親子
「いそがしい朝に子供がお漏らし!」そんな時に困るのが、おねしょ布団をどうするかです。
ぐっしょり濡れた敷布団を見て、見て見ぬふりをしたくなる方も多いのではないでしょうか。そのまま放置すると臭いが取れなくなってしまうことも。
しかし、おねしょは比較的落としやすい「水溶性の汚れ」です。適切に対処すればカンタンにキレイにできます。
当記事では、おねしょ布団の洗い方について解説します。「敷布団におねしょしたら?」「洗えない布団の対処方法は?」おねしょ布団に困ったら、ぜひ当記事をお役立てください。

目次

やってはいけないおねしょ布団の対処方法

おねしょで濡れた布団は対処方法を間違えると、臭いや汚れが落ちなくなってしまいます。おねしょの水分でカビが発生してしまうことも。
「これだけはやらないで!」というNG対処方法を4つ解説します。

何も対処しないまま、天日干し

おねしょ布団を汚れたまま干すのはNGです。布団が乾いてもアンモニアなどの固形成分が残ってしまいます。 部分的にでも汚れた部分を洗い流し、水分をとることで黄ばみや臭いを軽減できます。

放置する

忙しい朝のおねしょ布団はつい見て見ぬふりをしたくなりますが、放置するのはやめましょう。 早めにタオルやペットシートなどを使って水分を取り除きましょう。

直接消臭スプレーをかける

消臭スプレーは奥まで浸透した臭いを消すことができません。また、汚れたままの状態で消臭スプレーをかけると汚れが広がるおそれがあります。

熱湯で洗う

尿の成分には「たんぱく質」が多く含まれています。たんぱく質は熱で固まる性質があるため、熱湯をかけるのはNG。40度以下のぬるま湯で洗いましょう。

おねしょ布団を自宅で部分洗いする方法

布団を洗うときは「部分洗い」がおすすめです。重たい布団を丸ごと洗うのは重労働。部分洗いなら、手間を最小限にすることができますよ。
布団を洗う際は、まず洗濯表示を確認しましょう。「水洗い不可」のマークがある布団は自宅で洗うことができません。クリーニング店に依頼しましょう。
「手洗い可」のマークがあれば部分洗い可能です。あらかじめ洗える布団を選んでおくと安心して洗うことができます。

おねしょの水分を取り除く

まずは水分を取り除きます。布団カバーを外し、濡れた部分にタオルやペットシートなどを押し当てて水分を吸わせましょう。 タオルはマイクロファイバーなどの吸水性の高い素材がおすすめです。 タオルの後処理が面倒な場合は、ペットシートやオムツ、トイレットペーパーを使用するといいでしょう。

おねしょした部分をぬるま湯で洗う

水分がとれたら、お風呂場でシャワーをかけて汚れを流します。温度は40度以下のぬるま湯が最適です。流し終えたら乾いたタオルで水分を拭き取ってください。

天日干しでしっかり乾かす

洗った後は天日干しでしっかりと乾かします。水分が残っているとカビの原因になるため要注意です。室内干しでも乾きますが、太陽光に当てれば殺菌効果や消臭効果も期待できます。

おねしょ布団を自宅で丸洗いする方法

「おねしょの範囲が広い」「何回もおねしょを繰り返して黄ばんでいる」そんな時は布団を丸洗いしましょう。
自宅で洗う場合は天気予報のチェックをお忘れなく。厚い布団は乾くのに2日以上かかる場合があります。しっかり乾かせる日程を選びましょう。
洗濯機に入らない布団を自宅で洗うなら「浴槽」をつかうのがおすすめです。自宅で布団を丸洗いする方法について解説します。

1.浴槽にお湯をためて足踏みして洗う

まずは浴槽に布団が浸かるくらいのお湯をはります。 お湯は40度以下のぬるま湯が適温です。洗剤を溶かし、布団を入れて踏み洗いします。洗い終えたら浴槽の水を抜いてシャワーですすぎましょう。

2.水をしっかり切って天日干し

洗い終えたら絞ってしっかりと水を切ります。絞るのが難しい場合は、自然に水が抜けるのを待ちましょう。浴槽のフチに布団をかけると水が抜けやすくなります。
水が切れたら天日干しでしっかりと乾かします。物干し竿を2本使って真ん中をたるませる「M字干し」がおすすめです。

