ダニ対策におすすめの布団5選!ダニの退治方法・予防方法を解説 更新日: 2023-05-25 投稿日: 2021-12-12 お手入れ寝具 一日の疲れを癒し、日々の睡眠の支えとなってくれている布団。 しかし、一見清潔そうに見えても、実はその内部にはダニが繁殖しており、やがてアレルギー症状や皮膚のかゆみなどを引き起こすケースもあります。 そこでこの記事では、そんな布団に潜むダニの退治方法や、ダニを寄せ付けない方法などについて詳しくご紹介します。 目次1 ダニが繁殖しやすい季節2 布団に潜みやすいダニの種類3 ダニが布団に繁殖しやすい理由3.1 布団にはダニのエサが豊富にある3.2 布団はダニにとって身を隠すのに最適3.3 人の快眠環境はダニが好む環境4 布団のダニを退治する4つの方法4.1 家庭用の布団乾燥機でダニを退治4.2 黒色の布団干しカバー(布団干し袋)を使用して天日干しをする4.3 コインランドリーの乾燥機を使ってダニを退治4.4 布団をクリーニングに出す5 布団のダニ対策予防方法5.1 湿気に注意する5.2 定期的に天日干しする5.3 布団カバーやシーツはこまめに洗濯する5.4 ダニ対策グッズを利用する5.5 防ダニ効果のある布団を使用する6 ダニ対策におすすめの布団5選6.1 ダニの増殖を99.8%抑制する「滅ダニ布団」6.2 防ダニ+洗える布団「清潔寝具セット」6.3 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える敷布団」単品6.4 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える掛け布団」単品6.5 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える布団」6点セット7 退治+予防で快適な睡眠と健康を手に入れよう ダニが繁殖しやすい季節 ダニは1年中生息していますが、特に6月〜9月の梅雨から夏にかけての季節は、高温多湿を好むダニが爆発的に繁殖しやすいと言われています。 ただ、最近の建物は気密性に優れているため、冬でも温かく快適に過ごすことができます。人が快適に過ごせるということは、ダニにとっても快適に過ごせるということです。 暖かくなる時期はもちろんのこと、それ以外の時期も、1年を通してダニ対策を行うことがポイントとなります。 また、アレルギーの原因となるのは、生きているダニではなく、ダニの死がいやフンです。 対策をしてダニを死滅させたら、その死がいをしっかり取り除くところまで気をつけましょう。 それでは以降からは、ダニ対策について詳しく見ていきましょう。 布団に潜みやすいダニの種類 布団に潜んでいることの多いダニはチリダニ(ヒョウダニ)というダニで、その大きさは非常に小さく1㎜以下とされ、目視で見つけることは非常に困難といえます。 チリダニ自体は人を刺す心配はありません。 しかし、チリダニ体に被害を及ぼすのはその死骸やフン、抜け殻などで、これらを吸い込んでしまい、体内に入ってしまったことが原因でアレルギー疾患を起こす場合があります。 また、チリダニが繁殖すると、チリダニを餌とするツメダニが集まってきます。 ツメダニは吸血こそしないものの、人を刺したり、体液を吸うこともあり、爪ダニに刺されると身体が腫れたり痒みに襲われたりすることがあるため注意が必要です。 ダニが布団に繁殖しやすい理由 布団にはダニのエサが豊富にある チリダニ(ヒョウダニ)はフケやアカなどを好んで食べます。 ベッドや布団で睡眠中にも、フケやアカは人体から自然と落ちてきて布団に付着するものなので完全に防ぐことが難しく、ダニにとってはエサに困まらない環境ということになります。 布団はダニにとって身を隠すのに最適 布団の場合は繊維が密集しているため、ダニにとっては隠れやすく、繁殖もしやすい環境です。 人の快眠環境はダニが好む環境 人間の夏の快眠温度は約26℃前後。湿度については60%前後と言われております。 