布団の上にマットレスを敷く時に気をつけたい事 更新日: 2022-08-08 投稿日: 2021-10-13 寝具暮らしの知恵 目次1 布団の上に敷くマットレス2 布団の上にマットレスを敷く時に気をつけたい事2.1 マットレスの上に直接眠るのはNG2.2 マットレスの上に敷布団はNG2.3 重ね使いの場合は、マットレスを上に3 布団の上に敷くアイテム一覧3.1 敷パッド3.2 ベッドパッド3.3 マットレストッパー3.4 マットレスプロテクター4 マットレスを正しく使って、快適な眠りを! 布団の上に敷くマットレス 一般的なベッドマットレス以外にも、敷布団の上に敷くタイプのマットレスがあります。ベッドのような寝心地を体感したいけど、ベッドを置く場所がない…そんな方でも手軽に取り入れられるでしょう。 今回は、布団の上にマットレスを敷く際の注意点や、寝具周りのアイテムなどを紹介します。気軽に取り入れられるマットレストッパーについても解説するので、購入を考えている方は参考にしてみてください。 布団の上にマットレスを敷く時に気をつけたい事 布団の上にマットレスをセットしても、その上に直接眠ると汗染みや汚れの原因となることがあります。 また、マットレスと布団の位置を上下逆にしてしまうと、マットレスの機能性が生かされず、カビの原因となってしまうこともあります。そうならないためにも、マットレスは敷布団の上に重ねて使うようにしましょう。 マットレス以外にも、布団の上に敷ける便利なアイテムがあります。上に重ねて使っても良いですし、単体で使うこともできるため、機能性を確認しながら上手に取り入れましょう。 マットレスの上に直接眠るのはNG マットレスの上に敷布団はNG 重ね使いの場合は、マットレスを上に マットレスの上に直接眠るのはNG マットレスを置いたことに満足していまい、上に何も敷かずに寝てしまったことがある人は多いのではないでしょうか。 マットレス上に直接眠ると、寝汗などがそのままマットレス内に蓄積してしまい、不衛生な状態となりとても危険です。また、汚れがつきやすく、アレルギーや皮膚トラブルにつながる場合もあります。 一度購入したら長く愛用したいマットレス。正しく使って寿命を縮めないようにしましょう。 汗が染みこみカビが発生 マットレスに何も敷かず直接眠ってしまうと、睡眠中の汗が染み込んでしまい、汗染みの原やニオイのもとになることもあります。 定期的にクリーニングできると良いですが、費用もかさんで手軽に手入れすることは難しいでしょう。長年の汗汚れなどが蓄積し、カビが発生してしまうことも。 マットレスの寿命を縮めてしまうことになるので、注意しましょう。 汚れがつきやすい 皮脂や髪の毛など、睡眠中には様々な汚れが付着しやすく、雑菌の温床にもなりかねないです。そのまま放置しておくことで、ダニが発生したり、アレルギー症状へとつながることも。 また、液体状のものをこぼしてしまうと、汚れを拭き取ったり乾燥させなければならず、自分で手入れするのは難しいでしょう。ニオイや汚れが残ってしまい、マットレスの劣化へとつながります。そのため、小さい子供やペットのいる家庭は特に注意が必要です。 マットレスの上に敷布団はNG マットレスは、敷布団の上に敷くことで睡眠をサポートしてくれますが、敷布団の下に敷くことは衛生面の悪化や寝姿勢にも影響するので、やめた方が良いでしょう。湿気がこもりやすくなることでカビの原因となったり、マットレス本来の寝心地の良さを実感できなくなってしまいます。 また、敷布団や体が沈み込んでしまうことにより、寝姿勢の悪化へとつながることもあります。寝ても疲れがとれなかったり、腰痛の原因にもなりかねないので、正しい使い方を知っておきましょう。 湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい マットレスの内部は手入れが難しく、種類によっては通気性も悪くなりがち。その上に敷布団を敷いてしまうと、さらに空気の通り道がなくなり、湿気がこもりやすくなってしまいます。 マットレスと敷布団との間にカビが発生しやすくなるので、おすすめできません。 マットレスの寝心地を低下 マットレスには、高反発や低反発など様々な機能があり、敷布団にはない寝心地をサポートしてくれます。メッシュ生地で熱がこもりにくいものや、体圧分散に優れたタイプまで素材の種類もさまざま。 