北欧インテリア

フィンランドやノルウェー、スウェーデンなどの北欧は、冬の寒い時期でもおうち時間を楽しめるよう、色味やデザインにこだわったユニークなインテリアが楽しめます。 センスが良く独特なデザインの北欧インテリアは日本でも人気。
今回は、北欧インテリアを取り入れる際の3つのポイントについて紹介します。カラーや柄、素材だけでなく、インテリア家具についても解説。ぜひ参考にしてみてください。

カラー・柄選びのポイント

インテリア カラー選び

憧れの北欧インテリアに挑戦したくても、まずは何からそろえたら良いのか分かりませんよね。 クッションカバーやラグなど、簡単に取り入れられるアイテムを購入する際は、北欧らしい柄を選ぶようにしましょう。
ざっくりとした花などがあしらわれた植物柄や、可愛らしい動物柄、モロッカン柄などは北欧インテリアでも良く使われ、お部屋をおしゃれに彩ってくれます。 また、柄なしの単色を選ぶ際にもコツがあるので詳しく説明します。
カラーと柄選びさえ失敗しなければ、初心者の方でも素敵な北欧インテリアが楽しめます。

ユニークな動植物柄

北欧風アイテムといえば、形のぼんやりとしたカラフルな花柄や、生き生きと描かれた個性的な動物柄が特徴的。 規則的に描かれたデザインよりも躍動感があるので、北欧の雄大な自然やのびのび暮らす動物を身近に感じられるでしょう。

植物柄なら、定番の花柄のほか、木や葉っぱをモチーフにしたデザインが人気です。熊や鳥など、ユニークな動物柄も可愛いですね。
柄の大きさや色合いによって雰囲気はガラッと変わるので、取り入れる場所に合わせて柄を選ぶと良いでしょう。 大きな花柄を取り入れるなら、お部屋のなかでも目に入りやすいクッションカバーなどに選ぶと良いですよ。

迷ったらモロッカン柄

北欧アイテムに良く使われるモロッカン柄は、クローバーのように連なったユニークな幾何学模様が特徴的。 色合いによって雰囲気は変わりますが、北欧柄として取り入れたければ、グレー×白や、パステル色(ピンクや緑、青など)×白の色合いのものを選ぶと良いでしょう。

動植物柄に比べるとシンプルなので、性別や年齢問わず使いやすく、北欧インテリア初心者の方にもおすすめです。 お部屋の雰囲気が一気に垢抜けるので、リビングのラグやキッチンマット、玄関マットなど、布製品に取り入れると良いでしょう。

単色なら淡い色合いのものを

北欧風の柄を取り入れたいけど、派手な大判柄は苦手・・・そんな方は、まず単色アイテムから選ぶと良いでしょう。 北欧風のユニークなデザインをそろえなくても、北欧風インテリアは作れます。

ソファやカーテン、クッションなどを選ぶ際は、なるべく原色を避け、ワントーン暗めか淡い色を取り入れるとまとまりやすくなります。

ピンクなどで可愛くまとめたければ、明るいグレーにくすんだピンクなどを合わせると、甘くなりすぎず落ち着いたおしゃれな雰囲気になります。 青系でシックにしたければ、ネイビー寄りの青にアイボリー、グレージュなどを合わせるとセンス良くまとまりますよ。

素材選びのポイント

インテリア 素材選び

ナチュラルでおしゃれな北欧インテリアは、使う素材もなるべく自然な風合いで使いやすいものがおすすめ。 リビングやダイニング、寝室などの布製品を選ぶ際は、コットンやリネンなどの自然素材のものが良いでしょう。

また、同じ自然素材のい草は、意外にも独特な風合いとスタイリッシュな見た目が北欧テイストにマッチします。 お部屋のラグなどに取り入れてみるとよりおしゃれになりますよ。
柄や色にこだわることも大事ですが、使い心地を考えて素材選びにもこだわるようにしましょう。