また、ダニは約20℃~30℃、湿度が60%以上を好むため、人間が快適と思う温度・湿度と近い状態となります。 布団は人間だけに限らずダニにとっても居心地のいい場所ということになります。 布団のダニを退治する4つの方法 布団がダニにとって格好の繁殖場所であるならば、家の中でも布団は特に重点的にダニ退治をしておきたいところです。 そして、布団のダニ退治にオススメの方法としては大きく次の4つが挙げられます。ここからはそれぞれの方法について解説していきます。 家庭用の布団乾燥機でダニを退治 家庭用の布団乾燥機の熱でのダニ退治は有効です。温度を50℃以上にするいことでダニ退治に効果的です。 可能であれば乾燥時間は90分~120分程度を1セットとし、3セット程度繰り返せるとより効果的です。 なお、布団乾燥機についても布団の素材によって使用できるものとそうでないものがあるため、事前の確認が必要です。 黒色の布団干しカバー(布団干し袋)を使用して天日干しをする ダニを死滅させる効果は弱いもののの、天日干しの場合でも、工夫をすることでダニを退治することが可能です。 その工夫とは、黒色の布団干しカバー(布団干し袋)を使うというもの。 黒い色は熱を吸収しますので、黒い布を袋状にするなどして完全に布団を覆い、それを天日干しをすることで布の内部の温度を高めることができます。 なお、天日干しはダニが好む湿度を取り除く効果もありますので、天日干しをする際はビニールなどの通気性のない素材は避けましょう。 コインランドリーの乾燥機を使ってダニを退治 最近では布団の乾燥に対応した乾燥機を置いているコインランドリーも増えてきており、家庭では難しい布団の乾燥も、コインランドリーであれば可能なことが少なくありません。 一般的にダニの致死温度は50℃と言われていますので、布団の乾燥に対応した乾燥器であれば、まず致死温度にまで布団を温めることが可能でしょう。 しかしこの場合も「タンブラー乾燥はお避けください」などの記載がある製品については乾燥機にかけることはできませんので、品質表示は事前にしっかりと確認しておきましょう。 一方、布団の乾燥だけではなく、最近では布団の丸洗いができるコインランドリーも増加傾向にあるため、 もしお手持ちの布団が洗えるタイプのものであれば、布団を丸洗いしてから乾燥機にかけることで、より清潔に仕上げることができるでしょう。 布団をクリーニングに出す 最も効果的ともいえるのは、お使いの布団をクリーニングに出す方法です。 とはいえ、ダニは水に弱いわけではなく、洗濯をしたからといって完全に死滅できるわけではありません。 ただ、布団を丸ごと洗うことでフケやアカなどのダニのエサとなる物質や、アレルゲンとなるダニのフンや死骸を取り除くことができます。 そして、クリーニングの場合は、基本的に高温で布団を乾燥させることになりますので、その時点でダニが死滅するのです。 しかし、布団の素材によってはクリーニングできないタイプのものもあるため、布団のクリーニングを検討する場合には事前にクリーニングが可能かどうかの確認をとっておきましょう。 また、もし布団の買い替えを検討されているのであれば、この際洗えるタイプの布団に思い切って変えてしまうのも良いでしょう。 布団のダニ対策予防方法 ここまで布団のダニの退治方法についてご紹介してきましたが、ここからは、ダニを退治した布団に再度ダニを繁殖させない・寄せ付けないようにする方法についてご紹介していきます。 ダニの成虫は一度に約50個~約100個もの卵を産むといわれていますので、できるだけダニを寄せ付けない・増殖させない工夫をすることも非常に大切です。 湿気に注意する 先にお伝えしたとおり、ダニはエサがあるだけではなく、ダニにとって快適な湿度と温度がある場所を好みます。 布団を毎日干すことは難しくても、寝室の換気をこまめに行ったり、エアコンのドライ機能や除湿器などを使って室内の湿度を下げるように心掛けましょう。 