【腰痛の方向け】クッションの選び方 投稿日: 2022-05-12 クッション・座布団 長時間のデスクワークや腰の酷使などにより引き起こされる腰痛。毎日のように腰が痛いと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 そんな方におすすめなのが腰痛クッションというアイテムです。座るだけで姿勢が良くなり、腰への負担を軽減できる可能性があります。 腰痛クッションはさまざまなタイプや素材があるため、自分の体型や使用場面に合わせて選ぶのがおすすめです。 本記事では、腰痛持ちの方におすすめの腰痛クッションの選び方を解説します。各タイプ・素材の特徴や向いている人をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。 目次1 腰痛持ちの方におすすめのクッションとは?2 腰痛クッションの選び方3 タイプ別3.1 椅子用タイプ3.2 車用タイプ3.3 床置きタイプ3.4 腰枕タイプ4 素材別4.1 綿・ポリエステル4.2 低反発ウレタン4.3 高反発ウレタン4.4 等反発ウレタン5 まとめ 腰痛持ちの方におすすめのクッションとは? 腰痛は不自然な姿勢を続けることで引き起こされます。本来背骨は軽いS字を描くようになっているため、自然なS字をキープすると腰への負担がかかりにくくなります。 ただし正しい姿勢をキープしていると思っていても、気が付くと反り腰や猫背になってしまうことがあります。 デスクワークで腰痛が起きる原因は、長時間同じ姿勢を続けていることが挙げられるでしょう。 椅子に長時間座っていると腰回りを動かす機会が減り、腰回りに疲労が蓄積しやすくなります。 また仕事に集中していると、どうしても姿勢に気を向けるのが難しいという方も多いでしょう。 腰痛クッションは、背骨を自然なS字にキープするために役立ちます。S字姿勢を無理なくキープするのをサポートし、体圧が分散するものを選べば腰への負担を軽減できるでしょう。 腰痛クッションの選び方 腰痛クッションのラインナップには、座布団タイプや背中と椅子の背当ての間に挟むタイプなど幅広いタイプがあるため、自分に合った腰痛クッションを選ぶとよいでしょう。 椅子の形状や体格などを考慮して選ぶと、座ったときの姿勢が良くなることで、腰痛の症状の改善・予防が期待できます。腰痛クッションの選び方は大きく2つ。タイプ別と素材別に分けられます。 タイプ別 腰痛クッションは、使用場所・使用シーンに合ったタイプを選びましょう。腰痛クッションのタイプは大きく4つに分けられます。 ・椅子用タイプ ・車用タイプ ・床置きタイプ ・腰枕タイプ どこで使うのかを決めた上で、使用場所に合ったタイプを選ぶのがポイントです。 椅子用タイプ デスクワークなど長時間椅子に座る場合には、椅子用の腰痛クッションがおすすめです。クッションの上に座るだけで、正しい姿勢をキープしやすくなります。 椅子のクッションが柔らかい場合やへたってしまっている場合は、椅子用の腰痛クッションを使用すると姿勢が崩れにくくなるでしょう。 椅子用の腰痛クッションには、座布団タイプやランバーサポートが付いたシートクッションタイプなどがあります。 ランバーとは腰部のことで、ランバーサポートは腰部をサポートするパーツを意味します。 座布団タイプよりも座ったときの背骨の状態を正しい姿勢に導きやすいため、腰痛に悩んでいる方はランバータイプも検討してみるとよいでしょう。 椅子用タイプは座面中央に空間が空いていたり、後部に向かって傾斜が付いていたりする商品もあります。腰痛の度合いや機能性を考慮して選ぶのがおすすめです。 車用タイプ 車の移動中にも腰に気を使いたいもの。腰痛クッションは車用の商品も多く販売されています。座面よりやや小さめのサイズを選べば、運転中にずれてしまうのを防げるでしょう。 車用の腰痛クッションにも、ランバーサポートが付いている商品が多くあります。背中を中心にカバーするため、正しい姿勢を維持したまま運転しやすくなります。 