花ござとは 更新日: 2024-07-18 投稿日: 2022-04-18 い草 花ござとは、染色したい草を、鮮やかな模様が浮き出るように織り上げた敷物(ラグ)のこと。漢字で書くと「花茣蓙」となります。 市松模様や麻の葉文様などの伝統的な柄はもちろん、今風にアレンジされた絵柄のものもまとめて「花ござ」と呼ばれます。 花ござの歴史は古く、推古天皇の時代、つまり聖徳太子の活躍した飛鳥時代から使われています。 比較的高い技術が要求される花ござは、当時かなりの高級品だったと考えられています。 海外との貿易が全面的に再開された明治時代には、重要な輸出品として海外にも多くの花ござが出ていきました。 そして現在でも、日本そして世界で花ござは愛用者に使われ続けています。 目次1 模様・柄を織りで表現したラグ・カーペット2 花ござと通常のござとの違い3 現代の部屋に合うデザインも多い3.1 モダンなデザインの花ござ「DXランクス」3.2 カジュアルなデザインの花ござ「DXラルフ」3.3 シンプルなデザインの花ござ「Fオーレン」4 まとめ 模様・柄を織りで表現したラグ・カーペット 花ござは模様や柄を織りで表現したラグです。模様や柄があることにより上品さ、高級感が増します。 さらに日本の道具はシンプルなものも多いです。 そんな中、華やかなデザインや美しい色味もある花ござ。インテリアに幅を持たせてくれることは言うまでもありません。 花ござと通常のござとの違い 花ござは、ござの一種です。通常のござとの違いはそのデザイン。 具体的に言うと、花ござには模様が入っています。 元来、花ござには縁がついていなかったようですが、今では縁のあるものでも模様があるものを花ござと呼ぶことが多いです。 一方、通常のござは見た目が普通の畳のようになっています。ただし、畳ほどの厚みはありません。 逆にどちらにも共通していることもあります。 それは、どちらもい草で作られていることです。い草は高い機能性を持っています。高い耐久性、弾力性、空気の清浄作用…。他にも温度調節や抗菌防臭の効果もあります。 イメージは高い機能性を持つござをよりデザイン面で進化させたのが花ござなのです。 現代の部屋に合うデザインも多い 花ござは、伝統的に使われている日本の敷物ですが、洋室との相性もいいです。 ではなぜ花ござは、通常のござと違い洋室とマッチするのでしょうか? それは、花ござには適度に模様がついており、畳よりも派手さがあるからです。そもそも本格的な和室と現代的な洋室は部屋の与える重厚感が異なります。 花ござは模様がある分、本格的な和室のような重厚感があるものが少ないです。 そのため、現代的な部屋に花ござはよくマッチします。 また、花ござには数多くのデザインがあります。そのため自分のお部屋や感性に合うものを見つけることができるのも魅力です。 モダンなデザインの花ござ「DXランクス」 現代のライフスタイルに合うモダンなデザインで高い人気を得ているのが「ランクス」です。 カラーは、ワイン・ベージュ・ネイビーとあり、ご家庭のリビングの雰囲気に合わせて色を選ぶことができます。 デザイン面だけでなく機能面でも高いものを持っています。 ベテランの職人が長年の経験を活かして国産のい草を使用することで、高い弾力性と耐久性を実現。繊維がきめ細やかであり、上品な肌触りを実現できています。 さらには、青森産天然ヒバから抽出した植物由来成分で抗菌防臭加工済みです。 「和」の魅力を十分に感じさせながら、洋室にもマッチする「ランクス」は、ご家族のくつろぎの場に安心して使うことができます。 DXランクスを見る カジュアルなデザインの花ござ「DXラルフ」 「ラルフ」はカジュアルなデザインが売りの花ござです。そのデザインのカジュアルさは、デニムとい草のコラボレーションから生まれました。 い草の持つ効能として空気の清浄化や温度調整があります。さらに触った感じもさらっとしており、寝転んでもとても居心地が良いのが特徴です。 日本の高品質い草がもたらす高い機能性とデニムがもたらす高いデザイン性は非常に相性がよく、様々なお部屋とマッチします。 DXラルフを見る シンプルなデザインの花ござ「Fオーレン」 今回紹介する中でも最もシンプルなデザインの花ござが「オーレン」です。 そのシンプルさゆえに、お部屋の中のインテリアを崩しません。また、シンプルな中にもシェブロン柄が入っているため、おしゃれにまとまっています。 しかもこの柄はプリントではなく、い草の織りによって柄を出しています。 これができるのは職人さんの高い技術があってこそ。他にもフローリングでも滑りにくい裏面のウレタン加工やクッション性。 いたるところに磨き上げられた技術を最大限活用しています。 使いやすさと落ち着きながらもおしゃれさが垣間見えるデザイン性。ぜひ一度ご覧になってください。 DX ラルフを見る まとめ 花ござには日本伝統の落ち着いた雰囲気で自然の良さを出そうとする精神に加えて、洋風にも通じる華やかさがあります。 これは、近年のモダンなインテリアのお部屋との相性が抜群なのです。 今回は特におすすめの3商品を紹介しました。 「インテリアが何かしっくりこないな」「デザインの良さだけでなく高品質のものを使いたい」という方は一度見てみるのもいいかもしれません。 イケヒコ公式オンラインショップのござ・上敷き販売ページはこちら The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) ものづくりラボ-room2- カラフルブロック新色考案 第5回ミーティング イベントレポート - 2024.07.30 ものづくりラボ-room2- カラフルブロック新色考案 第4回ミーティング イベントレポート - 2024.06.27 ものづくりラボ-room2- カラフルブロック新色考案 第3回ミーティング イベントレポート - 2024.06.14 関連記事: こたつの歴史 前編。風通しのよい日本家屋が生んだ生活の知恵。室町から江戸まで。 4月29日は「畳の日」。私たちの暮らしを豊かにしてくれる、畳の魅力をご紹介 リビングにおすすめ人気のラグ10選!選び方やポイントを解説 畳の歴史。日本人はいつから畳を使っている?日本の畳の歴史について徹底解説!