マットレスの上に敷布団を敷いてしまうと、敷布団の厚みを増やすことはできても、せっかくの優れた機能が生かせず台無しになってしまいます。 また、上に重ねることでマットレス全体の劣化が進んだり、寿命を縮めてしまう原因にもつながるでしょう。 身体が沈み込み、寝姿勢が悪化 敷布団は平らな場所に敷く分には問題ないですが、マットレスの上に敷くと土台が安定せず、寝姿勢にも影響します。特に低反発タイプなどの柔らかい素材は注意が必要です。体に沿って柔らかく包み込むようにできているため、敷布団ごと沈んでしまい、寝姿勢も悪化してしまいます。 本来であれば体圧分散に優れて体のラインをサポートしてくれるマットレスも、敷布団を重ねることで体が沈み込んでしまい、腰痛の原因になることもあるので注意が必要です。 重ね使いの場合は、マットレスを上に 厚みの調整や寝心地改善のために重ね使いしたい場合は、敷布団の上にマットレスを敷くのが良いでしょう。 敷布団の上に重ねることを想定して作られたマットレスなら、通気性にも優れ、衛生面でも安心して使えます。洗濯機で洗えるタイプや抗菌防臭機能付きのものもあるので、定期的に手入れをすることで清潔感をキープできるでしょう。 トッパータイプのものならゴムバンドも付いているので、就寝中のずれが心配な方にもおすすめです。 布団の上に敷くアイテム一覧 機能性に優れた敷パッドから、ベッドのような眠り心地に変えてくれるマットレストッパーまで、布団の上で使えるアイテムはさまざま。 重ねるだけで簡単に使えるものが多いので、気軽に取り入れてみましょう。 敷パッド ベッドパッド マットレストッパー マットレスプロテクター 敷パッド 敷パッドとは、敷布団カバーやシーツの上に重ねて敷くもの。寝ている間の汗を吸収してくれて、マットレスに直接汗が染みつくことを防ぎます。吸湿速乾性や抗菌防ダニ性など、機能性が充実しているタイプもあるため、マットレスを清潔に使うためには必須アイテムです。 サラッとした冷感タイプやマイクロファイバー製など、暖かい質感の敷パッドは季節に合わせて使い分けてみると良いでしょう。取り外しも簡単で洗濯もできますよ。 ベッドパッド ベッドパットは、マットレスや敷布団、トッパーなどに重ねることで汚れを防いでくれたり、汗を吸収してくれる役割があります。 また、クッション性のあるものが多く、既存のベッドマットレスでは物足りない方や、敷布団の上に重ねて寝心地を改善したい方にもぴったり。シーツの下に敷くのでずれる心配もなく、直接肌に触れることもありません。 皮脂汚れなどが付きがちな敷パッドと比べると、こまめな手入れも必要ないので手軽に取り入れられるでしょう。 マットレストッパー 敷布団やベッドマットレスに重ねるだけで使用できるマットレストッパーは、その手軽さが人気。 通常のマットレスと同じように反発力があるので、寝姿勢をしっかりサポートしてくれます。厚みも5cm前後のものが多く、持ち運びも楽ちん。ゴムバンドで簡単に取り付けることができるので、マットレスのへたりが気になる方や敷布団の寝心地を変えてみたい方は試してみると良いでしょう。 ウレタンからフェザーやラテックスなど、素材もさまざまです。包まれるような眠りを体感したい方は、低反発タイプがおすすめです。 マットレスプロテクター マットレスプロテクターとは、マットレスそのものを保護してくれるアイテムで、汗や汚れ、カビなどからマットレスを守ってくれたり、マットレスへのダニの侵入を防いでくれます。 マットレス全体を保護したい場合は、ボックスシーツのように全体をカバーするタイプや、チャック付きのものが良いでしょう。全体をカバーすることにより、ダニやアレルギー物質の侵入を防ぎ、清潔感を保ってくれます。 子供のおねしょなどが心配な方は防水タイプがおすすめです。 敷パッドのようなゴムバンドタイプもあるので、目的に合ったものを選ぶと良いですよ。 マットレスを正しく使って、快適な眠りを! 既存の布団にマットレスを取り入れる際、重ねる順番を守ることや、マットレス上に直接眠らず、敷パッドなどの寝具アイテムを使うことが重要です。 正しく使うことで、寝姿勢の悪化を防ぎ、快適な眠りを手に入れられるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: 知っていますか?「イブル」を用いたイブルラグ 和室の畳の上にベッドを置くときの注意点 羽毛布団を自宅で洗濯!?洗濯・乾燥方法を解説 買い替えのサイン!羽毛布団の寿命について