また運転中に猫背になってしまうと、首から肩や腰にかけてコリが生じやすくなってしまうため注意しなくてはいけません。 体のこわばりが原因による腰痛に悩まされている方は、首固定タイプのクッションも検討してみましょう。 床置きタイプ 自宅でくつろぎながら腰をケアしたい場合には、床置きタイプの腰痛クッションがおすすめです。 下半身全体を支えられるため、リラックスしながらおうち時間を楽しめます。 デザインや形のバリエーションが豊富なため、インテリアやリビングの広さに合わせて選べるのがポイントです。 腰枕タイプ 寝るときの腰痛が辛い方は、横になった時に腰の下に敷いて使う腰痛クッションを検討してみましょう。 厚さ3~4cmのアイテムで、自分の体形や姿勢に合わせて商品を選べます。 硬めのベッドの場合はベッドと腰の間の隙間を埋め、柔らかめのベッドの場合は腰がベッドに沈みすぎてしまうのを防げます。 商品によって大きさや硬さが異なるため、自分に適したものを選びましょう。 素材別 腰痛クッションは素材も意識して選ぶのがおすすめです。腰痛クッションに使用される素材には以下のようなものがあります。 ・綿・ポリエステル ・低反発ウレタン ・高反発ウレタン ・等反発ウレタン 素材の特徴を把握して、自分に合った素材の腰痛クッションを選びましょう。 綿・ポリエステル 綿やポリエステル素材の特徴は、クッション性があり座り心地が良い点にあります。 一般的によく使われる素材です。他の素材と比べて安価なため、リーズナブルな価格帯の腰痛クッションを探す場合におすすめ。 ただしへたりやすいデメリットがあるため、へたってきたと感じたら買い替えを検討する必要があるでしょう。 座り心地を重視したい方や試しに使ってみたい方は、ぜひ綿・ポリエステル素材の腰痛クッションを探してみてください。 低反発ウレタン 低反発ウレタンは、弾力性と粘質性を兼ね備えた素材です。 体重を乗せるとゆっくりと形状を変化させます。体圧を分散するため、無理な姿勢になりづらいのが大きな特徴です。 価格も比較的安価なものが多く、手頃な価格で購入できます。 ただし洗濯や天日干しに対応していない商品が多く、通気性もあまりよくないため、常に清潔な状態を保ちたい方には不向きです。 やや短寿命にはなりますが、長時間椅子に座って作業する方は検討してみるとよいでしょう。 高反発ウレタン 低反発ウレタンに比べて硬めで、弾力感があるのが特徴です。 高反発ウレタンは劣化しにくいメリットがあるため、一度購入すると長く使えます。軽くて扱いやすいため、持ち運びして使いたい方にもおすすめです。 またウレタンは化学繊維のためダニの餌となるフケや垢がつきにくく、ダニが繁殖しづらい素材です。気になる方にも向いているでしょう。 ただし価格が高く洗濯できる商品が少ないのがデメリット。少し予算をかけても長く快適に使える腰痛クッションを探している方におすすめです。 等反発ウレタン 低反発ウレタンと高反発ウレタンの特徴を併せ持つ素材です。 適度なフィット感を持ち、通気性が良いため湿気が溜まりにくいメリットがあります。ただしやや重みがあるため、持ち運びして使いたい場合には不向きです。 固定の場所で腰痛クッションを使用する予定の方は検討してみてはいかがでしょうか。 まとめ 腰痛クッションの選び方をご紹介しました。デスクワークの際に使用するなら椅子用タイプを、 車移動中も腰を気遣いたいなら車用タイプを、寝ている間の腰痛対策なら腰枕タイプの腰痛クッションを選びましょう。 ランバーサポートが付いているクッションなら、より座ったときの正しい姿勢を保ちやすいのでおすすめです。 クッションの素材も使い心地を左右する要素の一つ。 綿・ポリエステルや低反発ウレタン、高反発ウレタン、等反発ウレタンなど、腰痛の度合いや好みに合わせて選んでみてください。 イケヒコオンラインショップでは、さまざまなクッションを取り扱っています。 腰当てや低反発クッションなど幅広い形やデザインの商品をラインナップしているので、ぜひ自分にピッタリなクッションを探してみてください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: 寝心地のいいベットマットレスの選び方 布団セットの選び方を解説! クッションの選び方。おすすめ10選を紹介 仰向けで寝るコツ
