こたつ敷き布団(ラグ)を敷いて保温性UP!メリット・選び方のポイントを徹底解説 更新日: 2023-07-04 投稿日: 2021-09-01 こたつ こたつは冬の生活を快適にしてくれる家具の一つ。 そのこたつを使うときに「こたつに敷布団が必要なのだろうか」と疑問に思う方も少なくありません。 もし、敷布団を敷かなかった場合、熱が逃げやすくなったり、床が傷む原因になってしまいます。 今回はこたつの敷き布団の必要性・メリットから選び方についてを徹底解説していきます。 こたつの敷布団を購入するか迷っている方は、参考にしてみてください。 目次1 結論、こたつの敷布団はあったほうが快適でお得!2 こたつの敷布団が持つ3つの役割・メリット2.1 1. 保温効果がある2.2 2. 節電効果がある2.3 3. 床を保護してくれる3 こたつ敷布団の選び方のポイント3.1 1. こたつのサイズと形状に合わせて選ぶ3.2 2. 敷布団の保温性で選ぶ3.3 3. 敷布団のクッション性で選ぶ3.4 4. 敷布団のお手入れ・洗濯のしやすさで選ぶ3.5 5. 敷布団の収納性で選ぶ3.6 6. 敷布団の滑り止めがついているかで選ぶ4 こたつの敷布団に代用できるもの・できないもの4.1 こたつ用敷布団に代用できるもの4.2 こたつ用敷布団に代用できないもの5 こたつの敷布団の効果をさらに高める方法5.1 1. 敷布団の下にアルミシートを敷く5.2 2. ラグ用下敷きを敷く6 こたつ用敷布団の選び方を押さえて最適な敷布団を選ぼう 結論、こたつの敷布団はあったほうが快適でお得! こたつの敷き布団を使えば、敷布団がない状態よりも暖かさをキープでき、快適に過ごせます。 また、節電効果や座った時の底つき感など、暖かさ以外のメリットもあるので、こたつを置くなら敷布団も併せて用意しましょう。 こたつ敷布団の製品一覧を見る こたつの敷布団が持つ3つの役割・メリット こたつの敷布団には、保温効果、節電効果、床の保護という3つの役割があります。 順に解説します。 1. 保温効果がある こたつの敷布団は保温効果があります。こたつの敷布団は、ポリエステル素材のものが主流ですが、ポリエステルは保温性に優れています。 そのため、カーペットや畳に置く場合に比べて熱が逃げにくくなり、高い保温効果が得られるのです。 こたつ内の温度の低下を防いでくれるので、寒い冬の時期でも快適に過ごすことができるでしょう。 2. 節電効果がある 保温性が高いと節電効果も生まれます。 たとえば、保温性の低い状態では熱が逃げやすいため、高い温度設定にしなければ温まりません。 しかし、保温性が高いと熱が逃げにくくなるので、低い温度設定でも十分温まるのです。 わざわざ高い温度設定にする必要がないので、節電効果に期待が持てます。 こたつの電気代について詳しく見る 3. 床を保護してくれる こたつ用敷布団には、床を保護する役割もあります。 たとえば、フローリングに直接こたつを敷く場合では、こたつがずれることでフローリングを傷つけてしまう場合があります。 他にも、こたつの熱によってフローリングなど、床が変色してしまう可能性もあるでしょう。 そのため、床を傷つけないためにもこたつ用敷布団を敷くのがおすすめです。 敷布団を敷くことで、こたつと床の間に入って床を傷つける原因から守ってくれます。 こたつ敷布団の選び方のポイント こたつ用敷布団の選び方のポイントは以下の6つです。 こたつのサイズと形状に合わせて選ぶ 敷布団の保温性で選ぶ 敷布団のクッション性で選ぶ 敷布団のお手入れのしやすさで選ぶ 敷布団の収納性で選ぶ 敷布団の滑り止めがついているかで選ぶ それぞれ解説します。 1. こたつのサイズと形状に合わせて選ぶ こたつの敷布団を選ぶ際は、こたつ・こたつ布団に合ったサイズ選ぶことが一般的です。 