定期的に天日干しする 布団を干すだけではダニを死滅させることはできませんが、布団の湿気をとることは可能です。 ダニの好む環境を作らないために、定期的に布団の天日干しを行いましょう。 なお、布団を取り込む際についパンパンと布団を叩いてしまいがちですが、布団の中にダニの死骸やフンがあった場合、 布団を叩くことでそれらを細かく砕いてしまい、呼吸した際に吸い込みやすい状態になってしまう恐れがあります。 屋外の埃などが気になる場合は、表面をなでるようにして布団を取り入れましょう。 布団カバーやシーツはこまめに洗濯する 布団そのものを清潔にすることも大切ですが、ダニのエサとなるフケや皮脂が最も付着するのは布団カバーやシーツです。 そのため布団カバーやシーツはできるだけこまめに洗濯をし、清潔に保つようにしましょう。 洗濯の目安としては週に1度。ただし、布団カバーやシーツもしっかり乾燥させなければ、反対にダニの好む環境を作り出してしまうことになりますので注意が必要です。 ダニ対策グッズを利用する 現在ではダニよけ効果のあるダニ対策グッズが多く販売されています、スプレータイプのものやシートタイプのもの、置くだけのものなど、 形状やプラスαの効果が期待できるものなど様々ですので、こういったグッズを使用してみるのも良いでしょう。 防ダニ効果のある布団を使用する 防ダニ加工の施された布団はダニの増殖を防いだり、ダニの侵入を防ぐ、寄せ付けない効果が期待できます。 薬剤を使ったタイプのものや高密度の生地を使って侵入を妨げる、特殊な中材を使用した商品など、ものによって仕様が異なるので選ぶ際の参考にするとよいでしょう。 ダニ対策におすすめの布団5選 ダニの増殖を99.8%抑制する「滅ダニ布団」 シックハウス診断士協会推奨のダニの増殖を抑制する滅ダニシートを使用した布団です。 ダニを増殖させないをコンセプトに開発された製品となります。 滅ダニ 掛け布団を詳しく見る 滅ダニ 敷布団を詳しく見る 防ダニ+洗える布団「清潔寝具セット」 防ダニ効果にプラス、洗える布団の寝具セットです。 セット内容は枕・敷布団・掛け布団にそれぞれカバーがついた計6点セットとなっております。 清潔寝具セットを詳しく見る 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える敷布団」単品 洗える機能以外にも、4つ折りキルト縫製を採用しているので、収納時もコンパクトに収納。タンブラー乾燥も安心してご使用いただける商品です。 洗える敷布団を詳しく見る 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える掛け布団」単品 特殊なキルト加工でからだにフィットするから空気を外に逃しにくく、暖かい掛け布団です。タンブラー乾燥も安心してご使用いただけます。 洗える掛け布団を詳しく見る 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える布団」6点セット 新生活や来客用におすすめ。掛け布団・敷布団・枕にそれぞれカバーが付いた寝具6点セットです。 洗える敷布団を詳しく見る 退治+予防で快適な睡眠と健康を手に入れよう 布団に潜むダニを退治するためには、布団の丸洗いと高温での乾燥が効果的です。 布団にダニがいるのではないかと不安な方や、アレルギーの症状などでお困りの方は、ぜひ一度クリーニングやコインランドリーを活用して、布団の丸洗いや高温乾燥をしてみることをおすすめします。 布団が洗濯や高温乾燥に対応していない場合には、洗濯や高温乾燥に対応したものに思い切って替えてみるのもひとつの手です。 また、一度布団を綺麗な状態にできても、ダニは常に家に侵入してくるものですので、ここまでご紹介してきたような方法を取り入れながら、布団にダニを寄せ付けない工夫も大切です。 安心で快適な睡眠と健康的な生活を手に入れるためにも、ぜひ布団のダニ対策をお試しください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: おねしょ布団の洗い方!洗えない布団の場合の対処方法もあわせて解説 夜、寝るときのおむつを卒業。おねしょ対策・方法について 枕のダニ退治方法 布団セットの選び方を解説!
