リフォームするならどっち?工務店とハウスメーカー徹底比較 投稿日: 2022-03-15 暮らしの知恵 目次1 リフォームするならどっち?工務店とハウスメーカー徹底比較 2 工務店とは3 ハウスメーカーとは4 工務店とハウスメーカー徹底比較4.1 1.価格の違い4.2 2.プランの違い4.3 3.工期の違い4.4 4.アフターサービスの違い5 工務店の選び方6 ハウスメーカーの選び方7 まとめ リフォームするならどっち?工務店とハウスメーカー徹底比較 長年住んできたお家も、子供が生まれたり、孫ができたりすると狭さを感じてきたりします。そう感じできたときは「リフォーム」するときかもしれません。最近では、中古物件を購入してリフォーム(リノベーション)する人も多いようで、普通の基礎部分を残した部分的改装、修繕、増築も一般的になっています。 リフォームするとなると、地元の工務店にするか、大手ハウスメーカーにするかの選択肢で悩まれると思います。今回はそんなお悩みの人を対象に、工務店とハウスメーカーの一軒家をリフォームするならどっちがよいのか?というテーマで紹介していきます。 工務店とは そもそも工務店とはどんなお店のことを言うのでしょうか。下記他サイト様の情報を確認すると次のように説明されています。 一般に比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。 引用元:https://suumo.jp/yougo/k/koumutenn/ 地元密着型のため、何かがおきた際の素早い対応に期待できるのが工務店になります。もちろん工務店ごとに対応は様々ではありますが、すぐに駆けつけてくれる事が多いです。 ハウスメーカーとは 自社ブランドを全国規模で展開しているような大きな会社(グループ会社)のことをハウスメーカーといいます。対応エリアが広く、大手企業ならではの手厚い保証、アフターサービスがあります。 2つの種類の特徴をみてみても、まだどちらが良いのか判断ができません。もっと細かく比較していきます。 工務店とハウスメーカー徹底比較 工務店とハウスメーカーの違いを、下記の5つの観点から紹介していきます。 1.価格の違い 2.プランの違い 3.工期の違い 4.アフターサービスの違い それぞれ見ていきましょう。 1.価格の違い まず一番気になる価格帯を比較してみましょう。価格を比較する際、坪単価や平米単価を使用して説明していきます。坪単価とは、1坪(畳2枚分・約3.33㎡)あたりの建設費のことになります。家を建てる時にかかった費用を延床面積で割った数値のことです。 部分的(キッチンだけ)リフォーム、基礎部分だけを残して全部をリフォームするスケルトンリフォーム(フルリフォーム)がありますが、今回はスケルトンリフォームでの参考価格を説明いたします。 30坪(99㎡) マンションの場合 工務店 990万 33万/坪 10万/㎡ 大手ハウスメーカー 1480万 50万/坪 15万/㎡ 30坪(99㎡) 戸建ての場合 工務店 1500万 50万/坪 15万/㎡ 大手ハウスメーカー 2100万 70万/坪 21万/㎡ 価格だけをみると工務店のほうが安く施工ができます。工務店は、専任営業マンやデザイナーをおいておらず、広告も行っていないため、原価への利益の上乗せが少なく価格がハウスメーカーより安くなっています。 ただ価格だけで選ぶのはよくありませんので、次に施工プランの違いについてみていきましょう。 ※特殊な内装・外装を行わない場合 ※工務店・会社により異なりますのであくまでご参考程度にご覧ください ※ハウスメーカーがキャンペーン等を行なっている場合は工務店より安くなる場合もあります 2.プランの違い 施工プラン、選べる内装・外装の種類について見ていきます。 工務店は、規格商品をもたないため、仕様やプランに制限がないことが多いです。少し特殊な家のつくりにしたい場合は工務店なら対応してくれるかもしれません。しかし、色々なことに対応してくれる分、工期が長くなる場合があります。 ハウスメーカーは、資材を大量生産しており、規格化された資材を用いて施工を行うことが多いです。短納期であり、一定の品質を保つことができています。ご要望に対しては、ハウスメーカーが取り扱える規格商品の範囲内でカスタマイズしていく流れとなります。 3.工期の違い 工務店の場合、大工さんが現場で加工することが多いため工期が長い場合が多いです。一方、大手ハウスメーカーはあらかじめ大量生産している資材を用いることが多いため、工期が短くなりやすいです。 平均としては、工務店が3~6ヶ月、ハウスメーカーが2〜4ヶ月の納期になります。 建築が始まってから仕様変更などをしてしまうと、工務店でもハウスメーカーでも工期が延びてしまいます。 4.アフターサービスの違い 工務店は、店舗の規模次第ですが保証もあり、定期点検などを行っています。地元密着型だからこその細かい(親身な)対応いただける工務店が多いようです。すぐに駆けつけてくれることもあります。 一方、ハウスメーカーは規模が大きく、専用窓口もあります。内容によっては即日対応が難しい場合があります。しかし、規模が大きいため、安定した保証をうけることができるのがハウスメーカーの強みです。 工務店の選び方 工務店でリフォームを行う場合は「安定」「自由度」「価格」が重要視されます。