こたつが焦げ臭いときの原因と対策 更新日: 2022-09-27 投稿日: 2021-07-14 お手入れこたつ暮らしの知恵 日本では、年の暮れに向かっていくにつれて冬を迎えて段々と寒くなってきます。日本人にとって寒い季節に頼もしい存在が、こたつです。一度入ってしまうとなかなか離れられないこたつですが、暖房器具ゆえに気をつけなければならないこともあります。 今回は、こたつが焦げ臭いときに考えられる原因と対策について解説します。 こたつが焦げ臭いときに考えられる4つの原因 こたつが焦げ臭いときの対策と予防 目次0.1 こたつが焦げ臭いときに考えられる4つの原因0.2 こたつが焦げ臭いときの対策と予防法1 こたつが焦げ臭いときは必ず使用を辞めて原因を確認すること こたつが焦げ臭いときに考えられる4つの原因 こたつは暖房器具ですので電力を用いて熱を発生させます。もし、電源をつけることで焦げ臭いときには以下4つの原因が考えられます。 1.コードが断線している こたつの電源をつけることで焦げたような臭いがする際は、コードの断線を疑ってください。コードが断線している状態でこたつの電源をつけていると、発火や火災に繋がってしまう恐れがあります。場合によっては命を脅かされてしまいますので、コードが断線しているこたつの電源を切り、交換してもらうなど適切な対処を行いましょう。 こたつのコードが断線する原因として、以下4つのパターンが考えられます。 コードの上に重いものが乗っている 犬や猫などペットによってコードが噛まれてしまっている コードが押し曲げられた状態で放置されてしまっている コードの経年劣化 2.布団または衣類が熱で焦げてしまっている こたつは、こたつ用の机にこたつ布団とヒーターが取り付けられて成り立っています。こたつ布団は布製品ですので、ヒーターが直接接触するようなことがあれば焼けて焦げた臭いを出すようになります。この状態で放置すると、火災に発展してしまうかもしれません。 また、ニュースで見かけることもありますが、衣類など洗濯物をこたつで乾かすのは極めて危険です。こたつに入れた洗濯物がヒーターと接触して火災に発展するケースは少なくありません。 そのほか、同様のケースとして座椅子も挙げられます。一旦、こたつから出た際、使っていた座椅子が後ろに傾き、持ち上がった前の部分がヒーターに触れて発火してしまうケースがあります。十分に気をつけてください。 3.ヒーターの内部にほこりが溜まっている こたつは年中使うわけではありません。寒い時期にしか使いませんので、それ以外は押し入れなどにしまっておくのが一般です。収納している間、こたつはほこりをかぶってしまいます。 もし、こたつのヒーター内部にほこりが溜まっており、その状態で電源をつけてしまうとどうなるでしょうか。焦げ臭い原因になります。場合によっては故障や火災に発展するかもしれません。 4.ヒーターが故障している こたつは、およそ10年が寿命だとされています。この寿命はヒーター部分に所以があります。10年経ってヒーター部分が劣化してしまうと、焦げた臭いがするようになったり、これまで通りに稼働しなくなってしまったりします。 こたつが焦げ臭いときの対策と予防法 こたつのヒーターが故障してしまっている場合は、メーカーに相談して交換あるいは新品を買う必要があります。こたつが焦げ臭いときの対策と予防法をあらかじめよく覚えておきましょう。 1.コードを断線したときの対策と予防法 コードが断線してしまった際は、ただちに交換を行ってください。ただし、個人で行ってはいけません。メーカーに依頼して適切な方法で交換してもらいましょう。 断線させないために、日々以下5つの点に注意してください。 コードをねじらない コードを引っ張らない こたつの足でコードを踏まない 犬や猫などペットにコードをかじらせない 収納する際にコードをきつく巻かない 2.布団または衣類を焦がさないようにチェック 布団や衣類がヒーターに触れて焦げないように、必ずチェックしながら注意してこたつは使用しましょう。こたつ布団がヒーターに直接触れていないか確認してください。また、洗濯物をこたつを用いて乾かすようなことは絶対にしないでください。 加えて、座椅子を使用する際は取り扱いによく注意してください。 3.こたつを使用する際はほこりを取り除く こたつのヒーターの部分にほこりが溜まっていると、焦げ臭くなる原因となります。こたつのヒーターの部分にほこりがついていないか、こまめに確認しましょう。また、押し入れからこたつを出して使用する際は、必ずしっかりと掃除を行います。 こたつが焦げ臭いときは必ず使用を辞めて原因を確認すること こたつは電力を扱う暖房器具の1つです。燃えやすい布製品でもありますので、取り扱いには十分注意しなければなりません。正しい使い方を知っていれば、こたつは寒い冬を暖かく過ごす頼もしい存在となってくれるでしょう。 IKEHIKOでは、こたつにぴったりなカーペットやクッションなどさまざまな商品を販売しています。ぜひ、IKEHIKOのインテリアグッズで素敵な部屋作りを実現してみてください。 こたつの製品一覧を見る The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: こたつを処分する方法を徹底解説 こたつはいつから出す?こたつ初日やこたつ開きについても解説 こたつの意外な収納方法! こたつの継ぎ足し脚で高さを調整して快適に過ごそう