目次1 布団の上に敷くマットレス2 布団の上にマットレスを敷く時に気をつけたい事2.1 マットレスの上に直接眠るのはNG2.2 マットレスの上に敷布団はNG2.3 重ね使いの場合は、マットレスを上に3 布団の上に敷くアイテム一覧3.1 敷パッド3.2 ベッドパッド3.3 マットレストッパー3.4 マットレスプロテクター4 マットレスを正しく使って、快適な眠りを! 布団の上に敷くマットレス 一般的なベッドマットレス以外にも、敷布団の上に敷くタイプのマットレスがあります。ベッドのような寝心地を体感したいけど、ベッドを置く場所がない…そんな方でも手軽に取り入れられるでしょう。 今回は、布団の上にマットレスを敷く際の注意点や、寝具周りのアイテムなどを紹介します。気軽に取り入れられるマットレストッパーについても解説するので、購入を考えている方は参考にしてみてください。 布団の上にマットレスを敷く時に気をつけたい事 布団の上にマットレスをセットしても、その上に直接眠ると汗染みや汚れの原因となることがあります。 また、マットレスと布団の位置を上下逆にしてしまうと、マットレスの機能性が生かされず、カビの原因となってしまうこともあります。そうならないためにも、マットレスは敷布団の上に重ねて使うようにしましょう。 マットレス以外にも、布団の上に敷ける便利なアイテムがあります。上に重ねて使っても良いですし、単体で使うこともできるため、機能性を確認しながら上手に取り入れましょう。 マットレスの上に直接眠るのはNG マットレスの上に敷布団はNG 重ね使いの場合は、マットレスを上に マットレスの上に直接眠るのはNG マットレスを置いたことに満足していまい、上に何も敷かずに寝てしまったことがある人は多いのではないでしょうか。 マットレス上に直接眠ると、寝汗などがそのままマットレス内に蓄積してしまい、不衛生な状態となりとても危険です。また、汚れがつきやすく、アレルギーや皮膚トラブルにつながる場合もあります。 一度購入したら長く愛用したいマットレス。正しく使って寿命を縮めないようにしましょう。 汗が染みこみカビが発生 マットレスに何も敷かず直接眠ってしまうと、睡眠中の汗が染み込んでしまい、汗染みの原やニオイのもとになることもあります。 定期的にクリーニングできると良いですが、費用もかさんで手軽に手入れすることは難しいでしょう。長年の汗汚れなどが蓄積し、カビが発生してしまうことも。 マットレスの寿命を縮めてしまうことになるので、注意しましょう。 汚れがつきやすい 皮脂や髪の毛など、睡眠中には様々な汚れが付着しやすく、雑菌の温床にもなりかねないです。そのまま放置しておくことで、ダニが発生したり、アレルギー症状へとつながることも。 また、液体状のものをこぼしてしまうと、汚れを拭き取ったり乾燥させなければならず、自分で手入れするのは難しいでしょう。ニオイや汚れが残ってしまい、マットレスの劣化へとつながります。そのため、小さい子供やペットのいる家庭は特に注意が必要です。 マットレスの上に敷布団はNG マットレスは、敷布団の上に敷くことで睡眠をサポートしてくれますが、敷布団の下に敷くことは衛生面の悪化や寝姿勢にも影響するので、やめた方が良いでしょう。湿気がこもりやすくなることでカビの原因となったり、マットレス本来の寝心地の良さを実感できなくなってしまいます。 また、敷布団や体が沈み込んでしまうことにより、寝姿勢の悪化へとつながることもあります。寝ても疲れがとれなかったり、腰痛の原因にもなりかねないので、正しい使い方を知っておきましょう。 湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい マットレスの内部は手入れが難しく、種類によっては通気性も悪くなりがち。その上に敷布団を敷いてしまうと、さらに空気の通り道がなくなり、湿気がこもりやすくなってしまいます。 マットレスと敷布団との間にカビが発生しやすくなるので、おすすめできません。 マットレスの寝心地を低下 マットレスには、高反発や低反発など様々な機能があり、敷布団にはない寝心地をサポートしてくれます。