したがって、工務店でどこまで対応できるか、などを詳しく知る必要があります。また、工務店の担当者と話をしていくなかで、仲良くやっていけそうかどうか、というのが大きなポイントになります。工務店は人選びが重要です。 次の項目をチェックしましょう。 施工実績(施工件数、経営状況) 自社施工 腕利きの職人の在籍 担当者の人間性 工務店で依頼する場合、着工時に約半分ほど先入金するため、工務店が途中で倒産してしまうとそのまま約半分が損害になってしまいます。あらかじめ経営が大丈夫かどうかは確認する必要があります。 また、稀にさらに下請けの工務店に発注するといった事があります。安い金額で発注される場合が高く、低品質の施工になる可能性もあります。自社施工かどうかを確認することが品質の確保になります。また、長く続く工務店には腕利きの職人がいらっしゃいます。そういった方がいると安心して仕事を依頼できます。 そして一番最初に実感する部分かと思いますが、担当者の人柄、人間性、信頼性が重要になります。大きい金額を支払って作っていく家になるので、一緒に協力して、親身になってくれる担当者が良いですよね。何度もコミュニケーションをとり、信頼できる人、まかせれる人かを判断しましょう。 ハウスメーカーの選び方 大手ハウスメーカーの場合、どうしてもCMから選ばれることが多いです。大手になると保証や価格に大きな違いはありません。「工法」や自分が作りたいデザインにあった「規格商品」があるかが重要になります。 工法 規格商品の種類 工務店と比べると、安心する部分が多いため、気にすべき箇所が少ないのもハウスメーカーの特徴かもしれません。 まとめ 自分が作りたい家の姿によって、対応できるかどうかが工務店とハウスメーカーで異なり、その後に価格をみる流れとなります。 今回の記事に書いてある情報も参考情報の1つとして、これからまた情報収集を行って失敗しないリフォームを行ってください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 ikehiko イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 関連サイト一覧 イケヒコ公式通販サイト い草とこたつの専門店-い草屋さんこたつ屋さん ラグ・カーペット・寝具の専門店-hikora(ヒコラ) 畳の専門店-TATAMIZUKI(タタミズキ) インテリアセレクトショップ-irashiikurashi(アイラシイクラシ) wakore-世代を超えて受け継がれれてきたものを次の時代へ IKEHIKO CLIP-住ビジネスの動向やトレンドを届けるコミュニティ型メディア 卸・仕入れ・ドロップシッピングのIKEMART 最新記事 by ikehiko (全て見る) 失敗しない!マンション改装のチェックポイント - 2022.03.15 家を買う際はいくら必要?住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 - 2022.03.15 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 - 2022.03.15 関連記事: 注文住宅を建てる前に知っておきたい5つのこと 【要チェック】ハウスメーカーでお家をリフォームするときに気にしたい5つのポイント ラグやカーペットのダニ対策。効果的なダニの駆除の仕方について。ラグ カーペットのダニはこうやって退治しよう 父の日におすすめ!ユニークで変わったプレゼントを紹介
目次1 リフォームするならどっち?工務店とハウスメーカー徹底比較 2 工務店とは3 ハウスメーカーとは4 工務店とハウスメーカー徹底比較4.1 1.価格の違い4.2 2.プランの違い4.3 3.工期の違い4.4 4.アフターサービスの違い5 工務店の選び方6 ハウスメーカーの選び方7 まとめ リフォームするならどっち?工務店とハウスメーカー徹底比較 長年住んできたお家も、子供が生まれたり、孫ができたりすると狭さを感じてきたりします。そう感じできたときは「リフォーム」するときかもしれません。最近では、中古物件を購入してリフォーム(リノベーション)する人も多いようで、普通の基礎部分を残した部分的改装、修繕、増築も一般的になっています。 リフォームするとなると、地元の工務店にするか、大手ハウスメーカーにするかの選択肢で悩まれると思います。今回はそんなお悩みの人を対象に、工務店とハウスメーカーの一軒家をリフォームするならどっちがよいのか?というテーマで紹介していきます。 工務店とは そもそも工務店とはどんなお店のことを言うのでしょうか。下記他サイト様の情報を確認すると次のように説明されています。 一般に比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。 引用元:https://suumo.jp/yougo/k/koumutenn/ 地元密着型のため、何かがおきた際の素早い対応に期待できるのが工務店になります。もちろん工務店ごとに対応は様々ではありますが、すぐに駆けつけてくれる事が多いです。 ハウスメーカーとは 自社ブランドを全国規模で展開しているような大きな会社(グループ会社)のことをハウスメーカーといいます。対応エリアが広く、大手企業ならではの手厚い保証、アフターサービスがあります。 