敷布団のサイズについて 更新日: 2022-10-07 投稿日: 2022-02-15 寝具 旅館などに泊まった際、布団で寝ると何だか懐かしい気持ちになりますよね。住居形式が変わった現代でも、ベッドではなくあえて敷布団を使う方は多いのではないでしょうか。ベッドと同じように、敷布団にも使用人数に合わせたサイズがあります。 今回は、敷布団のサイズについてご紹介します。一人暮らしにぴったりのシングルサイズからロングサイズまで、それぞれの特徴についても解説するので、敷布団を探している方はぜひ参考にしてみてくださいね。 目次1 敷布団のサイズについて1.1 敷布団のサイズ一覧1.2 シングルサイズ(横100cm×縦200cm)について1.3 セミダブルサイズ(横120cm×縦200cm)について1.4 ダブルサイズ(横140cm×縦200cm)について1.5 ロングサイズ(縦長210cm以上)について2 まとめ 敷布団のサイズについて 通常使われる敷布団は一人用のシングルサイズが多いですが、最近ではベッドのサイズと同じように、ゆったり使えるセミダブルや二人用にちょうど良いダブル、縦長のロングサイズなど、さまざまなサイズの敷布団があります。旅館などでは、4人で使うなら4人分の敷布団を敷くことが多いですが、家族で一緒に寝る場合は、さまざまなサイズを組み合わせることで、本当に必要な範囲だけ敷くことができます。お部屋の広さに合わせて省スペースで使えますよ。 敷布団のサイズ一覧 敷布団のサイズは、横幅の長さによって変わります。一人で使うなら横幅100cmのシングルサイズ、二人で使うなら横幅140cmのダブルサイズというように、使う人数によってサイズを選ぶようにしましょう。 敷布団の大まかなサイズは以下の通り。 サイズ 横幅(cm) 縦長(cm) シングルサイズ 約100cm 約200cm セミダブル 約120cm 約200cm ダブル 約140cm 約200cm クィーン 約160cm 約200cm キング 約180cm 約200cm ※ロングサイズ 約210cm以上 家族全員で使う場合は、子供の年齢や人数によって違うサイズの敷布団を組み合わせることもできます。また、来客用に置いておくといざという時役立つので、参考にしてみてください。 シングルサイズ(横100cm×縦200cm)について 敷布団といえば、一人用のシングルサイズを想像する方が多いのではないでしょうか。一般的に使われる多くの敷布団はシングルサイズで、横幅は100cmです。男性一人が寝ても左右に程よい余裕があり、小柄な日本人の体型にもぴったりのサイズ感。最近では、横幅70~90cm前後のさらにコンパクトな敷布団もあり、より省スペースで自分の好みに合ったサイズや、居住環境に合わせたものが選べるようになっています。 広く使われている大きさなので、布団収納ラックに収まりやすく、布団収納袋などに収納する際も、サイズが見つけやすいなどのメリットもあります。 敷布団は、本来床に直接敷いて使われてきましたが、住環境が変わった現代では、ベッドに敷いてマットレス代わりに使うこともあります。マットレスの場合、シングルは横幅97cm、縦幅195cmが一般的なので、敷布団だとぴったり収まらない可能性もあるため、サイズを良く確認してから使うと良いでしょう。 シングルサイズはこんな人におすすめ ①一人用 一人暮らしなどで一人用の敷布団を購入する際は、横幅100cmのシングルサイズを選ぶ方が多いでしょう。敷布団の縦幅は200cm前後のものが多いため、縦幅と横幅ともに、性別問わず余裕をもって使えるサイズ感となります。 ②来客用 シングルサイズは大人が一人寝る際にぴったりの大きさなので、来客用としていくつか持っておくと便利です。日本人であれば使う人の性別や年齢を問わないため、小さすぎて失敗する心配もないでしょう。体格が大きい方など、シングルで物足りない場合は、もう一枚敷いて面積を広く使う方法もありますよ。 ③子供用 シングルサイズは一般的に大人用の大きさではありますが、小学生高学年以上であれば子供が使っても良いでしょう。ただし、おねしょをしてしまった場合、小さめの子供用敷布団に比べると洗濯が大変になるので、小さいうちは体のサイズに合ったものを使うことをおすすめします。 セミダブルサイズ(横120cm×縦200cm)について セミダブルサイズは、横幅が120cmとなっているため、シングルサイズに比べてゆったりと使うことができます。