メッシュ生地で熱がこもりにくいものや、体圧分散に優れたタイプまで素材の種類もさまざま。 マットレスの上に敷布団を敷いてしまうと、敷布団の厚みを増やすことはできても、せっかくの優れた機能が生かせず台無しになってしまいます。 また、上に重ねることでマットレス全体の劣化が進んだり、寿命を縮めてしまう原因にもつながるでしょう。 身体が沈み込み、寝姿勢が悪化 敷布団は平らな場所に敷く分には問題ないですが、マットレスの上に敷くと土台が安定せず、寝姿勢にも影響します。特に低反発タイプなどの柔らかい素材は注意が必要です。体に沿って柔らかく包み込むようにできているため、敷布団ごと沈んでしまい、寝姿勢も悪化してしまいます。 本来であれば体圧分散に優れて体のラインをサポートしてくれるマットレスも、敷布団を重ねることで体が沈み込んでしまい、腰痛の原因になることもあるので注意が必要です。 重ね使いの場合は、マットレスを上に 厚みの調整や寝心地改善のために重ね使いしたい場合は、敷布団の上にマットレスを敷くのが良いでしょう。 敷布団の上に重ねることを想定して作られたマットレスなら、通気性にも優れ、衛生面でも安心して使えます。洗濯機で洗えるタイプや抗菌防臭機能付きのものもあるので、定期的に手入れをすることで清潔感をキープできるでしょう。 トッパータイプのものならゴムバンドも付いているので、就寝中のずれが心配な方にもおすすめです。 布団の上に敷くアイテム一覧 機能性に優れた敷パッドから、ベッドのような眠り心地に変えてくれるマットレストッパーまで、布団の上で使えるアイテムはさまざま。 重ねるだけで簡単に使えるものが多いので、気軽に取り入れてみましょう。 敷パッド ベッドパッド マットレストッパー マットレスプロテクター 敷パッド 敷パッドとは、敷布団カバーやシーツの上に重ねて敷くもの。寝ている間の汗を吸収してくれて、マットレスに直接汗が染みつくことを防ぎます。吸湿速乾性や抗菌防ダニ性など、機能性が充実しているタイプもあるため、マットレスを清潔に使うためには必須アイテムです。 サラッとした冷感タイプやマイクロファイバー製など、暖かい質感の敷パッドは季節に合わせて使い分けてみると良いでしょう。取り外しも簡単で洗濯もできますよ。 ベッドパッド ベッドパットは、マットレスや敷布団、トッパーなどに重ねることで汚れを防いでくれたり、汗を吸収してくれる役割があります。 また、クッション性のあるものが多く、既存のベッドマットレスでは物足りない方や、敷布団の上に重ねて寝心地を改善したい方にもぴったり。シーツの下に敷くのでずれる心配もなく、直接肌に触れることもありません。 皮脂汚れなどが付きがちな敷パッドと比べると、こまめな手入れも必要ないので手軽に取り入れられるでしょう。 マットレストッパー 敷布団やベッドマットレスに重ねるだけで使用できるマットレストッパーは、その手軽さが人気。 通常のマットレスと同じように反発力があるので、寝姿勢をしっかりサポートしてくれます。厚みも5cm前後のものが多く、持ち運びも楽ちん。ゴムバンドで簡単に取り付けることができるので、マットレスのへたりが気になる方や敷布団の寝心地を変えてみたい方は試してみると良いでしょう。 ウレタンからフェザーやラテックスなど、素材もさまざまです。包まれるような眠りを体感したい方は、低反発タイプがおすすめです。 マットレスプロテクター マットレスプロテクターとは、マットレスそのものを保護してくれるアイテムで、汗や汚れ、カビなどからマットレスを守ってくれたり、マットレスへのダニの侵入を防いでくれます。 マットレス全体を保護したい場合は、ボックスシーツのように全体をカバーするタイプや、チャック付きのものが良いでしょう。全体をカバーすることにより、ダニやアレルギー物質の侵入を防ぎ、清潔感を保ってくれます。 子供のおねしょなどが心配な方は防水タイプがおすすめです。 敷パッドのようなゴムバンドタイプもあるので、目的に合ったものを選ぶと良いですよ。 マットレスを正しく使って、快適な眠りを! 既存の布団にマットレスを取り入れる際、重ねる順番を守ることや、マットレス上に直接眠らず、敷パッドなどの寝具アイテムを使うことが重要です。 正しく使うことで、寝姿勢の悪化を防ぎ、快適な眠りを手に入れられるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。