一日の疲れを癒し、日々の睡眠の支えとなってくれている布団。 しかし、一見清潔そうに見えても、実はその内部にはダニが繁殖しており、やがてアレルギー症状や皮膚のかゆみなどを引き起こすケースもあります。 そこでこの記事では、そんな布団に潜むダニの退治方法や、ダニを寄せ付けない方法などについて詳しくご紹介します。 目次1 ダニが繁殖しやすい季節2 布団に潜みやすいダニの種類3 ダニが布団に繁殖しやすい理由3.1 布団にはダニのエサが豊富にある3.2 布団はダニにとって身を隠すのに最適3.3 人の快眠環境はダニが好む環境4 布団のダニを退治する4つの方法4.1 家庭用の布団乾燥機でダニを退治4.2 黒色の布団干しカバー(布団干し袋)を使用して天日干しをする4.3 コインランドリーの乾燥機を使ってダニを退治4.4 布団をクリーニングに出す5 布団のダニ対策予防方法5.1 湿気に注意する5.2 定期的に天日干しする5.3 布団カバーやシーツはこまめに洗濯する5.4 ダニ対策グッズを利用する5.5 防ダニ効果のある布団を使用する6 ダニ対策におすすめの布団5選6.1 ダニの増殖を99.8%抑制する「滅ダニ布団」6.2 防ダニ+洗える布団「清潔寝具セット」6.3 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える敷布団」単品6.4 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える掛け布団」単品6.5 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える布団」6点セット7 退治+予防で快適な睡眠と健康を手に入れよう ダニが繁殖しやすい季節 ダニは1年中生息していますが、特に6月〜9月の梅雨から夏にかけての季節は、高温多湿を好むダニが爆発的に繁殖しやすいと言われています。 ただ、最近の建物は気密性に優れているため、冬でも温かく快適に過ごすことができます。人が快適に過ごせるということは、ダニにとっても快適に過ごせるということです。 暖かくなる時期はもちろんのこと、それ以外の時期も、1年を通してダニ対策を行うことがポイントとなります。 また、アレルギーの原因となるのは、生きているダニではなく、ダニの死がいやフンです。 対策をしてダニを死滅させたら、その死がいをしっかり取り除くところまで気をつけましょう。 それでは以降からは、ダニ対策について詳しく見ていきましょう。 布団に潜みやすいダニの種類 布団に潜んでいることの多いダニはチリダニ(ヒョウダニ)というダニで、その大きさは非常に小さく1㎜以下とされ、目視で見つけることは非常に困難といえます。 チリダニ自体は人を刺す心配はありません。 しかし、チリダニ体に被害を及ぼすのはその死骸やフン、抜け殻などで、これらを吸い込んでしまい、体内に入ってしまったことが原因でアレルギー疾患を起こす場合があります。 また、チリダニが繁殖すると、チリダニを餌とするツメダニが集まってきます。 ツメダニは吸血こそしないものの、人を刺したり、体液を吸うこともあり、爪ダニに刺されると身体が腫れたり痒みに襲われたりすることがあるため注意が必要です。 ダニが布団に繁殖しやすい理由 布団にはダニのエサが豊富にある チリダニ(ヒョウダニ)はフケやアカなどを好んで食べます。 ベッドや布団で睡眠中にも、フケやアカは人体から自然と落ちてきて布団に付着するものなので完全に防ぐことが難しく、ダニにとってはエサに困まらない環境ということになります。 布団はダニにとって身を隠すのに最適 布団の場合は繊維が密集しているため、ダニにとっては隠れやすく、繁殖もしやすい環境です。 