一人でも広々と寛げて使い心地は良いですが、収納する際は少し工夫が必要になる場合もあります。布団用収納ラックや布団収納袋はシングルサイズを基準に作られているものが多く、セミダブルサイズに合った大きさを探さなければなりません。収納ラックを購入する際は、横幅の長さ調節ができるものを選ぶと良いでしょう。また、布団用の整理棚は120cmの横幅が収まるかどうかの確認も必要です。 セミダブルサイズはこんな人におすすめ ①一人用 一人用であれば横幅100cmのシングルサイズが王道でしたが、さらにゆったりとしたスペースで寝たい方や、体格の大きい方には、横幅が120cmとたっぷりのセミダブルサイズがおすすめです。シングルサイズに比べると広々使えるので、寝返りの多い方でも安心ですよ。 ②友達やカップルと 友達や恋人が泊りに来た際、シングルサイズの布団で一緒に寝て窮屈に感じたことはありませんか。一緒に生活する場合は自分用の布団やダブルサイズの布団を用意するのが良いですが、たまに人が泊りに来る際は、シングルより少し広めのセミダブルサイズがおすすめ。体が密着しすぎることなく、程よい空間を保って寝ることができるでしょう。 ③親子用 セミダブルサイズは一人で広々と使うことができますが、小さい子供と寝る時にもぴったり。まだ寝かしつけが必要な子供と一緒に寝ることもできるので、夫婦どちらかの敷布団をセミダブルサイズにしておくと便利です。横幅60cm前後の枕なら、二つ一緒に置くこともできるでしょう。 ダブルサイズ(横140cm×縦200cm)について ダブルサイズの横幅は140cmで、シングルサイズよりも40cm分長く、二人で使いたい場合にぴったり。ダブルサイズ以上になると、ゆったりとしたクイーンやホテルのベッドでも使われるキングサイズなどがありますが、一般的な住宅で使うならダブルサイズがメジャーでしょう。夫婦やカップルだけでなくさまざまなシチュエーションで使えるので、使用状況に合わせて取り入れると良いですよ。 ダブルサイズはこんな人におすすめ ①夫婦 幅140cmのダブルサイズは、夫婦などの二人用として良く使われています。一人用の敷布団を2つ使う場合もありますが、シングルサイズの横幅は100cmなので、ダブルサイズを使った方が幅をとらず、省スペースで使うことが可能。賃貸住宅などで寝室の十分な広さがとれない場合は、ダブルサイズを検討すると良いでしょう。 ②親子 小さい子供と一緒に寝る場合、シングルより少し大きいセミダブルがおすすめですが、体格が大きかったり窮屈に感じる場合はダブルサイズの方が良いでしょう。幅が140cmあるので、セミダブルよりも寝返りがうちやすく、広々とした寝心地を実感できますよ。また、親子4人前後で寝る場合は、ダブルサイズを2つ置いても良いでしょう。子供が増えた場合でも余裕をもって使えます。 ③来客用 来客用のゲストルームがある場合、横幅のたっぷりとあるダブルサイズの敷布団を用意しておくと便利です。一人なら広々と使えるし、親子や友達同士で泊りに来た場合でも、窮屈に感じることなく一緒に使うことができるでしょう。 ロングサイズ(縦長210cm以上)について 通常敷布団は縦の長さが200cmですが、ロングサイズの場合、210cm以上になるのでさらに余裕のある寝心地を実感できます。体格が大きい方や、通常サイズでは足元がしっくりこない方は試してみると良いでしょう。また、来客用として用意する場合も、長さが短すぎて使用者の体格に合わなかったという失敗が防げるので、心配であればロングサイズを用意しておくと安心ですね。 まとめ 今回は、使うシーンに合わせたさまざまな敷布団のサイズについてご紹介しました。一人で使う場合は、ワンルームなどの一人暮らしならシングルサイズ、広々とした寝室で使うならセミダブルというように、同じ一人用でも生活環境に合わせたサイズ選びを行いましょう。 また、自分で使う用としてだけでなく、来客用として置いておくのもおすすめです。さまざまなシーンを想像しながら、生活スタイルに合わせたサイズを選びましょう。 布団・寝具一覧を見る The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 福岡おもちゃ美術館×イケヒコのコラボイベント 「い草枕作り」ワークショップレポート - 2024.03.13 ものづくりラボ‐room1- - 2024.02.27 無垢床×い草で最高にリラックスできるおうち-インテリアコーディネーターがつくるナチュラルな暮らし- - 2023.12.28 関連記事: マットレス・ベッドサイズの選び方 羽毛布団を自宅で洗濯!?洗濯・乾燥方法を解説 夏を快適に過ごす接触冷感インテリア ラグの色はどう選ぶのがいいの?インテリアの黄金配色とは