2つの種類の特徴をみてみても、まだどちらが良いのか判断ができません。もっと細かく比較していきます。 工務店とハウスメーカー徹底比較 工務店とハウスメーカーの違いを、下記の5つの観点から紹介していきます。 1.価格の違い 2.プランの違い 3.工期の違い 4.アフターサービスの違い それぞれ見ていきましょう。 1.価格の違い まず一番気になる価格帯を比較してみましょう。価格を比較する際、坪単価や平米単価を使用して説明していきます。坪単価とは、1坪(畳2枚分・約3.33㎡)あたりの建設費のことになります。家を建てる時にかかった費用を延床面積で割った数値のことです。 部分的(キッチンだけ)リフォーム、基礎部分だけを残して全部をリフォームするスケルトンリフォーム(フルリフォーム)がありますが、今回はスケルトンリフォームでの参考価格を説明いたします。 30坪(99㎡) マンションの場合 工務店 990万 33万/坪 10万/㎡ 大手ハウスメーカー 1480万 50万/坪 15万/㎡ 30坪(99㎡) 戸建ての場合 工務店 1500万 50万/坪 15万/㎡ 大手ハウスメーカー 2100万 70万/坪 21万/㎡ 価格だけをみると工務店のほうが安く施工ができます。工務店は、専任営業マンやデザイナーをおいておらず、広告も行っていないため、原価への利益の上乗せが少なく価格がハウスメーカーより安くなっています。 ただ価格だけで選ぶのはよくありませんので、次に施工プランの違いについてみていきましょう。 ※特殊な内装・外装を行わない場合 ※工務店・会社により異なりますのであくまでご参考程度にご覧ください ※ハウスメーカーがキャンペーン等を行なっている場合は工務店より安くなる場合もあります 2.プランの違い 施工プラン、選べる内装・外装の種類について見ていきます。 工務店は、規格商品をもたないため、仕様やプランに制限がないことが多いです。少し特殊な家のつくりにしたい場合は工務店なら対応してくれるかもしれません。しかし、色々なことに対応してくれる分、工期が長くなる場合があります。 ハウスメーカーは、資材を大量生産しており、規格化された資材を用いて施工を行うことが多いです。短納期であり、一定の品質を保つことができています。ご要望に対しては、ハウスメーカーが取り扱える規格商品の範囲内でカスタマイズしていく流れとなります。 3.工期の違い 工務店の場合、大工さんが現場で加工することが多いため工期が長い場合が多いです。一方、大手ハウスメーカーはあらかじめ大量生産している資材を用いることが多いため、工期が短くなりやすいです。 平均としては、工務店が3~6ヶ月、ハウスメーカーが2〜4ヶ月の納期になります。 建築が始まってから仕様変更などをしてしまうと、工務店でもハウスメーカーでも工期が延びてしまいます。 4.アフターサービスの違い 工務店は、店舗の規模次第ですが保証もあり、定期点検などを行っています。地元密着型だからこその細かい(親身な)対応いただける工務店が多いようです。すぐに駆けつけてくれることもあります。 一方、ハウスメーカーは規模が大きく、専用窓口もあります。内容によっては即日対応が難しい場合があります。しかし、規模が大きいため、安定した保証をうけることができるのがハウスメーカーの強みです。 工務店の選び方 工務店でリフォームを行う場合は「安定」「自由度」「価格」が重要視されます。したがって、工務店でどこまで対応できるか、などを詳しく知る必要があります。また、工務店の担当者と話をしていくなかで、仲良くやっていけそうかどうか、というのが大きなポイントになります。工務店は人選びが重要です。 次の項目をチェックしましょう。 施工実績(施工件数、経営状況) 自社施工 腕利きの職人の在籍 担当者の人間性 工務店で依頼する場合、着工時に約半分ほど先入金するため、工務店が途中で倒産してしまうとそのまま約半分が損害になってしまいます。あらかじめ経営が大丈夫かどうかは確認する必要があります。 また、稀にさらに下請けの工務店に発注するといった事があります。安い金額で発注される場合が高く、低品質の施工になる可能性もあります。自社施工かどうかを確認することが品質の確保になります。また、長く続く工務店には腕利きの職人がいらっしゃいます。そういった方がいると安心して仕事を依頼できます。 そして一番最初に実感する部分かと思いますが、担当者の人柄、人間性、信頼性が重要になります。大きい金額を支払って作っていく家になるので、一緒に協力して、親身になってくれる担当者が良いですよね。何度もコミュニケーションをとり、信頼できる人、まかせれる人かを判断しましょう。 ハウスメーカーの選び方 大手ハウスメーカーの場合、どうしてもCMから選ばれることが多いです。大手になると保証や価格に大きな違いはありません。「工法」や自分が作りたいデザインにあった「規格商品」があるかが重要になります。 工法 規格商品の種類 工務店と比べると、安心する部分が多いため、気にすべき箇所が少ないのもハウスメーカーの特徴かもしれません。 まとめ 自分が作りたい家の姿によって、対応できるかどうかが工務店とハウスメーカーで異なり、その後に価格をみる流れとなります。 今回の記事に書いてある情報も参考情報の1つとして、これからまた情報収集を行って失敗しないリフォームを行ってください。