和室の和モダンスタイルのインテリアのつくり方の5つのポイント 更新日: 2022-12-15 投稿日: 2021-10-26 インテリア暮らしの知恵畳 目次1 和室の和モダンスタイルのインテリアのつくり方の5つのポイント2 和モダンはどういうものか?2.1 ポイント①内装様式のポイント2.2 ポイント②家具選びのポイント2.3 ポイント③配色のポイント2.4 ポイント④素材選びのポイント2.5 ポイント⑤シンプルにまとめる 3 和モダン仕上げポイント4 まとめ 和室の和モダンスタイルのインテリアのつくり方の5つのポイント みなさんは、和モダンに興味はありますでしょうか。 和モダンな和室とすることにより、普通の和室とは一線を画した癒しあふれる空間を創出することができます。 本記事では、おすすめである和室の和モダンスタイルにおけるインテリアのつくり方について詳しくご説明したいと思います。 和モダンはどういうものか? 和モダンとはどういうものか?5つのポイントに分けて紹介していきます。 ポイント①内装様式のポイント ポイント②家具選びのポイント ポイント③配色のポイント ポイント④素材選びのポイント ポイント⑤シンプルにまとめる ポイント①内装様式のポイント 和室の和モダン空間において、内装は非常に重要です。 和モダンを目指す部屋が和室であるならば家具は洋風にしましょう。このように、内装様式に着目して設置する家具を違うテイストのものとすることによって和モダンな空間を創出することができます。 和風モダンな空間を創出するにあたって重要なのは、部屋すべてを見回したときに違和感なくバランスが保たれていることです。和とモダンを融合させるためには、どちらかのテイストが自己主張しすぎているとうまく行きません。和とモダンのどちらかに傾向しすぎないよう注意してください。 ポイント②家具選びのポイント 和室の和モダン空間において、家具の選択を失敗してしまうと一気に空間のバランスが崩れてしまいます。 和室では、基本的に畳が設置されています。そのため、洋風家具はモダンやスタイリッシュさに定評がありますのでそれらを積極的に採用するようにしましょう。アンバランスに見えるかもしれませんが、畳のうえにイスを配置することも和風モダンの演出に一役買ってくれるでしょう。 各種家具のデザインとしては格子模様が非常におすすめです。格子模様の家具を選択することによって、和風モダンの空間を創出しやすくなるでしょう。具体的には、箪笥・引き出し・パーテーション・引き戸などにおいて格子のデザインを取り入れましょう。家具に講師を取り入れることによって見た目がぐっと洗練されるのです。さのため、和風モダンの空間創出では定番とされており、格子のデザインはシンプルであることからモダンである家具の雰囲気を壊すことがありませんので、非常に相性が良いと評価されています。 また、あえて縁が設置されていない半畳サイズの畳を使用することによって足元に対して格子模様を採用することができます。ポイントは畳の設置方法であり、畳には目の向きがありますのでそれを縦横交互になるように敷設することによって格子のデザインとすることが可能です。また、太陽や照明灯がどのようにあたるのかによって色の濃さが異なって視認されるため、時間帯や見る角度によってさまざまな顔を見せてくれるのもおすすめポイントです。 畳が設置されている和室では、シックな色合いを基調とした家具を設置することによって、白をベースとした襖との相性も良いことから、比較的容易に和風モダンを演出することができま ポイント③配色のポイント 和室の和モダン空間を創出するためには、採用する配色にも配慮しなければなりません。 和モダンを成功させるための配色としては、彩度が低い色を上手に取り入れることによってバランスが保たれます。和モダンをテイストとした空間で使用される代表的な素材としては、畳・漆喰・土壁・竹などが一般的となっています。それらをベースとした和室に合う配色を考慮すると、アースカラーや日本伝統色が良いと言えるでしょう。茶色・ベージュ・グレー・白、黒・くすんだ緑・えんじ色・藍色といったアースカラー及び日本伝統色を中心として配色を選択するようにしてください。 和モダンに合いそうな具体的な事例をご紹介すると、白と黒のモノトーンをベースとしてアレンジするのも良いでしょう。ごくシンプルな色調ではありますが、和風モダンには非常にマッチします。スタイリッシュでありながらメリハリも兼ね備えたカラーコーディネートですので、満足のいく落ち着き感が確保された部屋となるでしょう。 ポイント④素材選びのポイント 和室の和モダン空間では、自然由来の素材が頻繁に使用されます。自然由来の素材とは、無垢材・漆喰・珪藻土などが該当します。ナチュラルなイメージが先行する無垢材・漆喰・珪藻土などの素材を積極的に採用することによって、温かな雰囲気を醸し出している空間を創出することができます。 なお、暗い色合い無垢材をベースとすることによりモダンさを向上させる効果が期待できます。逆に、明るい色合いの無垢材をベースとすることにより和風らしさを向上させる効果が期待できます。上述した事例にあるとおり、モノトーンを採用することは非常に良いのですが全てをモノトーンのみで構成してしまうと和風のテイストが希薄になってしまうため注意が必要です。 ポイント⑤シンプルにまとめる 和室の和モダン空間では、「シンプルイズベスト」がぴったりと当てはまるのではないでしょうか。 あまりにも色々なものを取り入れてしまうと、コンセプトがずれてしまい何を目指しているのか分からなくなってしまいます。そのため、必要ないものはできる限り省いてしまい、シンプルである素材の持ち味およびデザインの特性を最大限に活かした空間とすることが重要です。シンプルであるということは、言い換えるとテーマがしっかりと決まっているということです。そのため、コンセプトが明確になっていますので個性的な魅力が引き出された空間となるのです。 和室という特性もありますので、あまりに個性の強すぎるデザインを採用してしまうと、和室のテイストとはかけ離れてしまいます。そのため、1つのコンセプトを追求したデザインを兼ね備えた空間とすることによって、差別化と調和がバランス良く保たれた空間を創出することができるのです。 和モダン仕上げポイント 和室の和モダン空間を創出するためには、仕上げも大切にしなければなりません。 上述したようなポイントを考慮することによって、コンセプトが絞られた空間とすることができます。それらを最後に彩り仕上げるためには、照明にも配慮しましょう。 和モダンな和室の雰囲気を大きく左右する仕上げとして、竹・和紙・和ひもなどが施された照明を採用しましょう。これらの装飾が施されていることによって、ぐっと和室としての質が向上します。照明スタンドおよび間接照明を採用することも効果的であり、ひじようなおしやれな空間としてくれます。 なお、照明の色合いは機械的な白色系や冷たいイメージを与えてしまう青色系ではなく、温かなイメージが先行する暖色系を選択するようにしてください。和室は、癒しを追及している部屋といっても過言ではないためイメージは温かなものとすることを強くおすすめします。 まとめ ここまで、和室の和モダンスタイルにおけるインテリアのつくり方ついて詳しくご説明させて頂きました。 和室の和モダンスタイルでは、和洋の良いとこ取りとなっていますので非常におすすめのスタイルとなっています。 本記事をご覧になられた方が、少しでも和室の和モダンスタイルついて詳しくなって頂けたのであれば幸いです。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: 北欧インテリアとは? グレーインテリアのコーディネートを作る4つのポイント ラグ・カーペットの洗濯方法の疑問を解決! 小さめのラグ・マットおすすめ12選!小さいラグの使い方をご紹介
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