こたつとのサイズが合わないと、敷布団が足りなくなったり、大きすぎて不便に感じたりすることがあります。 こたつの敷布団の一般的なサイズは、こたつのサイズ+100cm以上が最適と言われています。 そのため、70cm~80cmのこたつを使う場合は170cm~180cmが最適なサイズといえるでしょう。 また、サイズだけでなく形状を合わせることも大切です。 こたつには正方形、長方形、丸型の3つのタイプがあります。 正方形のこたつを使用する場合は正方形の敷布団を選び、長方形のこたつは長方形の敷布団を選びましょう。 ただし、丸型の場合は丸型の敷布団の数が少ないため注意が必要です。丸型の場合は正方形の敷布団で代用するとよいでしょう。 「こたつの形からこたつ布団のサイズを選ぶ」を見る 2. 敷布団の保温性で選ぶ こたつの敷布団は保温性で選ぶことも大切です。 こたつの敷布団は、一般的にポリエステル製のものが多いです。 ポリエステル製でも十分な保温性が期待できますが、さらに保温性の高いものもあります。 たとえば、こたつの敷布団にはアルミ蒸着シートを使用した敷布団や綿でできた敷布団があります。 アルミ蒸着シートを使用した敷布団とは、表地と中綿の間にアルミ蒸着シートを挟んだこたつの敷布団です。 アルミ蒸着シートの遮熱効果によって、一般的な敷布団に比べて保温性が高まります。 また、綿はポリエステルに比べて保温性に優れています。 そのため、通常よりも保温性を上げたい方はポリエステルよりも、高い保温性を持った敷布団を選ぶとよいでしょう。 3. 敷布団のクッション性で選ぶ こたつの敷布団はクッション性を検討するのも重要です。 なぜなら、クッション性のない敷布団では、こたつで長時間過ごす場合に床の硬さが伝わってしまい、体を痛める原因となるからです。 クッション性のある敷布団としては、ウレタンフォーム入りの敷布団や中綿が硬めの敷布団などがあります。 まず、ウレタンフォーム入りの敷布団とは、プラスチック発泡体から作られたウレタンフォームを使用した敷布団です。 身近なもので例えると台所用スポンジもプラスチック発泡体です。 敷布団の場合は、さらに素材の密度を高めて作られるので、厚みと弾力が生まれ、クッション性が期待できます。 また、中綿が硬めの敷布団は、正しい姿勢で体を横たわるのを助けてくれます。 柔らかすぎる中綿に比べて、体が沈まないので体への負荷が少ないです。 正しい姿勢で横たわれるため、腰痛の方も影響を受けずに済みます。 なお、中綿が硬めの敷布団を選びたい場合は、柔らかいウール以外の素材を選ぶとよいでしょう。 たとえばポリエステルやキャメロン素材などはウールよりも硬い素材となるため、クッション性に優れています。 4. 敷布団のお手入れ・洗濯のしやすさで選ぶ こたつの敷布団はお手入れのしやすさで選ぶこともポイントです。 こたつの敷布団は、食べこぼしや汗によって菌が繁殖しやすい環境になりがちです。 そのまま放っておくと菌が繁殖して臭いやかゆみの原因となったり、劣化が早くなったりします。 そのため、こたつの敷布団を選ぶ際は洗濯可能なものを選ぶのがよいでしょう。 洗濯できる敷布団を選ぶことで、菌の繁殖を抑えて清潔な状態を長く保つことができます。 5. 敷布団の収納性で選ぶ 敷布団の収納性にも着目しましょう。こたつは季節が変われば片付ける必要があります。 もちろん敷布団も収納することになるので、収納スペースに収納できるか確認する必要があります。 たとえば、敷布団は小さく折りたためるか、コンパクトに収納できるか、などを確認するとよいでしょう。 収納スペースがない場合は、一年中使えるラグやカーペットで代用するのがおすすめです。 