こたつ布団なしで使用できる布団レスこたつとは? 投稿日: 2022-10-25 こたつ 日本の冬の風物詩こたつ。こたつがあれば、寒い時期もポカポカ快適にすごせます。 しかし、こたつ布団はお手入れが面倒なアイテム。大きくて重たいので、出し入れするだけで一苦労です。汚れたり、毛玉がついたらメンテナンスの手間もかかります。 そこで注目を集めているのが「布団レスこたつ」です。 布団レスこたつとは、こたつ布団を使わないこたつです。天板の下に特殊なヒーターがついていて、布団がなくても足元を暖かくしてくれますよ。 当記事では、布団レスこたつのメリットとデメリットについて解説します。 「布団なしで本当に暖かいの?」「電気代は高い?」布団レスこたつが気になる方はぜひ当記事を参考にしてください。 目次1 布団レスこたつとは?1.1 こたつ布団がなくても大丈夫な理由2 布団レスこたつのメリット2.1 通年で使用できる2.2 布団がないので見た目がすっきり2.3 こたつ布団のメンテナンスが不要3 布団レスこたつのデメリット3.1 こたつ布団がある状態と比べて温かさ、保温性が低い4 まとめ 布団レスこたつとは? 布団レスこたつとは、こたつ布団がないこたつです。 通常のこたつは、布団の中に熱を閉じ込め、その中に足を入れることで暖かさを感じます。 一方「布団レスこたつ」は、ヒーターからの熱が足に伝わることで暖かさを感じます。 そのため熱が伝わるまでの時間が早く、つけた瞬間から暖かさを感じることができるのです。 布団レスこたつは高さにも特徴があります。通常のこたつは床に座ってつかう低いテーブルが主流ですが、布団レスこたつはダイニングテーブルの高さが一般的です。 高さがあるためイスやソファと一緒に使用でき、よい姿勢がたもてます。長時間の使用にもおすすめのこたつです。 こたつ布団がなくても大丈夫な理由 布団が必要ない理由は、ヒーターの構造にあります。 通常のこたつは熱が広がるヒーターを使っていますが、布団レスこたつのヒーターは真下に熱が伝わります。そのため布団がなくても熱が逃げにくいのです。 暖かい空気は上にいくため、真下に伝わった熱は徐々に上がっていきます。そのため暖かさが効率よく持続して足元を温めてくれるのです。 布団レスこたつのメリット 布団レスこたつは、布団から解放されたこたつです。重たいこたつ布団がないことで様々なメリットを感じることができます。 中でもうれしいメリットは次の通りです。 通年で使用できる 布団がないので見た目がすっきり こたつ布団のメンテナンスが不要 布団レスこたつは、面倒な布団の出し入れが必要ありません。布団がないので圧迫感を感じず、お部屋がすっきりします。 布団レスこたつなら、大きくて重たいこたつ布団のメンテナンスからも解放されますよ。3つのメリットについて詳しく解説します。 通年で使用できる 布団レスこたつは、一年中同じように使用できます。 ヒーターが目立たないため、夏場は普通のダイニングテーブルとして使用できます。 高さがあるためヒーターが足にあたることもありません。ヒーターが気になる場合は、取り外せる製品もあります。 大きなこたつ布団は収納場所を作るのにも一苦労ですが、布団レスこたつなら収納場所の確保も必要ありません。 冬場はコードを差し込むだけで使用可能。「寒いな」と感じたらすぐに使用できるのが嬉しいポイントです。 また、布団レスこたつはスタイリッシュなデザインが多いため、おしゃれな空間にもマッチします。 通常のこたつは和テイストのものが多く洋室に合わない場合がありますが、布団レスこたつは洋風テイストにもマッチします。 昇降機能や高さ調節がついている製品を選べば、使い方に応じた調節も可能です。 「ソファにあわせてテーブルを低くしたい」「子供の成長にあわせて調節したい」など、生活スタイルに合わせて高さを調整できるため長く使用できます。 布団がないので見た目がすっきり こたつ布団は面積が大きいため、お部屋の印象を左右します。