簡単!毎日のラグ・カーペット掃除方法

日々のラグ・カーペット掃除方法

生活を快適にしてくれるラグ・カーペットですが、その上で生活していると日々汚れてしまいます。シミのようなはっきりとした汚れがなくても、ほこりや食べカス、外から入り込んだ砂や髪の毛が奥に入り込んでしまいますし、人間の皮脂汚れもついてしまいます。

そこで今回は、自分でできるラグ・カーペットの掃除方法について解説します。

目に見えなくてもラグ・カーペットは汚れている

日々のラグ・カーペット掃除方法

日々生活していると、ラグ・カーペットは自然と汚れていきます。食べかす・髪の毛・ほこり・砂・私たちの汗や皮脂などが、代表的な汚れの原因です。また、ラグ・カーペットはダニやカビの温床にもなりやすく、放置しているとどんどん悪化します。

日頃、粘着クリーナー(コロコロ)だけを使ってラグ・カーペットの掃除をしている方もいるかもしれませんが、コロコロだけを使って掃除すると、汚れをラグ・カーペットの奥に追いやってしまうので、実はしっかり掃除できていないということもあるのです。

ラグ・カーペットの掃除、基本3ステップ

日々のラグ・カーペット掃除方法

ラグ・カーペットの掃除は以下の3ステップで行なってください。

ステップ1.掃除機をかける

ラグ・カーペットについた汚れを奥に追いやらないためには、掃除機で吸い取ることが大切です。しかし、ただ掃除機をかけるだけでは、奥に入り込んだ汚れを吸い出すことができません。

掃除機をかけるときは、ラグ・カーペットの毛の方向の流れに逆らってかけます。寝てしまっている毛を逆立てるイメージで掃除機をかけると、奥に入り込んでいる汚れを吸い出すことができます。

その後、逆立てた毛に対して直角に2方向から掃除機をかけていきます。こうすることで逆立てただけでは吸いきれなかった汚れも吸い出すことができるのです。

また掃除機のノズルの全体をラグ・カーペットにぴったりつけて、ゆっくり手前に弾きながらかけましょう。掃除機は引いた時の方が吸引力が高くなります。70cmくらいの距離を3秒くらいかけるスピードで動かすと、しっかり根元の汚れまで取れるので意識してみましょう。

ステップ2.粘着クリーナー(コロコロ)を使う

掃除機をかけてもラグ・カーペットの毛に絡まってしまた髪の毛などは取りきれないかもしれません。そんな時がコロコロの出番です。

掃除機と同じように毛を逆立てるようにしてコロコロを動かします。その後また同じように逆立てた方向に対して直角にコロコロをかけましょう。ラグ・カーペットの汚れを取るには、粘着力が高い「ラグ・カーペット用」と書かれた商品を選んでください。

ステップ 3. 汚れを拭き取る

ラグ・カーペットは布製品なので、拭き掃除をしていない方も多いかもしれません。しかし私たちの汗や皮脂といった汚れは、拭き取らないとそのまま残り続けてしまいます。

ラグ・カーペットを拭くときは重曹を使って作った重曹水がおすすめです。

スプレーボトルに水100mlと重曹小さじ1を入れて、しっかり溶かします。あとは重曹水をラグ・カーペット全体に吹きかけ、雑巾で拭き取りましょう。重曹は油を溶かす効果があるので、皮脂汚れを落とすのに最適です。

重曹がない場合は衣類用の中性洗剤を使ってもOKです。濡らして硬く絞った雑巾に洗剤を数滴たらして馴染ませ、ラグ・カーペット全体を拭きあげます。あとは洗剤のついていない濡らした雑巾でもう一度拭けば完了です。

しっかり掃除したい時のもうひと手間

日々のラグ・カーペット掃除方法

毎日は大変ですが、ラグ・カーペットをしっかり掃除したいときは、スチームクリーナーかスチームアイロンを使ってひと手間プラスすると、ラグ・カーペットに住み着いたダニを死滅させることができます。

スチームクリーナーをラグ・カーペット全体にかけるか、スチームアイロンを少しラグ・カーペットから話して蒸気をあてます。全体にかけたら仕上げに掃除機をかけて、死滅させたダニの死骸を吸い取れば完了です。

スチームをかけた後のラグ・カーペットは湿っているので、しっかり乾燥させればラグ・カーペットが綺麗になるだけでなく除菌もできます。

定期的に掃除をする習慣をつければラグ・カーペットは汚れにくくなる

日々のラグ・カーペット掃除方法

以上、毎日のラグ・カーペット掃除方法でした。

定期的に掃除をする習慣をつければ、ラグ・カーペットは汚れにくくなり、長持ちします。お気に入りのラグ・カーペットを長く大切に使いましょう。