い草 正月飾り
昔から伝わるお正月のしつらえは、すっきりとした清々しさを感じる日本らしい文化です。 厄から家を守り福を呼ぶ、お正月飾りとしてのしめ飾りもそのひとつ。最近は昔ながらの和風のものからリース風にアレンジされた洋風のものまで、そのデザインもさまざま。
ここでは、実際に私たちがワークショップで実施している、“い草でつくるしめ飾り”の作り方をご紹介いたします。 3人1組で30~40分ほどで作ることができます。
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お正月飾りをつくろう!しめ飾りの作り方

お正月飾りのなかでも、華やかで自分らしいアレンジができるしめ飾り。
通常は藁で作ることが多いしめ飾りですが、ここではい草を使ってつくるしめ飾り作りをご紹介いたします。藁を使うよりも繊細に仕上がり、新しい畳の香りも味わうことができますよ。
では早速ご紹介していきます。

準備する材料

まず材料をそろえます。い草のしめ飾り作りに使う材料は以下の通りです。
  • ・い草束(約60g)2本
  • ・飾り物
  • ・麻糸
  • ・園芸用ワイヤー
  • ・はさみ
以上が必要な材料です。
飾り物は、和風に仕上げたいなら畳べりや水引き、南天などを。洋風に仕上げたいなら造花やドライフラワー、リボンなど、雰囲気に合わせた好みの飾りをそろえましょう。 材料は100均でもそろえることができます。手作りならではの個性的なコーディネートも可能です。
正月飾り

前準備

まず、事前にい草の束を全体的に湿らせます。 い草が完全に乾燥しているとねじる際に折れてしまうことがあります。 霧吹きなどで全体的に水を吹きかけ、15分ほど待ち、い草がしなやかになったかどうか確認しましょう。

拠って編んでいく

い草がしなやかになったら、編み上げていきます。
まず、2本のい草束を白い根元の方にそろえて、麻糸で1つにまとめて縛ります。
正月飾り 作り方
1人が根元を固定し(力が必要です)、他の2人が1本ずつい草束を持ち右回りに拠って(ねじって)いきます。 この時、ギュッとしっかりほどけないように、拠りをかけるのがコツ。半分ぐらいまで拠ったら、左回りに交差させて編みます。
右回りに拠って、左回りに編む・・・。手と頭が、こんがらがらないように注意しましょう。
正月飾り 作り方 風景
残り半分も拠って、編んでいきます。
残り10cm程度のところまで編んだら、ほどけないように麻糸できつく縛ります。

飾り付け

編み上げたい草の束を、好みの形に整えて再度麻糸で固定します。
編み残したい草の端は、はさみでカットして切りそろえるか、もしくは切らずにデザインとして残すこともできます。
最後に、飾りものを好きな配置にワイヤーで括り付けたら完成です!
世界に2つとない、オリジナルのい草しめ飾りが出来上がりました。
正月飾り

正月飾り作りワークショップの様子

正月飾りのデザイン9選

正月飾りデザイン1
正月飾りデザイン2
正月飾りデザイン3
正月飾りデザイン4
正月飾りデザイン7
正月飾りデザイン8
正月飾りデザイン5
正月飾りデザイン6

まとめ

少ない材料で、短時間に作れるしめ飾り。
今年の冬は家族やお友達と楽しみながらオリジナルの正月飾りを作って新年を迎えてはいかがでしょうか。 い草リースはイケヒコオンラインショップで販売しているので、興味のある方は是非下記リンクをご覧ください。
い草 正月飾り
い草リース
日本国内で栽培、育成、収穫された天然い草を使用しております。直径は約20cm。 お正月のしめ縄やお好みで飾りを付けてオリジナルリースを作ってみませんか?
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イケヒコ編集部

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