人気のインテリアスタイル『ジャパンディ』でおしゃれな和室に
人気のインテリアスタイル『ジャパンディ』でおしゃれな和室に
みなさんは、自宅にジャパンディの要素を取り入れていますでしょうか。
和室にジャパンディの要素を取り入れることによって、これまでの和室とは一味違った素晴らしい空間を創出することができます。ジャパンディの要素を取り入れることはそれほどハードルが高いわけでもなく、誰でも簡単にその要素を取り入れることができます。ジャパンディは人気のインテリアスタイルとなっていますので、客人を迎え入れるときも羨望のまなざしで見られることでしょう。
本記事では、ジャパンディの要素を和室に取り入れることによっておしゃれなインテリアスタイルにできることについて詳しくご説明したいと思います。
和室のよくあるお悩み
和室では、畳が敷設されていることから非常に使い勝手が良く、小さい子どもがいるときなどは遊びのスペースやお昼寝スペースとして重宝しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、子どもが大きくなってしまうと先述したような有効利用をする機会もめっきりと少なくなってしまうため、どのように活用すれば良いのか迷われている方も多いのではないでしょうか。
和室の有効活用方法を紹介
最近では、働き方改革の一環としてテレワークを行う機会が多くなっているためワークスペースとして活用するのも良いでしょう。また、自宅でできる趣味などを持っているのであれば趣味を行う部屋として活用することもおすすめです。
ご年配の世代であれば、上下移動を伴う生活空間では不便と感じる方も多くなって来ます。そこで、和室にベッドを設置してリビングダイニングと和室=寝室として活用することによって、生活空間をコンパクトにすることができます。自身が日常生活を送るうえで便利となるように和室を有効活用することが良いでしょう。
おしゃれな和室にする方法
和室をおしゃれにしたいと考える方は多いのではないでしょうか。おしゃれにするためにリフォームすることも良いですが、多額な予算が必要となるため経済的に余裕がなければなかなか難しいのではないでしょうか。
そこで、和室をおしゃれにする1つの方法として、現在ジャパンディスタイルが非常に注目されています。
今人気のスタイル「ジャパンディ」とは?
ジャパンディとはジャパンとスカンジナビアンを組み合わせた造語となっています。インテリアのスタイルとしては、北欧インテリアをベースとしてそこに和のエッセンスを加えて行くインテリアスタイルとなっています。
- ジャパンディスタイルの家具の選び方
- ジャパンディと似ている和モダンとの違い
- ジャパンディの特徴
- ジャパンディを取り入れるポイント
ジャパンディスタイルの家具の選び方
日本にある家具は、非常にシンプルな出材のものが多くなっています。一方、ヨーロッパの家具では猫足の家具やデコラティブな家具が多くなっています。ジャパンディスタイルとして家具を採用するのであればそういった家具ではなく、すっきりとした直線的なラインの家具がおすすめです。
ジャパンディと似ている和モダンとの違い
和モダンとは、日本発症の言葉となっています。そのため、どちらかというと和の要素が多いスタイルとなっています。ベースは和の要素となり、そこに洋風の要素を取り入れるのが和モダンです。従って、要素の比重は和の方が大きくなります。
一方、ジャパンディとはヨーロッパが発症の言葉となっています。そのため、ベースは北欧インテリアであり、そこに少し和の要素を取り入れるのがジャパンディです。従って、要素の比重は洋の方が大きくなります。
このように、和モダンとジャパンディは混同されがちですが、どちらの要素が大きく取り入れられているのかによって和モダンとジャパンディが分かれていると言えます。
ジャパンディの特徴
ジャパンディの大きな特徴は、ベースがシンプルモダンとなることです。ジャパンディとは、上述したように洋の要素がメインとなりますので北欧スタイルでもすっきりとしてシンプルなものがベースとなります。和室の場合は、和がベースとなりますのでそこにジャパンディの要素として北欧家具を採用してバランスを取ることがポイントです。
カラーはアーストーンカラーをチョイスするようにしましょう。アーストーンカラーとは、木や土を連想させるカラーでありベージュや茶色等のグラデーションのカラーが該当します。
素材は、自然素材のものをチョイスするようにしましょう。木・ラタン・竹・和紙・麻・陶器といった自然素材を使用した家具や小物を置くと良いでしょう。
これらに和のエッセンスを加えることによって、ジャパンディスタイルに近づきます。例えば、職人による手仕事の温もりが感じ取れるような家具や小物をチョイスします。また、さり気なく和のデザイン取り入れる手法として格子などを取り入れるのがおすすめです。
ジャパンディを取り入れるポイント
ジャパンディの大前提として、家具も小物も必要最低限のものだけを取り入れるようにしてください。余計なものが空間にあることによって、すっきりとした空間にならないため必要最小限のものだけにすることがポイントです。すっきりとした空間に整えるためには、設置しようとしている家具や小物が本当にこの部屋に必要なのかどうかを自問自答してから採用するようにしましょう。
また、ペンダントのデザインとしてジャパンディを取り入れることもおすすめです。例えば、照明1つを交換することによって部屋の雰囲気はがらりと変わりますので、効果的にスタイルを変えることができるからです。ジャパンディでは、木・竹・和紙などの自然素材でできているものは和の要素が強いと言えますので、洋室がベースとなる部屋ではほんのりと和の要素を感じ取れるペンダントなどが良いでしょう。和室がベースの場合では、逆に洋風のペンダントをチョイスすることによって適切なバランスが保たれてジャパンディなスタイルを確立することができます。
なお、ジャパンディの要素を小物で取り入れることも重要です。シンプルな黒のフラワーベースに大ぶりの枝もので和のテイストを加える方法があります。黒色には空間を引き締める効果があり、和のデザインでは黒のものが多いためシンプルな黒がおすすめです。また、枝ものはボリュームと大きさを兼ね備えていますので小物といえども空間のアクセントとして有効です。
ジャパンディスタイルでは、和と洋のバランスが非常に大切です。そのため、部屋全体が洋に偏っているのであれば、その他の和アイテムをプラスすることでバランスを取ることができます。例えば、手すき和紙のアートフレームや盆栽などを取り入れることによって和の要素を強めることができるでしょう。
また、シンプルな白および黒のデザインの和食器として急須などを配置してもおしゃれに和の要素を取り入れることができます。
まとめ
ここまで、ジャパンディの要素を和室に取り入れることによっておしゃれなインテリアスタイルにできることについて詳しくご説明させて頂きました。
ジャパンディスタイルは、北欧のインテリアに和のエッセンスを加えることで成立するインテリアです。なお、北欧スタイルにプラスできるエッセンスとは和だけに限らずどんなスタイルにも応用することができます。そのため、和だけにこだわらずご自分の好きなエッセンスを取り入れて見るのも良いのではないでしょうか。
本記事をご覧になられた方が、ジャパンディスタイルについて詳しくなって頂けたのであれば幸いです。
イケヒコ編集部
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