長時間のデスクワークや腰の酷使などにより引き起こされる腰痛。毎日のように腰が痛いと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 そんな方におすすめなのが腰痛クッションというアイテムです。座るだけで姿勢が良くなり、腰への負担を軽減できる可能性があります。 腰痛クッションはさまざまなタイプや素材があるため、自分の体型や使用場面に合わせて選ぶのがおすすめです。 本記事では、腰痛持ちの方におすすめの腰痛クッションの選び方を解説します。各タイプ・素材の特徴や向いている人をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。 目次1 腰痛持ちの方におすすめのクッションとは?2 腰痛クッションの選び方3 タイプ別3.1 椅子用タイプ3.2 車用タイプ3.3 床置きタイプ3.4 腰枕タイプ4 素材別4.1 綿・ポリエステル4.2 低反発ウレタン4.3 高反発ウレタン4.4 等反発ウレタン5 まとめ 腰痛持ちの方におすすめのクッションとは? 腰痛は不自然な姿勢を続けることで引き起こされます。本来背骨は軽いS字を描くようになっているため、自然なS字をキープすると腰への負担がかかりにくくなります。 ただし正しい姿勢をキープしていると思っていても、気が付くと反り腰や猫背になってしまうことがあります。 デスクワークで腰痛が起きる原因は、長時間同じ姿勢を続けていることが挙げられるでしょう。 椅子に長時間座っていると腰回りを動かす機会が減り、腰回りに疲労が蓄積しやすくなります。 また仕事に集中していると、どうしても姿勢に気を向けるのが難しいという方も多いでしょう。 腰痛クッションは、背骨を自然なS字にキープするために役立ちます。S字姿勢を無理なくキープするのをサポートし、体圧が分散するものを選べば腰への負担を軽減できるでしょう。 腰痛クッションの選び方 腰痛クッションのラインナップには、座布団タイプや背中と椅子の背当ての間に挟むタイプなど幅広いタイプがあるため、自分に合った腰痛クッションを選ぶとよいでしょう。 椅子の形状や体格などを考慮して選ぶと、座ったときの姿勢が良くなることで、腰痛の症状の改善・予防が期待できます。腰痛クッションの選び方は大きく2つ。タイプ別と素材別に分けられます。 タイプ別 腰痛クッションは、使用場所・使用シーンに合ったタイプを選びましょう。腰痛クッションのタイプは大きく4つに分けられます。 ・椅子用タイプ ・車用タイプ ・床置きタイプ ・腰枕タイプ どこで使うのかを決めた上で、使用場所に合ったタイプを選ぶのがポイントです。 椅子用タイプ デスクワークなど長時間椅子に座る場合には、椅子用の腰痛クッションがおすすめです。クッションの上に座るだけで、正しい姿勢をキープしやすくなります。 椅子のクッションが柔らかい場合やへたってしまっている場合は、椅子用の腰痛クッションを使用すると姿勢が崩れにくくなるでしょう。 椅子用の腰痛クッションには、座布団タイプやランバーサポートが付いたシートクッションタイプなどがあります。 ランバーとは腰部のことで、ランバーサポートは腰部をサポートするパーツを意味します。 座布団タイプよりも座ったときの背骨の状態を正しい姿勢に導きやすいため、腰痛に悩んでいる方はランバータイプも検討してみるとよいでしょう。 椅子用タイプは座面中央に空間が空いていたり、後部に向かって傾斜が付いていたりする商品もあります。腰痛の度合いや機能性を考慮して選ぶのがおすすめです。 車用タイプ 車の移動中にも腰に気を使いたいもの。腰痛クッションは車用の商品も多く販売されています。座面よりやや小さめのサイズを選べば、運転中にずれてしまうのを防げるでしょう。 車用の腰痛クッションにも、ランバーサポートが付いている商品が多くあります。背中を中心にカバーするため、正しい姿勢を維持したまま運転しやすくなります。 