日本では、年の暮れに向かっていくにつれて冬を迎えて段々と寒くなってきます。日本人にとって寒い季節に頼もしい存在が、こたつです。一度入ってしまうとなかなか離れられないこたつですが、暖房器具ゆえに気をつけなければならないこともあります。 今回は、こたつが焦げ臭いときに考えられる原因と対策について解説します。 こたつが焦げ臭いときに考えられる4つの原因 こたつが焦げ臭いときの対策と予防 目次0.1 こたつが焦げ臭いときに考えられる4つの原因0.2 こたつが焦げ臭いときの対策と予防法1 こたつが焦げ臭いときは必ず使用を辞めて原因を確認すること こたつが焦げ臭いときに考えられる4つの原因 こたつは暖房器具ですので電力を用いて熱を発生させます。もし、電源をつけることで焦げ臭いときには以下4つの原因が考えられます。 1.コードが断線している こたつの電源をつけることで焦げたような臭いがする際は、コードの断線を疑ってください。コードが断線している状態でこたつの電源をつけていると、発火や火災に繋がってしまう恐れがあります。場合によっては命を脅かされてしまいますので、コードが断線しているこたつの電源を切り、交換してもらうなど適切な対処を行いましょう。 こたつのコードが断線する原因として、以下4つのパターンが考えられます。 コードの上に重いものが乗っている 犬や猫などペットによってコードが噛まれてしまっている コードが押し曲げられた状態で放置されてしまっている コードの経年劣化 2.布団または衣類が熱で焦げてしまっている こたつは、こたつ用の机にこたつ布団とヒーターが取り付けられて成り立っています。こたつ布団は布製品ですので、ヒーターが直接接触するようなことがあれば焼けて焦げた臭いを出すようになります。この状態で放置すると、火災に発展してしまうかもしれません。 また、ニュースで見かけることもありますが、衣類など洗濯物をこたつで乾かすのは極めて危険です。こたつに入れた洗濯物がヒーターと接触して火災に発展するケースは少なくありません。 そのほか、同様のケースとして座椅子も挙げられます。一旦、こたつから出た際、使っていた座椅子が後ろに傾き、持ち上がった前の部分がヒーターに触れて発火してしまうケースがあります。十分に気をつけてください。 3.ヒーターの内部にほこりが溜まっている こたつは年中使うわけではありません。寒い時期にしか使いませんので、それ以外は押し入れなどにしまっておくのが一般です。収納している間、こたつはほこりをかぶってしまいます。 もし、こたつのヒーター内部にほこりが溜まっており、その状態で電源をつけてしまうとどうなるでしょうか。焦げ臭い原因になります。場合によっては故障や火災に発展するかもしれません。 4.ヒーターが故障している こたつは、およそ10年が寿命だとされています。この寿命はヒーター部分に所以があります。10年経ってヒーター部分が劣化してしまうと、焦げた臭いがするようになったり、これまで通りに稼働しなくなってしまったりします。 こたつが焦げ臭いときの対策と予防法 こたつのヒーターが故障してしまっている場合は、メーカーに相談して交換あるいは新品を買う必要があります。こたつが焦げ臭いときの対策と予防法をあらかじめよく覚えておきましょう。 1.コードを断線したときの対策と予防法 コードが断線してしまった際は、ただちに交換を行ってください。ただし、個人で行ってはいけません。メーカーに依頼して適切な方法で交換してもらいましょう。 断線させないために、日々以下5つの点に注意してください。 コードをねじらない コードを引っ張らない こたつの足でコードを踏まない 犬や猫などペットにコードをかじらせない 収納する際にコードをきつく巻かない 2.布団または衣類を焦がさないようにチェック 布団や衣類がヒーターに触れて焦げないように、必ずチェックしながら注意してこたつは使用しましょう。こたつ布団がヒーターに直接触れていないか確認してください。また、洗濯物をこたつを用いて乾かすようなことは絶対にしないでください。 加えて、座椅子を使用する際は取り扱いによく注意してください。 3.こたつを使用する際はほこりを取り除く こたつのヒーターの部分にほこりが溜まっていると、焦げ臭くなる原因となります。こたつのヒーターの部分にほこりがついていないか、こまめに確認しましょう。また、押し入れからこたつを出して使用する際は、必ずしっかりと掃除を行います。 こたつが焦げ臭いときは必ず使用を辞めて原因を確認すること こたつは電力を扱う暖房器具の1つです。燃えやすい布製品でもありますので、取り扱いには十分注意しなければなりません。正しい使い方を知っていれば、こたつは寒い冬を暖かく過ごす頼もしい存在となってくれるでしょう。 IKEHIKOでは、こたつにぴったりなカーペットやクッションなどさまざまな商品を販売しています。ぜひ、IKEHIKOのインテリアグッズで素敵な部屋作りを実現してみてください。