自宅で行うカーペットのクリーニングについて解説

カーペットのクリーニング

この記事では、自宅にいながら自分でできるカーペットのクリーニングについて解説します。

自宅でカーペットクリーニングをするときに必要なもの

カーペットのクリーニング

カーペットには、見えない皮脂汚れや食べ物のカスなどの油汚れが溜まっています。カーペットを綺麗にするなら、溜まってしまった油汚れを落としましょう。

自宅でカーペットクリーニングするときに必要なものは以下の通りです。

  • 掃除機
  • 雑巾
  • スポンジ
  • 重曹
  • スプレーボトル
  • スチームアイロン

掃除機は、カーペットをクリーニングする前の下準備に。アイロンは、カーペットクリーニングの仕上げに使います。

次に、どのような手順でカーペットをクリーニングするのかを見ていきましょう。

自宅でカーペットクリーニングをするときの手順

カーペットのクリーニング

それでは、自宅でカーペットをクリーニングする手順について解説していきます。

  • 手順1.重曹水を作る
  • 手順2.カーペット全体に掃除機をかける
  • 手順3.重曹水を使って汚れを拭き取る
  • 手順4.アイロンをかける
  • 手順5.しっかり乾かす

手順1.重曹水を作る

まず、カーペットクリーニングに使う重曹水を作ります。

スプレーボトルに水100mlと重曹小さじ1杯を入れて蓋をし、しっかり振って溶かしましょう。

他の場所の掃除にも使えますので、多く作る場合は同じ割合になるようにボトルに入れてください。

手順2.カーペット全体に掃除機をかける

カーペットの汚れの80%以上はホコリです。まずはカーペット全体に掃除機をかけましょう。

カーペットに掃除機をかけるときは、毛の流れと反対にかけるようにしてください。こうすることでへたってしまっていた毛並みが逆立って、奥に入り込んでいた汚れもクリーニングできますし、ふわふわ感も多少戻ってきます。

カーペットの掃除をコロコロで済ませてしまう人もいますが、コロコロだけでは取りきれないので、必ず掃除機をかけてください。

手順3.重曹水を使って汚れを拭き取る

次に、最初に作った重曹水を使って、カーペットの汚れをとっていきます。

カーペット全体に重曹水を吹きかけ、雑巾を使ってしっかり擦りましょう。食べ物や飲み物などでシミができてしまっている部分は、スポンジを使って擦るのもおすすめです。

手順4.アイロンをかける

全体を擦ったら、今度はアイロンをかけます。スチーム機能がある場合はスチーム機能を使いましょう。

まず、掃除機をかけた時と同じように、カーペットの毛を逆立てるようにしてアイロンをかけます。こうすることでカーペットのふわふわ感が戻ってきて、手触りが良くなります。

スチームアイロンがない場合は、アイロンとブラシで代用もできます。熱を加えることで、ダニ除去効果も期待できるのでおすすめです。

手順5.しっかり乾かす

全体にアイロンをかけたら、風通しのいい場所でカーペットをしっかり乾かします。乾かさないと雑菌が繁殖してしまい、カーペットクリーニングをした意味がありませんので、しっかり乾かしましょう。

天日干しにするとカーペットが傷んでしまうので、日陰で干すようにしてください。

カーペットによっては丸洗いできるものも

カーペットのクリーニング

カーペットによっては、洗濯機で丸洗いできるものもあります。ご自宅のカーペットが丸洗いできるかは洗濯表示を確認しましょう。

洗濯OKのマークがついているのなら、洗濯機で洗っても構いません。洗濯機で洗う場合は、ご自宅の洗濯機の重量と容量を確認し、必ず洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。

もし洗濯機に入らないのであれば、コインランドリーで洗うこともできます。ただし、洗濯はOKでも乾燥機がNGのカーペットもあるので、こちらも洗濯表示を確認するようにしてください。

カーペットはこまめなクリーニングを

カーペットのクリーニング

大きなカーペットを自宅でクリーニングするのは大変ですが、定期的にクリーニングしておけば汚れがこびりつきづらくなります。 今回紹介した方法で定期的にカーペットをクリーニングして、いつまでも快適に使いましょう。