また運転中に猫背になってしまうと、首から肩や腰にかけてコリが生じやすくなってしまうため注意しなくてはいけません。 体のこわばりが原因による腰痛に悩まされている方は、首固定タイプのクッションも検討してみましょう。 床置きタイプ 自宅でくつろぎながら腰をケアしたい場合には、床置きタイプの腰痛クッションがおすすめです。 下半身全体を支えられるため、リラックスしながらおうち時間を楽しめます。 デザインや形のバリエーションが豊富なため、インテリアやリビングの広さに合わせて選べるのがポイントです。 腰枕タイプ 寝るときの腰痛が辛い方は、横になった時に腰の下に敷いて使う腰痛クッションを検討してみましょう。 厚さ3~4cmのアイテムで、自分の体形や姿勢に合わせて商品を選べます。 硬めのベッドの場合はベッドと腰の間の隙間を埋め、柔らかめのベッドの場合は腰がベッドに沈みすぎてしまうのを防げます。 商品によって大きさや硬さが異なるため、自分に適したものを選びましょう。 素材別 腰痛クッションは素材も意識して選ぶのがおすすめです。腰痛クッションに使用される素材には以下のようなものがあります。 ・綿・ポリエステル ・低反発ウレタン ・高反発ウレタン ・等反発ウレタン 素材の特徴を把握して、自分に合った素材の腰痛クッションを選びましょう。 綿・ポリエステル 綿やポリエステル素材の特徴は、クッション性があり座り心地が良い点にあります。 一般的によく使われる素材です。他の素材と比べて安価なため、リーズナブルな価格帯の腰痛クッションを探す場合におすすめ。 ただしへたりやすいデメリットがあるため、へたってきたと感じたら買い替えを検討する必要があるでしょう。 座り心地を重視したい方や試しに使ってみたい方は、ぜひ綿・ポリエステル素材の腰痛クッションを探してみてください。 低反発ウレタン 低反発ウレタンは、弾力性と粘質性を兼ね備えた素材です。 体重を乗せるとゆっくりと形状を変化させます。体圧を分散するため、無理な姿勢になりづらいのが大きな特徴です。 価格も比較的安価なものが多く、手頃な価格で購入できます。 ただし洗濯や天日干しに対応していない商品が多く、通気性もあまりよくないため、常に清潔な状態を保ちたい方には不向きです。 やや短寿命にはなりますが、長時間椅子に座って作業する方は検討してみるとよいでしょう。 高反発ウレタン 低反発ウレタンに比べて硬めで、弾力感があるのが特徴です。 高反発ウレタンは劣化しにくいメリットがあるため、一度購入すると長く使えます。軽くて扱いやすいため、持ち運びして使いたい方にもおすすめです。 またウレタンは化学繊維のためダニの餌となるフケや垢がつきにくく、ダニが繁殖しづらい素材です。気になる方にも向いているでしょう。 ただし価格が高く洗濯できる商品が少ないのがデメリット。少し予算をかけても長く快適に使える腰痛クッションを探している方におすすめです。 等反発ウレタン 低反発ウレタンと高反発ウレタンの特徴を併せ持つ素材です。 適度なフィット感を持ち、通気性が良いため湿気が溜まりにくいメリットがあります。ただしやや重みがあるため、持ち運びして使いたい場合には不向きです。 固定の場所で腰痛クッションを使用する予定の方は検討してみてはいかがでしょうか。 まとめ 腰痛クッションの選び方をご紹介しました。デスクワークの際に使用するなら椅子用タイプを、 車移動中も腰を気遣いたいなら車用タイプを、寝ている間の腰痛対策なら腰枕タイプの腰痛クッションを選びましょう。 ランバーサポートが付いているクッションなら、より座ったときの正しい姿勢を保ちやすいのでおすすめです。 クッションの素材も使い心地を左右する要素の一つ。 綿・ポリエステルや低反発ウレタン、高反発ウレタン、等反発ウレタンなど、腰痛の度合いや好みに合わせて選んでみてください。 イケヒコオンラインショップでは、さまざまなクッションを取り扱っています。 腰当てや低反発クッションなど幅広い形やデザインの商品をラインナップしているので、ぜひ自分にピッタリなクッションを探してみてください。