旅館などに泊まった際、布団で寝ると何だか懐かしい気持ちになりますよね。住居形式が変わった現代でも、ベッドではなくあえて敷布団を使う方は多いのではないでしょうか。ベッドと同じように、敷布団にも使用人数に合わせたサイズがあります。 今回は、敷布団のサイズについてご紹介します。一人暮らしにぴったりのシングルサイズからロングサイズまで、それぞれの特徴についても解説するので、敷布団を探している方はぜひ参考にしてみてくださいね。 目次1 敷布団のサイズについて1.1 敷布団のサイズ一覧1.2 シングルサイズ(横100cm×縦200cm)について1.3 セミダブルサイズ(横120cm×縦200cm)について1.4 ダブルサイズ(横140cm×縦200cm)について1.5 ロングサイズ(縦長210cm以上)について2 まとめ 敷布団のサイズについて 通常使われる敷布団は一人用のシングルサイズが多いですが、最近ではベッドのサイズと同じように、ゆったり使えるセミダブルや二人用にちょうど良いダブル、縦長のロングサイズなど、さまざまなサイズの敷布団があります。旅館などでは、4人で使うなら4人分の敷布団を敷くことが多いですが、家族で一緒に寝る場合は、さまざまなサイズを組み合わせることで、本当に必要な範囲だけ敷くことができます。お部屋の広さに合わせて省スペースで使えますよ。 敷布団のサイズ一覧 敷布団のサイズは、横幅の長さによって変わります。一人で使うなら横幅100cmのシングルサイズ、二人で使うなら横幅140cmのダブルサイズというように、使う人数によってサイズを選ぶようにしましょう。 敷布団の大まかなサイズは以下の通り。 サイズ 横幅(cm) 縦長(cm) シングルサイズ 約100cm 約200cm セミダブル 約120cm 約200cm ダブル 約140cm 約200cm クィーン 約160cm 約200cm キング 約180cm 約200cm ※ロングサイズ 約210cm以上 家族全員で使う場合は、子供の年齢や人数によって違うサイズの敷布団を組み合わせることもできます。また、来客用に置いておくといざという時役立つので、参考にしてみてください。 シングルサイズ(横100cm×縦200cm)について 敷布団といえば、一人用のシングルサイズを想像する方が多いのではないでしょうか。一般的に使われる多くの敷布団はシングルサイズで、横幅は100cmです。男性一人が寝ても左右に程よい余裕があり、小柄な日本人の体型にもぴったりのサイズ感。最近では、横幅70~90cm前後のさらにコンパクトな敷布団もあり、より省スペースで自分の好みに合ったサイズや、居住環境に合わせたものが選べるようになっています。 広く使われている大きさなので、布団収納ラックに収まりやすく、布団収納袋などに収納する際も、サイズが見つけやすいなどのメリットもあります。 敷布団は、本来床に直接敷いて使われてきましたが、住環境が変わった現代では、ベッドに敷いてマットレス代わりに使うこともあります。マットレスの場合、シングルは横幅97cm、縦幅195cmが一般的なので、敷布団だとぴったり収まらない可能性もあるため、サイズを良く確認してから使うと良いでしょう。 シングルサイズはこんな人におすすめ ①一人用 一人暮らしなどで一人用の敷布団を購入する際は、横幅100cmのシングルサイズを選ぶ方が多いでしょう。敷布団の縦幅は200cm前後のものが多いため、縦幅と横幅ともに、性別問わず余裕をもって使えるサイズ感となります。 ②来客用 シングルサイズは大人が一人寝る際にぴったりの大きさなので、来客用としていくつか持っておくと便利です。日本人であれば使う人の性別や年齢を問わないため、小さすぎて失敗する心配もないでしょう。体格が大きい方など、シングルで物足りない場合は、もう一枚敷いて面積を広く使う方法もありますよ。 ③子供用 シングルサイズは一般的に大人用の大きさではありますが、小学生高学年以上であれば子供が使っても良いでしょう。