コットンやリネン

衣服でも使いなじみのあるコットンやリネンは、肌なじみが良く、サラッとした使用感が特徴的。 どちらも自然素材なので、シンプルでナチュラルな北欧テイストとの相性も良く、お部屋のインテリアにも合わせやすいでしょう。
また、使う季節を問わないのでオールシーズン使いやすく、長い間楽しむことができます。 リビングのインテリアならソファやクッションカバー、寝室ならベッドカバーやラグなどの素材として取り入れてみると良いでしょう。

い草

和室の畳にも使用されているい草は和のイメージが強いですが、近年ではさまざまない草アイテムが誕生し、おしゃれでモダンなデザインが特徴的です。 すっきりとした無駄のないデザインで北欧インテリアとの相性も良く、使い心地の良さも実感できるでしょう。

い草といえば緑やベージュが一般的ですが、北欧インテリアに取り入れるなら、単色の薄いグレーや模様の入ったデザインがおすすめです。

い草は効能にも優れていて季節問わず使えるので、玄関からリビングまでさまざまな場所で活躍するでしょう。

インテリア・家具選びのポイント

インテリア 家具選び

お部屋の主役にもなる家具やインテリア用品を選ぶ際は、なるべく暖かみのある木製家具を取り入れるようにしたり、北欧風デザインも多いファブリックパネルなどを飾ると良いでしょう。

センスに自信がなくて不安な方でも、家具やインテリア選びに失敗しなければ北欧インテリアを楽しむことができます。 同じ木製家具でも、部分的に木製のものから全体的に木製のものまで種類はさまざま。自分の好みに合ったものが見つかると良いですね。

北欧テイストと相性の良い観葉植物は、お部屋が一気に垢抜けてさらにおしゃれな空間を演出してくれますよ。

木製家具

家具を取り入れる際は、スチールやプラスチックなどの無機質なものより、木材が使われた暖かみあるデザインのものを選ぶと良いでしょう。
ソファならフレームや脚に木材が使われたものなど、ファブリック家具でもどこかに木材が使われたものを取り入れるのがおすすめです。 存在感の大きい一つ一つの家具が重くなりすぎず、お部屋全体がナチュラルで優しい雰囲気になりますよ。
同じ木材でも明るめから落ち着いた色味まで、木材の風合いはそれぞれ違うので、周りのインテリアの色に合わせて選ぶと良いでしょう。

ファブリックパネル

北欧インテリアにぴったりのおしゃれなインテリアを取り入れたいなら、お部屋を一気に垢抜けさせてくれるファブリックパネルを飾るのがおすすめ。 ファブリックパネルとは、木製フレームに生地が貼り付けられたインテリアのことで、壁にかけてアート感覚で楽しむことができます。

縦横30cm前後のコンパクトなサイズ感のものが多く、1枚で飾っても良いですし、デザイン違いで3つ並べて使ってもおしゃれ。 幅をとらないのでさまざまな場所に飾りやすく、リビングやダイニング、寝室などに取り入れると良いでしょう。
北欧テイストの植物柄や幾何学模様のほか、幅広いデザインも魅力的です。

観葉植物

北欧テイストのナチュラルなお部屋は、観葉植物などのグリーンインテリアとの相性も良く、お部屋に良くなじみます。 小さめのプランターを複数飾っても可愛いですし、存在感をもたせたければ7号や8号サイズのものを置くと良いでしょう。 お部屋の角スペースやソファの隣など、見栄えの良い場所を選ぶと良いですよ。

お部屋の雰囲気も明るくなり、よりナチュラルなインテリアを楽します。 小さめのものなら木製の台などに飾っても良いですし、木目調のプランターに入れてもおしゃれですね。

まとめ

お部屋に北欧インテリアを取り入れたければ、まずはカラーや柄にこだわり、お部屋の全体的な色味をまとめましょう。 また、使いなじみが良く北欧テイストにも合った素材を選ぶことも重要です。
おしゃれな北欧インテリアを作るのは、難しそうに見えて意外と簡単。コツさえつかめば、センスが良くておしゃれなお部屋が完成しますよ。ぜひ参考にしてみてください。

The following two tabs change content below.

イケヒコ編集部

イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。

会社概要を見る >