お部屋のテイストによってはこたつ布団がお部屋を野暮ったくしてしまう場合もあるでしょう。 布団レスこたつであれば、見た目がすっきりとしているためインテリアの邪魔になりません。 狭い部屋で使ってもすっきりとした見た目をキープできます。一年中お部屋の雰囲気を変えたくない方におすすめです。 また、ヒーターが天板についているため熱源も邪魔になりません。普通のダイニングテーブルで足元を温める場合、床に暖房器具を置く必要があります。 ヒーターを床に置くと蹴り飛ばしてしまうことも。布団レスこたつなら、布団もヒーターも邪魔になりません。ストレスフリーで足元をあたためることができます。 こたつ布団のメンテナンスが不要 こたつ布団は大きくて重たいため、メンテナンスにも一苦労です。 汚れてしまったら汚れを拭き取ったり、洗ったりする必要があります。 安価なこたつ布団は、毛玉ができてしまうことも。こたつ布団は毛玉を取り除くだけでたいへんな時間がかかります。 気になるのは汚れだけではありません。こたつ布団はホコリやダニの温床になることも。こたつ布団が原因でアレルギーを発症するケースもあります。 こたつ布団の洗濯はとても大変です。脱水後の重たい布団は干すだけでも重労働。中には洗濯機の容量オーバーで洗えない場合もあります。 「自宅で洗えず、慌ててコインランドリーへ」そんな思わぬ手間が発生することもあるでしょう。 布団レスこたつなら、大変なこたつ布団のメンテナンスから解放されます。汚れる心配がないため食事をしてもストレスがありません。ペットや子供がいるご家庭にもおすすめです。 布団レスこたつのデメリット こたつ布団がないことで、たくさんのメリットがある布団レスこたつ。 しかし、便利な反面デメリットもあります。布団レスこたつ最大のデメリットは「保温性の低さ」です。 布団レスこたつの保温性について詳しく解説します。 こたつ布団がある状態と比べて温かさ、保温性が低い 布団レスこたつは、通常のこたつよりも保温性が低いです。 こたつ布団のように暖かい空気を閉じ込めておくことはできないため、布団レスこたつだけで真冬の寒さを乗り切るのは難しいかもしれません。 しっかりした暖かさを求めている方には不向きです。 通常のこたつよりも「暖かい範囲が狭い」という特徴もあります。 熱が広がらない構造のため、テーブルの下全体が暖まるわけではありません。大人数でつかうと端の人が寒いこともあるでしょう。 布団レスこたつは、エアコンの補助として使うのがおすすめです。寒いときは、靴下やスリッパ、ひざ掛けなどと併用して身体を暖めてください。 保温性が低いため通常のこたつよりも電気代がかかります。 布団レスこたつの電気代は1時間あたり7〜8円ほど。通常のこたつは2.7〜5.4円程度ですので、布団レスこたつのほうが電気代が割高です。 とはいえ、こたつは比較的電気代の安い暖房器具です。オイルヒーターなど他の暖房器具よりは電気代は安くすみます。 製品によっては布団をつけて使用できる布団レスこたつもあります。 「やっぱり布団がほしい!」となりそうな場合は、あらかじめ布団をつけられるタイプの「布団レスこたつ」を選んでおくと安心です。 まとめ 布団レスこたつについて解説しました。 こたつ布団は暖かい反面、メンテナンスが大変です。布団レスこたつなら、こたつ布団のわずらわしさから解放されて、スタイリッシュに足元を温めることができます。 布団レスこたつのヒーターは真下に熱が伝わるため、熱が拡散しにくい構造です。布団がなくても効率よく足元を温めることができます。 布団レスこたつのデメリットは「保温性が低さ」です。しっかりと身体を温めるのは難しいため、エアコンなどと併用しながらつかいましょう。 布団レスこたつの特徴を活かして、冬の生活を快適にしてください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: こたつの歴史 後編。生活の知恵から、団らんの象徴へ。明治から戦後まで。 こたつをつけっぱなしで火事のリスクも。防止策も併せて紹介 こたつで寝ると風邪を引くのは本当?こたつで寝るデメリットについて こたつ敷き布団(ラグ)を敷いて保温性UP!メリット・選び方のポイントを徹底解説
