冬の必需品ともいえるこたつですが「小さくて窮屈で使いづらい」「もう少し高さがあれば良いのに」とお悩みの方も少なくないでしょう。実はこたつは継ぎ足し脚で高さを調整できます。 本記事ではこたつの継ぎ足し脚とは一体どのようなものなのか、そのメリットも合わせてご紹介します。今使っているこたつを窮屈に感じている方は特に必見の内容です。 こたつの脚を継ぎ足すときの注意点も併せて解説しているので、これから実践しようと思っている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

こたつの継ぎ足し脚って何?

継ぎ足し脚とは、低いこたつの足に取り付けて足を高くするためのものです。継ぎ足す長さは高さ数センチから数十センチ程度。こたつの足に取り付けるとこたつ自体の高さが高くなり、こたつの中のスペースも広くなります。 「こたつを新しく買ったら意外と脚が低くて窮屈だった」というお悩みは、継ぎ足し脚で解決可能です。また継ぎ足し脚はいつでも取り外しできるため、使い方に合わせて調整できます。

こたつの脚を継ぎ足すメリット

こたつの足を継ぎ足すメリットは大きく4つあります。こたつの広さが窮屈に感じている方はもちろん、リラックスして使用したい方にもおすすめです。

足の出し入れが楽になる

足を出し入れする際に、こたつの角や天板に足をぶつけてしまう経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。 こたつの脚を継ぎ足すと天板の位置が高くなる分、足の出し入れが楽にできるようになります。こたつの中のスペースが広くなり足を動かしやすくなるのです。 足の出し入れが楽になるだけでも、ストレスフリーにこたつを使用できるようになるでしょう。

寝返りする空間ができる

こたつの足を継ぎ足すことで空間を広げて、スムーズに寝返りできるようになります。 こたつに入りながら横になってくつろぐと、とってもリラックスできます。しかしこたつの中のスペースが狭いと、寝返りができずその都度体が引っかかりストレスを感じてしまうでしょう。 また人間は寝返りを打つことで、関節や筋肉をほぐして血流をスムーズにしています。こたつの中で思うように寝返りが打てないと、同じ姿勢でずっと寝ることになります。そうすると、関節や筋肉に負担がかかり、肩こり腰痛などを引き起こしてしまう可能性があるのです。 こたつに入りながら横になってくつろぐのが好きな方は、継ぎ足し脚を利用するとさらに快適な空間になるのでおすすめです。

座椅子を使っても余裕がある

1日何時間もこたつに入って過ごしている方も少なくないでしょう。長時間床に座り続けるとお尻が痛くなってくるだけでなく、冬の時期なら床からの冷気も気になってしまいます。そんなときに便利なのが座椅子です。 座椅子を使えばこたつに長時間入っていても快適に過ごせます。ただし注意しなくてはいけないのが、こたつの高さです。こたつの高さが低いと座椅子に座ったときに足が天板に付いてしまったり、空間が窮屈に感じてしまったりして快適に使用できない恐れがあります。 そこで役に立つのがこたつの継ぎ足し脚です。こたつの足を継ぎ足すことで天板の高さを上げられるため、座椅子を使っても快適にこたつを使用できます。現在座椅子を使っていてこたつが窮屈に感じている方は、継ぎ足し脚を検討してみてはいかがでしょうか。

低温やけどのリスクが低くなる

こたつの天板の裏にはヒーターが搭載されていますが、低いこたつだとヒーターに足が触れてしまう恐れがあります。座椅子やクッションを使用する場合はさらにヒーターとの距離が近くなるため、特に注意しなくてはいけません。 過去には、こたつで就寝した際に重症の低温火傷を負ってしまった事例もあります。 指を切断したり、皮膚移植をしたりするほどの大火傷になるケースもあるので、必ず安全な距離を保つ必要があります。 参考:独立行政法人国民生活センター,「低温やけどにご用心 見た目より重症の場合も」,https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen241.html,(参照 2022-01-19) こたつの脚を継ぎ足すと天板の位置が高くなるため、足がヒーターに触れにくくなります。ヒーターとの距離をしっかり取れれば、長時間快適にこたつを使用できるでしょう。 こたつを使っていてヒーターとの距離が近いと感じている方は、こたつの継ぎ足し脚を使用してみてください。

こたつの脚を継ぎ足すときの注意点

こたつの継ぎ足し脚にはさまざまなメリットがありますが、実際にこたつにつけるときは注意しなければいけないポイントがいくつかあります。継ぎ足し脚の使い方を誤ると転倒事故につながってしまう恐れもあるため、正しく使うことが大切です。 以下の3つの注意点をしっかり押さえて、安全にこたつの足を継ぎ足しましょう。

高くしすぎないようにする

脚を継ぎ足すときは、高くしすぎないように注意しましょう。これまでメリットで紹介したように、こたつが高くなるほど空間が広くなり快適に過ごせるようになりますが高すぎると逆効果になります。 天板の位置が高くなりすぎることで食事や仕事、勉強をする際にかえって不自然な姿勢になる可能性があるのです。少し窮屈だなと感じている程度であれば初めから高い継ぎ足し脚を使用するのではなく、まずは低い物から使用してみるとよいでしょう。 継ぎ足し脚の高さは商品によってさまざまで、低いものだと3cm、高いもので10cm以上の継ぎ足し脚もあります。ものによっては2段階で高さを変えられるものもあるので、高さがどれくらい必要なのか分からない方は数段階高さを変えられる商品を選んでみてください。

バランスが不安定になることがある

同じ商品を何個も購入し3段4段とどんどん高さを増して使うと、こたつがグラグラと不安定になってしまいます。こたつの継ぎ足し脚を使用する際は、必ず商品の説明書に記載の内容を必ず守り安全に使用してください。

布団とコードの長さが足りなくなることがある

継ぎ足し脚を使用してこたつを高くすると、こたつ布団やコードの長さが足りなくなってしまう場合があります。 こたつ脚を取り付ける前に、こたつ布団の大きさに問題がないか確認しておきましょう。こたつ布団は天板の幅+10から20cm程度のサイズが目安となります。継ぎ足し脚を使用する際は、必要なこたつ布団のサイズ+継ぎ足し脚の高さが用意すべきこたつ布団のサイズです。 またコードの長さが足りなくなる場合は、延長コードも合わせて準備しておく事をおすすめします。 こたつは消費電力の大きい家電製品のため、中には延長コードの使用が禁止されているものもあるため注意しましょう。

継ぎ足し脚でこたつを快適な高さにしよう

こたつの高さが低い場合やこたつの中のスペースが窮屈に感じている場合に、継ぎ足し脚が役立ちます。 継ぎ足し脚はホームセンターやインターネット通販、100均などで販売しており簡単に入手可能です。低くて3cmのものから10cm以上のものまで幅広いサイズの商品があるため、自宅のこたつの高さや必要な高さに合わせて商品を選びましょう。 継ぎ足し脚を安全に使用するためにも、高くしすぎないようにすること・商品の説明書に記載の内容を守ることを徹底しましょう。またこたつ布団やコードの長さが足りなくなってしまう可能性もあるため、事前にチェックしておくことも重要です。 継ぎ足し脚でこたつを高くして、快適な冬をお過ごしください。
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イケヒコ編集部

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