ラグやカーペットは通気性に優れているため、季節を問わずに一年中使用できます。 収納スペースがない方でも、問題なくこたつ用敷布団として使用することができるでしょう。 6. 敷布団の滑り止めがついているかで選ぶ 敷布団には裏面にノンスリップ加工が施されているものがあります。 ノンスリップ加工は滑り止めとなるので、敷布団を踏む際にズレる心配がありません。 小さなお子様やお年寄りのいる家庭でも安心して使用できます。 滑りにくい敷布団を選びたい場合は、ぜひノンスリップ加工を選びましょう。 こたつの敷布団に代用できるもの・できないもの こたつの敷布団は専用のものでなくても問題ありません。しかし、素材によっては代用できないものをあります。 以下では代用できるもの・できないものを解説します。 こたつ用敷布団に代用できるもの こたつ用敷布団は少し厚毛のカーペットやラグでも代用できます。 こたつ用敷布団よりは保温効果や節電効果には劣るかもしれませんが、機能性やデザイン性に優れているものも多いです。 冬の時期だけでなく一年中使用できるタイプもあるでしょう。 ただし、カーペットやラグを選ぶ際は注意が必要です。カーペットやラグは全ての商品が熱に強いわけではありません。 熱に弱い商品もあるため、代用する際は「ホットカーペット・床暖房OK」の記載があるか確認しましょう。 こたつ用敷布団に代用できないもの 基本的なカーペットやラグはこたつの敷布団として代用できます。 しかし、シャギータイプのカーペットや麻素材のラグは注意が必要です。 たとえば、シャギータイプのカーペットは毛足が30~50mm以上になります。 毛足が長いと、こたつのヒーター部分に絡まる恐れがあり、火災の原因になる可能性が高いです。 また、麻素材のラグは熱が加わると独特な臭いを発します。 この臭いは好き嫌いが分かれるので、できるだけ敷布団の代用にしないほうがいいでしょう。 こたつの敷布団の効果をさらに高める方法 ここまでこたつの敷布団の選び方や代用できるものについて紹介しました。 すでにこたつの敷布団を使用している方は、効果をさらに高める方法もあります。以下に効果を高める2つの方法を解説します。 1. 敷布団の下にアルミシートを敷く 現在使用している敷布団の保温効果を、さらに高めたい場合はアルミシートを敷く方法がおすすめです。 敷布団の下にアルミシートを敷くことで、こたつ内の熱が逃げにくく保温効果を高めることができます。 また、保温効果だけでなくクッション性も向上します。座り心地が良くなるため、敷布団のみに比べて快適に過ごせるでしょう。 2. ラグ用下敷きを敷く ラグ用下敷きを敷く方法もこたつ用敷布団の効果を高めてくれます。敷布団下にラグ用下敷きを敷くことで、クッション性が向上します。 そのため、長時間座っていてもお尻が痛くなる心配がありません。 また、ラグ用下敷きを敷くことでボリュームアップにもなります。お尻と床との距離が大きくなるため、防音効果にも期待できます。 アパートやマンション暮らしの方は騒音の心配が必要なくなるでしょう。 こたつ用敷布団の選び方を押さえて最適な敷布団を選ぼう こたつ敷布団を敷くことで、保温効果や節電効果などさまざまなメリットがあります。 こたつの下に敷くことで、暖かい空間を保ち続けてくれるでしょう。 また、こたつの敷布団はさまざまな種類があって特徴も異なるので、こたつのサイズや機能性を理解して選ぶことが大切です。 イケヒコオンラインショップでは、クッション性や保温性に優れたこたつ用敷布団を用意しています。 また、さまざまなサイズも用意していますので、こたつ用敷布団をお探しの方は、ぜひ検討してみてください。 こたつの製品一覧を見る The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: 段ボールベッドを普段使いするのはあり?メリットとデメリットを解説 マットレス・ベッドサイズの選び方 こたつはいつから出す?こたつ初日やこたつ開きについても解説 人気のシャギーラグおすすめ7選!後悔しないシャギーラグの選び方