ただし、おねしょをしてしまった場合、小さめの子供用敷布団に比べると洗濯が大変になるので、小さいうちは体のサイズに合ったものを使うことをおすすめします。 セミダブルサイズ(横120cm×縦200cm)について セミダブルサイズは、横幅が120cmとなっているため、シングルサイズに比べてゆったりと使うことができます。一人でも広々と寛げて使い心地は良いですが、収納する際は少し工夫が必要になる場合もあります。布団用収納ラックや布団収納袋はシングルサイズを基準に作られているものが多く、セミダブルサイズに合った大きさを探さなければなりません。収納ラックを購入する際は、横幅の長さ調節ができるものを選ぶと良いでしょう。また、布団用の整理棚は120cmの横幅が収まるかどうかの確認も必要です。 セミダブルサイズはこんな人におすすめ ①一人用 一人用であれば横幅100cmのシングルサイズが王道でしたが、さらにゆったりとしたスペースで寝たい方や、体格の大きい方には、横幅が120cmとたっぷりのセミダブルサイズがおすすめです。シングルサイズに比べると広々使えるので、寝返りの多い方でも安心ですよ。 ②友達やカップルと 友達や恋人が泊りに来た際、シングルサイズの布団で一緒に寝て窮屈に感じたことはありませんか。一緒に生活する場合は自分用の布団やダブルサイズの布団を用意するのが良いですが、たまに人が泊りに来る際は、シングルより少し広めのセミダブルサイズがおすすめ。体が密着しすぎることなく、程よい空間を保って寝ることができるでしょう。 ③親子用 セミダブルサイズは一人で広々と使うことができますが、小さい子供と寝る時にもぴったり。まだ寝かしつけが必要な子供と一緒に寝ることもできるので、夫婦どちらかの敷布団をセミダブルサイズにしておくと便利です。横幅60cm前後の枕なら、二つ一緒に置くこともできるでしょう。 ダブルサイズ(横140cm×縦200cm)について ダブルサイズの横幅は140cmで、シングルサイズよりも40cm分長く、二人で使いたい場合にぴったり。ダブルサイズ以上になると、ゆったりとしたクイーンやホテルのベッドでも使われるキングサイズなどがありますが、一般的な住宅で使うならダブルサイズがメジャーでしょう。夫婦やカップルだけでなくさまざまなシチュエーションで使えるので、使用状況に合わせて取り入れると良いですよ。 ダブルサイズはこんな人におすすめ ①夫婦 幅140cmのダブルサイズは、夫婦などの二人用として良く使われています。一人用の敷布団を2つ使う場合もありますが、シングルサイズの横幅は100cmなので、ダブルサイズを使った方が幅をとらず、省スペースで使うことが可能。賃貸住宅などで寝室の十分な広さがとれない場合は、ダブルサイズを検討すると良いでしょう。 ②親子 小さい子供と一緒に寝る場合、シングルより少し大きいセミダブルがおすすめですが、体格が大きかったり窮屈に感じる場合はダブルサイズの方が良いでしょう。幅が140cmあるので、セミダブルよりも寝返りがうちやすく、広々とした寝心地を実感できますよ。また、親子4人前後で寝る場合は、ダブルサイズを2つ置いても良いでしょう。子供が増えた場合でも余裕をもって使えます。 ③来客用 来客用のゲストルームがある場合、横幅のたっぷりとあるダブルサイズの敷布団を用意しておくと便利です。一人なら広々と使えるし、親子や友達同士で泊りに来た場合でも、窮屈に感じることなく一緒に使うことができるでしょう。 ロングサイズ(縦長210cm以上)について 通常敷布団は縦の長さが200cmですが、ロングサイズの場合、210cm以上になるのでさらに余裕のある寝心地を実感できます。体格が大きい方や、通常サイズでは足元がしっくりこない方は試してみると良いでしょう。また、来客用として用意する場合も、長さが短すぎて使用者の体格に合わなかったという失敗が防げるので、心配であればロングサイズを用意しておくと安心ですね。 まとめ 今回は、使うシーンに合わせたさまざまな敷布団のサイズについてご紹介しました。一人で使う場合は、ワンルームなどの一人暮らしならシングルサイズ、広々とした寝室で使うならセミダブルというように、同じ一人用でも生活環境に合わせたサイズ選びを行いましょう。 また、自分で使う用としてだけでなく、来客用として置いておくのもおすすめです。さまざまなシーンを想像しながら、生活スタイルに合わせたサイズを選びましょう。