イケヒコの大人気極厚ラグ「グランド」シリーズは、こうして生まれた

グランド開発者多々良 泰康
開発者:多々良 泰康(たたら ひろやす)
モノづくりが好きでヒット商品を開発し続けて約23年。”自分が使ってみて、いい!と思えるものづくり”にこだわり続ける。

究極の居心地の良さを実現、ラグ「グランド」シリーズ

通常の約2倍の厚み、しかも復元率97%以上という驚きのへたりにくさを実現した極厚ラグ、「グランド」シリーズ。
そのラグを一度使えば、その心地よさに、もう使う前には戻れない・・・。
その特徴は、
  • ふっくら極厚タイプ
  • 8万回の耐久テストをクリア
  • 階下にほとんど騒音が響きにくい防音性
  • 安心の裏面すべり止め加工
  • ホットカーペットや床暖にも対応
・・・と至れり尽くせり。 これだけのスペックを盛り込んだのには、開発担当者多々良の強い思いがありました。
使い心地へのこだわりが詰まったラグ「グランド」シリーズ
(使い心地へのこだわりが詰まったラグ「グランド」シリーズ)

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ボリュームタイプラグの人気とへたり問題

近年、わたしたちのライフスタイルと住宅環境は大きく変化しました。私たちの住まいは欧米のものに近く、オシャレに変化。LDKの間取りが増え、その床材はフローリングが標準になっていきました。
フローリングの床は耐久性が高く扱いやすい一方で、床に長時間座ると痛くなるのが早かったり、また冬の寒い時期には底冷えがしたりという一面も。欧米の暮らしと違って床に座って過ごすことの多い私たちにとって、フローリングの床で快適に過ごすためには工夫が必要に…。 そこで、10~12mmの厚みのクッション性を持たせた、ボリュームタイプのラグが登場。ふっくらとしたその座布団いらずの座り心地で人気を博します。
ですが、大人気の厚みがあるラグにはひとつ課題がありました。 それはある程度でへたってしまう、ということ。当然、中身はウレタンフォームなので、使っているうちにその重みで圧縮されてラグは薄くなっていきます。これが、想像よりも早いとがっかりするし、新しいものを買いなおす時にも処分が大変。 「せっかく買ったのに…」という声を多く聞いた多々良は、何とかこの声に応えることが出来ないか・・・と考えていました。
厚さとへたりやすさは表裏一体・・・
(厚さとへたりやすさは表裏一体・・・)

満足いく使い心地を目指して試行錯誤

お客様にとってもっと長く使ってもらえるラグが作れないか、なんとかいいものを作ってお客様にご提供できないかと、工場担当者と一緒に原料までさかのぼっての試行錯誤が続きました。
「従来のラグよりも、更にふっくらとくつろげる厚みのものを作りたい」 「へたりやすさを改善しながら、よりボリュームのある、くつろげるラグカーペットを作りたい」 「中材の原料を、どう配合したらへたりにくさとコストの両立ができるのか」 工場の担当者とお互いの知恵を絞り、試行錯誤を重ねて…。
これまでのボリュームタイプ以上の使い心地を求めると、厚みは従来の約2倍の30mmにどうしてもこだわりたい。 30mm厚のふっくら感にこだわりながら、へたらせないためには…。
納得できるまで試行錯誤をあきらめない
(納得できるまで試行錯誤をあきらめない)
考えてみると、リビングでラグを敷いて過ごすとき、人はついつい”自分の定位置”、つまり同じ場所にばかり座ってしまう…多々良はそこでのへたりにくさを追求。 試行錯誤の後仕上がった商品に、80kgのおもしを約3か月乗せてへたり具合を比較する実験を社内で実施。 ついに、従来のラグのスペックだと30㎜厚が12mm厚までへたるところを、わずか26mm厚でとどまるまでに抑えることができました。 また、JIS規格の試験も実施し、8万回の耐久試験で97%以上の復元率を得ることができました。
へたりにくさと復元率を実現することで、ふかふかとした使い心地を提供すると同時に、圧縮した状態で運搬してもそのボリュームを損なうことなく、コスト効率もいい状態でお客様に提供することも同時に実現。お客様により多くの価値をご提供できる、と自信ができました。

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デザインにもこだわりを

こだわるのは、使い心地だけではありません。それをお部屋に敷くときの合わせやすさやデザイン性にもこだわりを。ラグに手作り感のやわらかさを持たせるためにキルティング加工していますが、これは同時に中材と表地の一体感も出せ、またふんわりしたクッション性をよりしっかりと引きしめることが出来ました。
そのために、通常インテリアでは使わない30㎜厚のものをキルト出来るマシンを探し出し採用。表地には柔らかい質感とツヤがあるコーデュロイ風の生地を準備。これをキルティングとかけ合わせることによって、より凹凸感が強調され、奥行きあるデザインに。カラーについては、どんなお部屋にもなじみやすい深みのある4色を選びました。
キルトと凹凸ある生地を組み合わせることで、まるでビスケットのような見た目になった
(キルトと凹凸ある生地を組み合わせることで、まるでビスケットのような見た目になったと語る。)

デザインにもこだわりを

納得いく商品を開発したものの、当然初年度からすんなりと売場をもらえるわけではありません。まずは1店舗からの試売やネットで、ごく数社のお店で扱ってもらうことからスタート。
すると、売場で少しずつ商品の良さが伝わり、扱った店舗では売上の柱の1つとなるようにまでなりました。そうすると、クチコミで扱い店舗は徐々に増え、SNSなどでもその使い心地の良さが発信されるように。2年で累計販売枚数は1万枚を超えるまで、お客様の支持で商品は育っていきました。
「まだまだ、これから。」 更なる使い心地の良さを目指し、多々良のモノづくりは続いていきます。
イケヒコ展示場

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