こたつは冬の生活を快適にしてくれる家具の一つ。 そのこたつを使うときに「こたつに敷布団が必要なのだろうか」と疑問に思う方も少なくありません。 もし、敷布団を敷かなかった場合、熱が逃げやすくなったり、床が傷む原因になってしまいます。 今回はこたつの敷き布団の必要性・メリットから選び方についてを徹底解説していきます。 こたつの敷布団を購入するか迷っている方は、参考にしてみてください。 目次1 結論、こたつの敷布団はあったほうが快適でお得!2 こたつの敷布団が持つ3つの役割・メリット2.1 1. 保温効果がある2.2 2. 節電効果がある2.3 3. 床を保護してくれる3 こたつ敷布団の選び方のポイント3.1 1. こたつのサイズと形状に合わせて選ぶ3.2 2. 敷布団の保温性で選ぶ3.3 3. 敷布団のクッション性で選ぶ3.4 4. 敷布団のお手入れ・洗濯のしやすさで選ぶ3.5 5. 敷布団の収納性で選ぶ3.6 6. 敷布団の滑り止めがついているかで選ぶ4 こたつの敷布団に代用できるもの・できないもの4.1 こたつ用敷布団に代用できるもの4.2 こたつ用敷布団に代用できないもの5 こたつの敷布団の効果をさらに高める方法5.1 1. 敷布団の下にアルミシートを敷く5.2 2. ラグ用下敷きを敷く6 こたつ用敷布団の選び方を押さえて最適な敷布団を選ぼう 結論、こたつの敷布団はあったほうが快適でお得! こたつの敷き布団を使えば、敷布団がない状態よりも暖かさをキープでき、快適に過ごせます。 また、節電効果や座った時の底つき感など、暖かさ以外のメリットもあるので、こたつを置くなら敷布団も併せて用意しましょう。 こたつ敷布団の製品一覧を見る こたつの敷布団が持つ3つの役割・メリット こたつの敷布団には、保温効果、節電効果、床の保護という3つの役割があります。 順に解説します。 1. 保温効果がある こたつの敷布団は保温効果があります。こたつの敷布団は、ポリエステル素材のものが主流ですが、ポリエステルは保温性に優れています。 そのため、カーペットや畳に置く場合に比べて熱が逃げにくくなり、高い保温効果が得られるのです。 こたつ内の温度の低下を防いでくれるので、寒い冬の時期でも快適に過ごすことができるでしょう。 2. 節電効果がある 保温性が高いと節電効果も生まれます。 たとえば、保温性の低い状態では熱が逃げやすいため、高い温度設定にしなければ温まりません。 しかし、保温性が高いと熱が逃げにくくなるので、低い温度設定でも十分温まるのです。 わざわざ高い温度設定にする必要がないので、節電効果に期待が持てます。 こたつの電気代について詳しく見る 3. 床を保護してくれる こたつ用敷布団には、床を保護する役割もあります。 たとえば、フローリングに直接こたつを敷く場合では、こたつがずれることでフローリングを傷つけてしまう場合があります。 他にも、こたつの熱によってフローリングなど、床が変色してしまう可能性もあるでしょう。 そのため、床を傷つけないためにもこたつ用敷布団を敷くのがおすすめです。 敷布団を敷くことで、こたつと床の間に入って床を傷つける原因から守ってくれます。 こたつ敷布団の選び方のポイント こたつ用敷布団の選び方のポイントは以下の6つです。 こたつのサイズと形状に合わせて選ぶ 敷布団の保温性で選ぶ 敷布団のクッション性で選ぶ 敷布団のお手入れのしやすさで選ぶ 敷布団の収納性で選ぶ 敷布団の滑り止めがついているかで選ぶ それぞれ解説します。 