日本の冬の風物詩こたつ。こたつがあれば、寒い時期もポカポカ快適にすごせます。 しかし、こたつ布団はお手入れが面倒なアイテム。大きくて重たいので、出し入れするだけで一苦労です。汚れたり、毛玉がついたらメンテナンスの手間もかかります。 そこで注目を集めているのが「布団レスこたつ」です。 布団レスこたつとは、こたつ布団を使わないこたつです。天板の下に特殊なヒーターがついていて、布団がなくても足元を暖かくしてくれますよ。 当記事では、布団レスこたつのメリットとデメリットについて解説します。 「布団なしで本当に暖かいの?」「電気代は高い?」布団レスこたつが気になる方はぜひ当記事を参考にしてください。 目次1 布団レスこたつとは?1.1 こたつ布団がなくても大丈夫な理由2 布団レスこたつのメリット2.1 通年で使用できる2.2 布団がないので見た目がすっきり2.3 こたつ布団のメンテナンスが不要3 布団レスこたつのデメリット3.1 こたつ布団がある状態と比べて温かさ、保温性が低い4 まとめ 布団レスこたつとは? 布団レスこたつとは、こたつ布団がないこたつです。 通常のこたつは、布団の中に熱を閉じ込め、その中に足を入れることで暖かさを感じます。 一方「布団レスこたつ」は、ヒーターからの熱が足に伝わることで暖かさを感じます。 そのため熱が伝わるまでの時間が早く、つけた瞬間から暖かさを感じることができるのです。 布団レスこたつは高さにも特徴があります。通常のこたつは床に座ってつかう低いテーブルが主流ですが、布団レスこたつはダイニングテーブルの高さが一般的です。 高さがあるためイスやソファと一緒に使用でき、よい姿勢がたもてます。長時間の使用にもおすすめのこたつです。 こたつ布団がなくても大丈夫な理由 布団が必要ない理由は、ヒーターの構造にあります。 通常のこたつは熱が広がるヒーターを使っていますが、布団レスこたつのヒーターは真下に熱が伝わります。そのため布団がなくても熱が逃げにくいのです。 暖かい空気は上にいくため、真下に伝わった熱は徐々に上がっていきます。そのため暖かさが効率よく持続して足元を温めてくれるのです。 布団レスこたつのメリット 布団レスこたつは、布団から解放されたこたつです。重たいこたつ布団がないことで様々なメリットを感じることができます。 中でもうれしいメリットは次の通りです。 通年で使用できる 布団がないので見た目がすっきり こたつ布団のメンテナンスが不要 布団レスこたつは、面倒な布団の出し入れが必要ありません。布団がないので圧迫感を感じず、お部屋がすっきりします。 布団レスこたつなら、大きくて重たいこたつ布団のメンテナンスからも解放されますよ。3つのメリットについて詳しく解説します。 通年で使用できる 布団レスこたつは、一年中同じように使用できます。 ヒーターが目立たないため、夏場は普通のダイニングテーブルとして使用できます。 高さがあるためヒーターが足にあたることもありません。ヒーターが気になる場合は、取り外せる製品もあります。 大きなこたつ布団は収納場所を作るのにも一苦労ですが、布団レスこたつなら収納場所の確保も必要ありません。 冬場はコードを差し込むだけで使用可能。「寒いな」と感じたらすぐに使用できるのが嬉しいポイントです。 また、布団レスこたつはスタイリッシュなデザインが多いため、おしゃれな空間にもマッチします。 通常のこたつは和テイストのものが多く洋室に合わない場合がありますが、布団レスこたつは洋風テイストにもマッチします。 昇降機能や高さ調節がついている製品を選べば、使い方に応じた調節も可能です。 「ソファにあわせてテーブルを低くしたい」「子供の成長にあわせて調節したい」など、生活スタイルに合わせて高さを調整できるため長く使用できます。 