おねしょ布団をコインランドリーで洗う

「予備の布団がない」「干す場所がない」そんな時は、コインランドリーで洗うのがおすすめです。コインランドリーなら2時間ほどで布団を丸洗いできます。
コインランドリーで洗う際は、布団の洗濯表示を確認してください。「タンブル乾燥可」のマークがあれば乾燥機を使用できます。
洗濯できる布団でも、そのまま入れると綿がよれたり、穴が開いてしまったりすることがあります。 掛け布団は「布団用洗濯ネット」、敷布団は「布団用洗濯バンド」を使用しましょう。

1.おねしょの水分を取り除いておく

まずは、タオルやオムツをつかってしっかりと水分を取り除きましょう。あらかじめ水分を取り除いておくことで、効率的に臭いや汚れを落とすことができます。

2.掛け布団は布団用ネットに入れる、敷布団はバンドで巻いて洗う

掛け布団はネットに入れることでダメージを防ぐことができます。縦に折りたたんでから、端からくるくる巻いて布団用の洗濯ネットに入れましょう。
敷布団は3つ折りし、バンドで固定します。固定することで中綿がヨレるのを防ぐことができます。

3.乾燥機でしっかり乾燥させる

布団は1時間以上乾燥させましょう。乾燥が終わったら中の状態を確認し、湿っていたら時間を延長してください。中までしっかり乾くまで乾燥させます。

コインランドリーでの洗い方を動画で確認する

おねしょ布団をクリーニングに出す際の注意点

自分で洗うのが難しい場合は、クリーニング店に依頼しましょう。クリーニング店であればプロが対応してくれるので安心です。 タオルやペットシート、おむつで水分を拭き取ってから出しましょう。
布団の状態によってはクリーニングできない場合があります。不安があればネットや電話で事前にお店へ確認してください。
布団専用のクリーニング店を選ぶのもおすすめです。ご自宅まで引き取りに来てくれる業者もあります。重たい布団を持ち運ぶ手間なくクリーニングが可能です。

おねしょ布団の簡易対処、洗えない場合の対処方法

「お漏らししたが、洗う時間がない!」「洗えない布団だった!」そんな時の対処方法をご紹介します。
おねしょ布団は洗って干すのが1番ですが、洗わなくても清潔にすることが可能です。

1.おねしょの水分を取り除く

おねしょ汚れは水分を取り除くことがもっとも大切です。 タオルやトイレットペーパーを上から押し当てて、なるべく早く水分を取り除きましょう。オムツやペットシートをつかうと効率よく吸水することができます。

2.クエン酸スプレーを吹きかけて臭い対策

おねしょの臭いが気になるのは「アンモニア」が原因です。 クエン酸スプレーをかければ、アンモニアを中和してイヤな臭いを消してくれますよ。クエン酸スプレーはご自宅でカンタンに作ることができます。

クエン酸スプレーの作り方

クエン酸スプレーの材料は次の通りです。
  • ・水またはぬるま湯(200ml)
  • ・クエン酸(小さじ1)
  • ・空のスプレーボトル
空のスプレーボトルに水とクエン酸を入れ、ボトルを振ってクエン酸を溶かせば完成です。 スプレーを吹きかけたら、再びタオルなどで水分を取り除きましょう。

3.天日干しでしっかり乾かす

汚れを落としたら、天日干しでしっかり乾かします。
水分が残っていると布団の中で雑菌が繁殖してしまいます。中までしっかりと乾燥させましょう。

まとめ

おねしょ布団は早めの対処が大切です。すぐに水分を取り除けば、汚れを最小限にすることができます。 お漏らしの回数が多い場合は乾燥機OKの「洗える布団」を用意しておくと安心です。

コインランドリー&乾燥機どちらも使えるおすすめ洗える布団を紹介!

当店の洗える敷ふとんは4つ折りキルトを採用しており、コンパクトに畳めて洗濯機に入れやすく、さらにタンブラー乾燥まで対応しているので乾かす手間も減らせます。

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イケヒコ編集部

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