1. こたつのサイズと形状に合わせて選ぶ こたつの敷布団を選ぶ際は、こたつ・こたつ布団に合ったサイズ選ぶことが一般的です。 こたつとのサイズが合わないと、敷布団が足りなくなったり、大きすぎて不便に感じたりすることがあります。 こたつの敷布団の一般的なサイズは、こたつのサイズ+100cm以上が最適と言われています。 そのため、70cm~80cmのこたつを使う場合は170cm~180cmが最適なサイズといえるでしょう。 また、サイズだけでなく形状を合わせることも大切です。 こたつには正方形、長方形、丸型の3つのタイプがあります。 正方形のこたつを使用する場合は正方形の敷布団を選び、長方形のこたつは長方形の敷布団を選びましょう。 ただし、丸型の場合は丸型の敷布団の数が少ないため注意が必要です。丸型の場合は正方形の敷布団で代用するとよいでしょう。 「こたつの形からこたつ布団のサイズを選ぶ」を見る 2. 敷布団の保温性で選ぶ こたつの敷布団は保温性で選ぶことも大切です。 こたつの敷布団は、一般的にポリエステル製のものが多いです。 ポリエステル製でも十分な保温性が期待できますが、さらに保温性の高いものもあります。 たとえば、こたつの敷布団にはアルミ蒸着シートを使用した敷布団や綿でできた敷布団があります。 アルミ蒸着シートを使用した敷布団とは、表地と中綿の間にアルミ蒸着シートを挟んだこたつの敷布団です。 アルミ蒸着シートの遮熱効果によって、一般的な敷布団に比べて保温性が高まります。 また、綿はポリエステルに比べて保温性に優れています。 そのため、通常よりも保温性を上げたい方はポリエステルよりも、高い保温性を持った敷布団を選ぶとよいでしょう。 3. 敷布団のクッション性で選ぶ こたつの敷布団はクッション性を検討するのも重要です。 なぜなら、クッション性のない敷布団では、こたつで長時間過ごす場合に床の硬さが伝わってしまい、体を痛める原因となるからです。 クッション性のある敷布団としては、ウレタンフォーム入りの敷布団や中綿が硬めの敷布団などがあります。 まず、ウレタンフォーム入りの敷布団とは、プラスチック発泡体から作られたウレタンフォームを使用した敷布団です。 身近なもので例えると台所用スポンジもプラスチック発泡体です。 敷布団の場合は、さらに素材の密度を高めて作られるので、厚みと弾力が生まれ、クッション性が期待できます。 また、中綿が硬めの敷布団は、正しい姿勢で体を横たわるのを助けてくれます。 柔らかすぎる中綿に比べて、体が沈まないので体への負荷が少ないです。 正しい姿勢で横たわれるため、腰痛の方も影響を受けずに済みます。 なお、中綿が硬めの敷布団を選びたい場合は、柔らかいウール以外の素材を選ぶとよいでしょう。 たとえばポリエステルやキャメロン素材などはウールよりも硬い素材となるため、クッション性に優れています。 4. 敷布団のお手入れ・洗濯のしやすさで選ぶ こたつの敷布団はお手入れのしやすさで選ぶこともポイントです。 こたつの敷布団は、食べこぼしや汗によって菌が繁殖しやすい環境になりがちです。 そのまま放っておくと菌が繁殖して臭いやかゆみの原因となったり、劣化が早くなったりします。 そのため、こたつの敷布団を選ぶ際は洗濯可能なものを選ぶのがよいでしょう。 洗濯できる敷布団を選ぶことで、菌の繁殖を抑えて清潔な状態を長く保つことができます。 5. 敷布団の収納性で選ぶ 敷布団の収納性にも着目しましょう。こたつは季節が変われば片付ける必要があります。 もちろん敷布団も収納することになるので、収納スペースに収納できるか確認する必要があります。 たとえば、敷布団は小さく折りたためるか、コンパクトに収納できるか、などを確認するとよいでしょう。 