人の快眠環境はダニが好む環境 人間の夏の快眠温度は約26℃前後。湿度については60%前後と言われております。 また、ダニは約20℃~30℃、湿度が60%以上を好むため、人間が快適と思う温度・湿度と近い状態となります。 布団は人間だけに限らずダニにとっても居心地のいい場所ということになります。 布団のダニを退治する4つの方法 布団がダニにとって格好の繁殖場所であるならば、家の中でも布団は特に重点的にダニ退治をしておきたいところです。 そして、布団のダニ退治にオススメの方法としては大きく次の4つが挙げられます。ここからはそれぞれの方法について解説していきます。 家庭用の布団乾燥機でダニを退治 家庭用の布団乾燥機の熱でのダニ退治は有効です。温度を50℃以上にするいことでダニ退治に効果的です。 可能であれば乾燥時間は90分~120分程度を1セットとし、3セット程度繰り返せるとより効果的です。 なお、布団乾燥機についても布団の素材によって使用できるものとそうでないものがあるため、事前の確認が必要です。 黒色の布団干しカバー(布団干し袋)を使用して天日干しをする ダニを死滅させる効果は弱いもののの、天日干しの場合でも、工夫をすることでダニを退治することが可能です。 その工夫とは、黒色の布団干しカバー(布団干し袋)を使うというもの。 黒い色は熱を吸収しますので、黒い布を袋状にするなどして完全に布団を覆い、それを天日干しをすることで布の内部の温度を高めることができます。 なお、天日干しはダニが好む湿度を取り除く効果もありますので、天日干しをする際はビニールなどの通気性のない素材は避けましょう。 コインランドリーの乾燥機を使ってダニを退治 最近では布団の乾燥に対応した乾燥機を置いているコインランドリーも増えてきており、家庭では難しい布団の乾燥も、コインランドリーであれば可能なことが少なくありません。 一般的にダニの致死温度は50℃と言われていますので、布団の乾燥に対応した乾燥器であれば、まず致死温度にまで布団を温めることが可能でしょう。 しかしこの場合も「タンブラー乾燥はお避けください」などの記載がある製品については乾燥機にかけることはできませんので、品質表示は事前にしっかりと確認しておきましょう。 一方、布団の乾燥だけではなく、最近では布団の丸洗いができるコインランドリーも増加傾向にあるため、 もしお手持ちの布団が洗えるタイプのものであれば、布団を丸洗いしてから乾燥機にかけることで、より清潔に仕上げることができるでしょう。 布団をクリーニングに出す 最も効果的ともいえるのは、お使いの布団をクリーニングに出す方法です。 とはいえ、ダニは水に弱いわけではなく、洗濯をしたからといって完全に死滅できるわけではありません。 ただ、布団を丸ごと洗うことでフケやアカなどのダニのエサとなる物質や、アレルゲンとなるダニのフンや死骸を取り除くことができます。 そして、クリーニングの場合は、基本的に高温で布団を乾燥させることになりますので、その時点でダニが死滅するのです。 しかし、布団の素材によってはクリーニングできないタイプのものもあるため、布団のクリーニングを検討する場合には事前にクリーニングが可能かどうかの確認をとっておきましょう。 また、もし布団の買い替えを検討されているのであれば、この際洗えるタイプの布団に思い切って変えてしまうのも良いでしょう。 布団のダニ対策予防方法 ここまで布団のダニの退治方法についてご紹介してきましたが、ここからは、ダニを退治した布団に再度ダニを繁殖させない・寄せ付けないようにする方法についてご紹介していきます。 ダニの成虫は一度に約50個~約100個もの卵を産むといわれていますので、できるだけダニを寄せ付けない・増殖させない工夫をすることも非常に大切です。 湿気に注意する 先にお伝えしたとおり、ダニはエサがあるだけではなく、ダニにとって快適な湿度と温度がある場所を好みます。 