布団がないので見た目がすっきり こたつ布団は面積が大きいため、お部屋の印象を左右します。お部屋のテイストによってはこたつ布団がお部屋を野暮ったくしてしまう場合もあるでしょう。 布団レスこたつであれば、見た目がすっきりとしているためインテリアの邪魔になりません。 狭い部屋で使ってもすっきりとした見た目をキープできます。一年中お部屋の雰囲気を変えたくない方におすすめです。 また、ヒーターが天板についているため熱源も邪魔になりません。普通のダイニングテーブルで足元を温める場合、床に暖房器具を置く必要があります。 ヒーターを床に置くと蹴り飛ばしてしまうことも。布団レスこたつなら、布団もヒーターも邪魔になりません。ストレスフリーで足元をあたためることができます。 こたつ布団のメンテナンスが不要 こたつ布団は大きくて重たいため、メンテナンスにも一苦労です。 汚れてしまったら汚れを拭き取ったり、洗ったりする必要があります。 安価なこたつ布団は、毛玉ができてしまうことも。こたつ布団は毛玉を取り除くだけでたいへんな時間がかかります。 気になるのは汚れだけではありません。こたつ布団はホコリやダニの温床になることも。こたつ布団が原因でアレルギーを発症するケースもあります。 こたつ布団の洗濯はとても大変です。脱水後の重たい布団は干すだけでも重労働。中には洗濯機の容量オーバーで洗えない場合もあります。 「自宅で洗えず、慌ててコインランドリーへ」そんな思わぬ手間が発生することもあるでしょう。 布団レスこたつなら、大変なこたつ布団のメンテナンスから解放されます。汚れる心配がないため食事をしてもストレスがありません。ペットや子供がいるご家庭にもおすすめです。 布団レスこたつのデメリット こたつ布団がないことで、たくさんのメリットがある布団レスこたつ。 しかし、便利な反面デメリットもあります。布団レスこたつ最大のデメリットは「保温性の低さ」です。 布団レスこたつの保温性について詳しく解説します。 こたつ布団がある状態と比べて温かさ、保温性が低い 布団レスこたつは、通常のこたつよりも保温性が低いです。 こたつ布団のように暖かい空気を閉じ込めておくことはできないため、布団レスこたつだけで真冬の寒さを乗り切るのは難しいかもしれません。 しっかりした暖かさを求めている方には不向きです。 通常のこたつよりも「暖かい範囲が狭い」という特徴もあります。 熱が広がらない構造のため、テーブルの下全体が暖まるわけではありません。大人数でつかうと端の人が寒いこともあるでしょう。 布団レスこたつは、エアコンの補助として使うのがおすすめです。寒いときは、靴下やスリッパ、ひざ掛けなどと併用して身体を暖めてください。 保温性が低いため通常のこたつよりも電気代がかかります。 布団レスこたつの電気代は1時間あたり7〜8円ほど。通常のこたつは2.7〜5.4円程度ですので、布団レスこたつのほうが電気代が割高です。 とはいえ、こたつは比較的電気代の安い暖房器具です。オイルヒーターなど他の暖房器具よりは電気代は安くすみます。 製品によっては布団をつけて使用できる布団レスこたつもあります。 「やっぱり布団がほしい!」となりそうな場合は、あらかじめ布団をつけられるタイプの「布団レスこたつ」を選んでおくと安心です。 まとめ 布団レスこたつについて解説しました。 こたつ布団は暖かい反面、メンテナンスが大変です。布団レスこたつなら、こたつ布団のわずらわしさから解放されて、スタイリッシュに足元を温めることができます。 布団レスこたつのヒーターは真下に熱が伝わるため、熱が拡散しにくい構造です。布団がなくても効率よく足元を温めることができます。 布団レスこたつのデメリットは「保温性が低さ」です。しっかりと身体を温めるのは難しいため、エアコンなどと併用しながらつかいましょう。 布団レスこたつの特徴を活かして、冬の生活を快適にしてください。