収納スペースがない場合は、一年中使えるラグやカーペットで代用するのがおすすめです。 ラグやカーペットは通気性に優れているため、季節を問わずに一年中使用できます。 収納スペースがない方でも、問題なくこたつ用敷布団として使用することができるでしょう。 6. 敷布団の滑り止めがついているかで選ぶ 敷布団には裏面にノンスリップ加工が施されているものがあります。 ノンスリップ加工は滑り止めとなるので、敷布団を踏む際にズレる心配がありません。 小さなお子様やお年寄りのいる家庭でも安心して使用できます。 滑りにくい敷布団を選びたい場合は、ぜひノンスリップ加工を選びましょう。 こたつの敷布団に代用できるもの・できないもの こたつの敷布団は専用のものでなくても問題ありません。しかし、素材によっては代用できないものをあります。 以下では代用できるもの・できないものを解説します。 こたつ用敷布団に代用できるもの こたつ用敷布団は少し厚毛のカーペットやラグでも代用できます。 こたつ用敷布団よりは保温効果や節電効果には劣るかもしれませんが、機能性やデザイン性に優れているものも多いです。 冬の時期だけでなく一年中使用できるタイプもあるでしょう。 ただし、カーペットやラグを選ぶ際は注意が必要です。カーペットやラグは全ての商品が熱に強いわけではありません。 熱に弱い商品もあるため、代用する際は「ホットカーペット・床暖房OK」の記載があるか確認しましょう。 こたつ用敷布団に代用できないもの 基本的なカーペットやラグはこたつの敷布団として代用できます。 しかし、シャギータイプのカーペットや麻素材のラグは注意が必要です。 たとえば、シャギータイプのカーペットは毛足が30~50mm以上になります。 毛足が長いと、こたつのヒーター部分に絡まる恐れがあり、火災の原因になる可能性が高いです。 また、麻素材のラグは熱が加わると独特な臭いを発します。 この臭いは好き嫌いが分かれるので、できるだけ敷布団の代用にしないほうがいいでしょう。 こたつの敷布団の効果をさらに高める方法 ここまでこたつの敷布団の選び方や代用できるものについて紹介しました。 すでにこたつの敷布団を使用している方は、効果をさらに高める方法もあります。以下に効果を高める2つの方法を解説します。 1. 敷布団の下にアルミシートを敷く 現在使用している敷布団の保温効果を、さらに高めたい場合はアルミシートを敷く方法がおすすめです。 敷布団の下にアルミシートを敷くことで、こたつ内の熱が逃げにくく保温効果を高めることができます。 また、保温効果だけでなくクッション性も向上します。座り心地が良くなるため、敷布団のみに比べて快適に過ごせるでしょう。 2. ラグ用下敷きを敷く ラグ用下敷きを敷く方法もこたつ用敷布団の効果を高めてくれます。敷布団下にラグ用下敷きを敷くことで、クッション性が向上します。 そのため、長時間座っていてもお尻が痛くなる心配がありません。 また、ラグ用下敷きを敷くことでボリュームアップにもなります。お尻と床との距離が大きくなるため、防音効果にも期待できます。 アパートやマンション暮らしの方は騒音の心配が必要なくなるでしょう。 こたつ用敷布団の選び方を押さえて最適な敷布団を選ぼう こたつ敷布団を敷くことで、保温効果や節電効果などさまざまなメリットがあります。 こたつの下に敷くことで、暖かい空間を保ち続けてくれるでしょう。 また、こたつの敷布団はさまざまな種類があって特徴も異なるので、こたつのサイズや機能性を理解して選ぶことが大切です。 イケヒコオンラインショップでは、クッション性や保温性に優れたこたつ用敷布団を用意しています。 また、さまざまなサイズも用意していますので、こたつ用敷布団をお探しの方は、ぜひ検討してみてください。