布団を毎日干すことは難しくても、寝室の換気をこまめに行ったり、エアコンのドライ機能や除湿器などを使って室内の湿度を下げるように心掛けましょう。 定期的に天日干しする 布団を干すだけではダニを死滅させることはできませんが、布団の湿気をとることは可能です。 ダニの好む環境を作らないために、定期的に布団の天日干しを行いましょう。 なお、布団を取り込む際についパンパンと布団を叩いてしまいがちですが、布団の中にダニの死骸やフンがあった場合、 布団を叩くことでそれらを細かく砕いてしまい、呼吸した際に吸い込みやすい状態になってしまう恐れがあります。 屋外の埃などが気になる場合は、表面をなでるようにして布団を取り入れましょう。 布団カバーやシーツはこまめに洗濯する 布団そのものを清潔にすることも大切ですが、ダニのエサとなるフケや皮脂が最も付着するのは布団カバーやシーツです。 そのため布団カバーやシーツはできるだけこまめに洗濯をし、清潔に保つようにしましょう。 洗濯の目安としては週に1度。ただし、布団カバーやシーツもしっかり乾燥させなければ、反対にダニの好む環境を作り出してしまうことになりますので注意が必要です。 ダニ対策グッズを利用する 現在ではダニよけ効果のあるダニ対策グッズが多く販売されています、スプレータイプのものやシートタイプのもの、置くだけのものなど、 形状やプラスαの効果が期待できるものなど様々ですので、こういったグッズを使用してみるのも良いでしょう。 防ダニ効果のある布団を使用する 防ダニ加工の施された布団はダニの増殖を防いだり、ダニの侵入を防ぐ、寄せ付けない効果が期待できます。 薬剤を使ったタイプのものや高密度の生地を使って侵入を妨げる、特殊な中材を使用した商品など、ものによって仕様が異なるので選ぶ際の参考にするとよいでしょう。 ダニ対策におすすめの布団5選 ダニの増殖を99.8%抑制する「滅ダニ布団」 シックハウス診断士協会推奨のダニの増殖を抑制する滅ダニシートを使用した布団です。 ダニを増殖させないをコンセプトに開発された製品となります。 滅ダニ 掛け布団を詳しく見る 滅ダニ 敷布団を詳しく見る 防ダニ+洗える布団「清潔寝具セット」 防ダニ効果にプラス、洗える布団の寝具セットです。 セット内容は枕・敷布団・掛け布団にそれぞれカバーがついた計6点セットとなっております。 清潔寝具セットを詳しく見る 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える敷布団」単品 洗える機能以外にも、4つ折りキルト縫製を採用しているので、収納時もコンパクトに収納。タンブラー乾燥も安心してご使用いただける商品です。 洗える敷布団を詳しく見る 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える掛け布団」単品 特殊なキルト加工でからだにフィットするから空気を外に逃しにくく、暖かい掛け布団です。タンブラー乾燥も安心してご使用いただけます。 洗える掛け布団を詳しく見る 洗濯機で洗えて、乾燥機まで安心してご使用いただける「洗える布団」6点セット 新生活や来客用におすすめ。掛け布団・敷布団・枕にそれぞれカバーが付いた寝具6点セットです。 洗える敷布団を詳しく見る 退治+予防で快適な睡眠と健康を手に入れよう 布団に潜むダニを退治するためには、布団の丸洗いと高温での乾燥が効果的です。 布団にダニがいるのではないかと不安な方や、アレルギーの症状などでお困りの方は、ぜひ一度クリーニングやコインランドリーを活用して、布団の丸洗いや高温乾燥をしてみることをおすすめします。 布団が洗濯や高温乾燥に対応していない場合には、洗濯や高温乾燥に対応したものに思い切って替えてみるのもひとつの手です。 また、一度布団を綺麗な状態にできても、ダニは常に家に侵入してくるものですので、ここまでご紹介してきたような方法を取り入れながら、布団にダニを寄せ付けない工夫も大切です。 安心で快適な睡眠と健康的な生活を手に入れるためにも、ぜひ布団のダニ対策をお試しください。