生地を選ぶのがおすすめです。 かたい生地は羽毛布団と体の間にすき間ができやすく、中の空気が外に逃げてしまいやすくなります。柔らかい生地なら、体にフィットして羽毛布団と体のすき間を少なくできます。このすき間が少ない分、熱を逃しにくいため冬でも快適に眠りやすくなるでしょう。 快適な睡眠のために羽毛布団の選び方を押さえよう 羽毛布団の選び方を押さえておくだけで自分にぴったりな商品を選びやすくなり、快適な睡眠を手に入れられます。羽毛布団を選ぶ際には、羽毛の種類・キルト・生地をチェックしてみましょう。 イケヒコオンラインショップでは、優れた羽毛布団を多く取り扱っています。リーズナブルな価格で購入できるものから機能性に優れた羽毛布団まで幅広くラインナップしているため、今回紹介した羽毛布団の選び方をしっかり押さえて、いろんな羽毛布団を比較検討してみてください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 ikehiko イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る ＞ 関連サイト一覧 イケヒコ公式通販サイト い草とこたつの専門店-い草屋さんこたつ屋さん ラグ・カーペット・寝具の専門店-hikora（ヒコラ） 畳の専門店-TATAMIZUKI（タタミズキ） インテリアセレクトショップ-irashiikurashi（アイラシイクラシ） wakore-世代を超えて受け継がれれてきたものを次の時代へ IKEHIKO CLIP-住ビジネスの動向やトレンドを届けるコミュニティ型メディア 卸・仕入れ・ドロップシッピングのIKEMART 最新記事 by ikehiko (全て見る) 失敗しない！マンション改装のチェックポイント - 2022.03.15 家を買う際はいくら必要？住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 - 2022.03.15 家を買うタイミングの決め方は？他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 - 2022.03.15 関連記事: 快適に眠れる掛け布団の選び方 キルトラグとは？軽くて快適！失敗しないキルトラグの選び方 ラグやカーペットのダニ対策。効果的なダニの駆除の仕方について。ラグ カーペットのダニはこうやって退治しよう 父の日におすすめ！ユニークで変わったプレゼントを紹介
目次1 羽毛布団の選び方のコツとは？2 羽毛布団の選び方のコツ2.1 羽毛の種類を保温性で選ぶ2.2 羽毛が偏らないキルトを選ぶ2.3 体にフィットする生地を選ぶ3 快適な睡眠のために羽毛布団の選び方を押さえよう 羽毛布団の選び方のコツとは？ 夏冬どちらも重宝する羽毛布団ですが、種類が豊富なため選ぶのに苦労している方も多いのではないでしょうか。実は羽毛布団には選び方にいくつかコツがあります。このコツを押さえておくだけで、自分にぴったりな布団を選びやすくなるでしょう。 今回は羽毛布団選びのコツをわかりやすく簡単に解説していきます。これから買換え・購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。 羽毛布団の選び方のコツ 羽毛布団の選ぶときのポイントには、羽毛の種類やキルト、生地などがあります。選び方のコツをしっかり押さえて選んでみてください。 羽毛の種類を保温性で選ぶ 羽毛はダック・グース・マザーグースの3種類あります。体の大きさでいうとマザーグースが大きく、ダックが小さいです。小さい鳥から採れるダウンボールは小さいため、高い保温性は期待できません。大きい鳥から採れるダウンボールの方が、サイズが大きく保温性が高い傾向にあります。 ここでは、羽毛の種類ごとの特徴を押さえておきましょう。 ダック ダックはアヒルの羽毛です。他の2つと比べてダウンボールが小さく、比較的安価で購入できます。 ダウンボールが大きいほど保温性が高くなるため、グース・マザーグースよりも保温性が低いのが特徴です。始めて羽毛布団を使う人や来客用の羽毛布団を用意したい人におすすめの羽毛でしょう。 グース グースはガチョウの羽毛です。ダックよりもダウンボールが大きく、保温性も高くなります。グースを使用した羽毛布団は軽くてかけ心地がよく、温かいのが特徴です。 ダックよりも価格は上がりますが、長く使い続けたい人はグースやマザーグースの羽毛布団がおすすめです。 マザーグース マザーグースはガチョウの羽毛で、繁殖用として育てられた親鳥のことを指します。グースよりも体が大きいため、摂れるダウンボールも大きいのが特徴です。サイズが大きい分、保温性も高くなります。 ダック・グース・マザーグースの3つの種類の中でも保温性が高く、ハリや弾力性も高い分高価です。長く使い続けたい、または保温性の高い羽毛布団を探している方は検討してみてはいかがでしょうか。 羽毛が偏らないキルトを選ぶ キルトとは羽毛布団の生地を縫う技術のことです。キルトには布団の中の羽毛が一か所に偏らないように調整したり、布団の膨らみ具合を維持したりする役割があります。 体と布団をフィットさせる役割もあり、キルトの種類によって使い心地が大きく変わります。羽毛布団を快適に使うためにも、キルト選びは重要なポイントです。 よく羽毛布団に使われているキルトは、タタキキルト・立体キルト・二層キルトの3種類です。ここでは各キルトの特徴を解説します。 タタキキルト タタキキルトは平キルトともいわれる縫い付け方です。羽毛布団の表生地・裏生地を直接縫い付けるため、低コストで縫製できるのが特徴。夏場に使用する羽毛布団はよいのですが、冬用などの厚い羽毛布団だと縫い目が薄くなってしまい、保温性が低下してしまいます。 タタキキルトは、夏用の安い羽毛布団を探している方におすすめです。 立体キルト 立体キルトは多くの羽毛布団で採用されている縫い付け方です。布団の表生地と裏生地の間にマチという仕切りを入れ、各仕切りの内側に羽毛を吹き込みます。マチがある分、タタキキルトよりも膨らみが増すのが特徴です。またマチがある分、熱が逃げにくくなり保温性も高くなります。 ただし長く使用し続けると羽毛が偏ってしまう恐れがある点は注意しなくてはいけません。 二層キルト 二層キルトはツインキルトとも呼ばれており、表生地・裏生地で異なる縫い付け方です。表生地・裏生地の縫い目を交互にすることで、羽毛が偏りにくい構造となっています。熱が逃げにくく、立体キルトよりも保温性が高いのが特徴です。 保温性が高い縫い付け方ですが、裏生地と表生地の間に布が入るため他のキルトと比べて重くなりやすいのが難点。羽毛が偏りにくく保温性の高い布団を探している人におすすめです。 体にフィットする生地を選ぶ 羽毛布団にはかたい生地と柔らかい生地があり、かたさによって体へのフィット具合が変わります。快適に眠るためには、体にフィットする生地を選ぶのがおすすめです。 かたい生地は羽毛布団と体の間にすき間ができやすく、中の空気が外に逃げてしまいやすくなります。柔らかい生地なら、体にフィットして羽毛布団と体のすき間を少なくできます。このすき間が少ない分、熱を逃しにくいため冬でも快適に眠りやすくなるでしょう。 快適な睡眠のために羽毛布団の選び方を押さえよう 羽毛布団の選び方を押さえておくだけで自分にぴったりな商品を選びやすくなり、快適な睡眠を手に入れられます。羽毛布団を選ぶ際には、羽毛の種類・キルト・生地をチェックしてみましょう。 イケヒコオンラインショップでは、優れた羽毛布団を多く取り扱っています。リーズナブルな価格で購入できるものから機能性に優れた羽毛布団まで幅広くラインナップしているため、今回紹介した羽毛布団の選び方をしっかり押さえて、いろんな羽毛布団を比較検討してみてください。