花ござとは、染色したい草を、鮮やかな模様が浮き出るように織り上げた敷物(ラグ)のこと。漢字で書くと「花茣蓙」となります。 市松模様や麻の葉文様などの伝統的な柄はもちろん、今風にアレンジされた絵柄のものもまとめて「花ござ」と呼ばれます。 花ござの歴史は古く、推古天皇の時代、つまり聖徳太子の活躍した飛鳥時代から使われています。 比較的高い技術が要求される花ござは、当時かなりの高級品だったと考えられています。 海外との貿易が全面的に再開された明治時代には、重要な輸出品として海外にも多くの花ござが出ていきました。 そして現在でも、日本そして世界で花ござは愛用者に使われ続けています。 目次1 模様・柄を織りで表現したラグ・カーペット2 花ござと通常のござとの違い3 現代の部屋に合うデザインも多い3.1 モダンなデザインの花ござ「DXランクス」3.2 カジュアルなデザインの花ござ「DXラルフ」3.3 シンプルなデザインの花ござ「Fオーレン」4 まとめ 模様・柄を織りで表現したラグ・カーペット 花ござは模様や柄を織りで表現したラグです。模様や柄があることにより上品さ、高級感が増します。 さらに日本の道具はシンプルなものも多いです。 そんな中、華やかなデザインや美しい色味もある花ござ。インテリアに幅を持たせてくれることは言うまでもありません。 花ござと通常のござとの違い 花ござは、ござの一種です。通常のござとの違いはそのデザイン。 具体的に言うと、花ござには模様が入っています。 元来、花ござには縁がついていなかったようですが、今では縁のあるものでも模様があるものを花ござと呼ぶことが多いです。 一方、通常のござは見た目が普通の畳のようになっています。ただし、畳ほどの厚みはありません。 逆にどちらにも共通していることもあります。 それは、どちらもい草で作られていることです。い草は高い機能性を持っています。高い耐久性、弾力性、空気の清浄作用…。他にも温度調節や抗菌防臭の効果もあります。 イメージは高い機能性を持つござをよりデザイン面で進化させたのが花ござなのです。 現代の部屋に合うデザインも多い 花ござは、伝統的に使われている日本の敷物ですが、洋室との相性もいいです。 ではなぜ花ござは、通常のござと違い洋室とマッチするのでしょうか? それは、花ござには適度に模様がついており、畳よりも派手さがあるからです。そもそも本格的な和室と現代的な洋室は部屋の与える重厚感が異なります。 花ござは模様がある分、本格的な和室のような重厚感があるものが少ないです。 そのため、現代的な部屋に花ござはよくマッチします。 また、花ござには数多くのデザインがあります。そのため自分のお部屋や感性に合うものを見つけることができるのも魅力です。 モダンなデザインの花ござ「DXランクス」 現代のライフスタイルに合うモダンなデザインで高い人気を得ているのが「ランクス」です。 カラーは、ワイン・ベージュ・ネイビーとあり、ご家庭のリビングの雰囲気に合わせて色を選ぶことができます。 デザイン面だけでなく機能面でも高いものを持っています。 ベテランの職人が長年の経験を活かして国産のい草を使用することで、高い弾力性と耐久性を実現。繊維がきめ細やかであり、上品な肌触りを実現できています。 さらには、青森産天然ヒバから抽出した植物由来成分で抗菌防臭加工済みです。 「和」の魅力を十分に感じさせながら、洋室にもマッチする「ランクス」は、ご家族のくつろぎの場に安心して使うことができます。 DXランクスを見る カジュアルなデザインの花ござ「DXラルフ」 「ラルフ」はカジュアルなデザインが売りの花ござです。そのデザインのカジュアルさは、デニムとい草のコラボレーションから生まれました。 い草の持つ効能として空気の清浄化や温度調整があります。さらに触った感じもさらっとしており、寝転んでもとても居心地が良いのが特徴です。 日本の高品質い草がもたらす高い機能性とデニムがもたらす高いデザイン性は非常に相性がよく、様々なお部屋とマッチします。 DXラルフを見る シンプルなデザインの花ござ「Fオーレン」 今回紹介する中でも最もシンプルなデザインの花ござが「オーレン」です。 そのシンプルさゆえに、お部屋の中のインテリアを崩しません。また、シンプルな中にもシェブロン柄が入っているため、おしゃれにまとまっています。 しかもこの柄はプリントではなく、い草の織りによって柄を出しています。 これができるのは職人さんの高い技術があってこそ。他にもフローリングでも滑りにくい裏面のウレタン加工やクッション性。 いたるところに磨き上げられた技術を最大限活用しています。 使いやすさと落ち着きながらもおしゃれさが垣間見えるデザイン性。ぜひ一度ご覧になってください。 DX ラルフを見る まとめ 花ござには日本伝統の落ち着いた雰囲気で自然の良さを出そうとする精神に加えて、洋風にも通じる華やかさがあります。 これは、近年のモダンなインテリアのお部屋との相性が抜群なのです。 今回は特におすすめの3商品を紹介しました。 「インテリアが何かしっくりこないな」「デザインの良さだけでなく高品質のものを使いたい」という方は一度見てみるのもいいかもしれません。