マンションの買い替え時期っていつ？買い替える際の3つのポイント 投稿日: 2022-03-15 暮らしの知恵 目次1 マンションの買い替え時期っていつ？買い替える際の3つのポイント2 買い先行と売り先行の違い2.1 マンションの売却の流れ2.2 マンションの購入の流れ3 買い替える際の3つのポイント3.1 1.買い替える理由と理想を明確に3.2 2.先に買うか先に売るかを決める3.3 3.資金計画を立てる4 マンション購入費用以外に発生する費用5 他の人が買い替えた理由5.1 1.結婚、出産、こどもの独立5.2 2.転勤、転職、進学5.3 3.両親の近くに5.4 4.マンションの価格が上がったため下がる前に売りたい5.5 5. 資金計画の改善6 まとめ マンションの買い替え時期っていつ？買い替える際の3つのポイント マンションを買い換える時ってどんな時でしょう。転勤が決まったとき？家族が増えたとき？いろいろな理由があるとおもいます。マンションは決して安い買い物ではありません。しかし、そのマンションがこれからの生活を窮屈にしてしまっては元も子もありません。 今回はマンションの買い替え時期、買い替える際の３つのポイントをまとめていきます。 買い先行と売り先行の違い マンションを買い替えるとなると、行うべきアクションは新しいマンションの「購入」と今住んでいるマンションの「売却」を行う必要があります。 買い先行の場合、理想の住まいをじっくり探すことができ、仮住まいの準備がいらず引っ越しも余裕をもって行えます。しかし、前のマンションの支払いが終わっていない場合、一時的に二重のローンになる場合があります。マンションの売却がスムーズに行けば一時的な二重ローンですが、売却が長引けば支払いが厳しくなることもあります。 売り先行の場合、住宅の売却にじっくり時間をかけることができます。新しいマンションを購入する前に売却資金を手元に資金計画をたてれることが大きなメリットです。しかし、売却後は仮住まいを用意する必要があるため、その分の出費が必要になります。近所に（マンションの荷物を全て置けるくらいの）実家があれば引っ越し費用くらい出費ですみますが、仮でどこかで賃貸に住むとなると敷金礼金などの出費がかかってしまいます。 住宅ローンの残高が多く、返済に不安がある場合や、できるだけ自宅を高値で売却したい、堅実な資金計画をたてたい人は【売り先行】をおすすめします。 一方、じっくりと新居をさがしたい、資金に余裕がある、確実に売却できる見込みがある、住宅ローンを完済・負債が少ない人は【買い先行】がおすすめです。 売却と購入時の流れは下記の通りです。 マンションの売却の流れ ローン残高の確認 売却価格査定 売却活動(不動産仲介) 売買契約 売却(決済)・引き渡し 売却価格の査定は、無料で行ってくれるサービスがありますのでマンションの買い替えを検討しはじめた段階の場合は、無料査定を試してみても良いかもしれません。本格的に買い替えを行い始めた際は不動産会社に相談して、しっかりと査定してもらってください。 マンションの購入の流れ 物件探し 購入マンション決め・申込 売買契約 住宅ローン申込 マンション引き渡し・購入(決済) 一度マンション購入を経験されている場合は問題ないかと思われますが、売買契約時の重要事項説明はしっかりと説明を聞いて、疑問点があれば契約前に確認する必要して完全に納得がいってから契約を行ってください。契約時には手付金が必要ですので、事前に資金を準備しておく必要があります。 買い替える際の3つのポイント ここからは、マンションを買い換える際のポイントを3つに分けて解説します。マンションを買い替える際のポイントは下記の3つです。 1.買い替える理由と理想を明確に 2.先に買うか先に売るかを決める 3.資金計画を立てる それぞれ見ていきましょう。 1.買い替える理由と理想を明確に マンションの買い替えは、最初のマンションの購入よりも労力がいるため、買い替えの理由と理想を明確にし、マンション購入・売却の目的がブレないようにしましょう。 マンションの内覧（内見）をしっかりと行い、理想の物件かどうかを見定めるのも重要です。 新築物件の場合は内覧ができない場合が多いですが、中古物件であれば内覧が行えます。 中古物件の内覧時には、気になる部分があれば担当の人にしっかりと確認しておき、不安な部分を解消しておきましょう。 ＜内覧時に必要な道具＞ 内覧する物件の情報（図面等） メジャーなどの寸法を測る道具 メモ用紙 カメラ（許可をもらってから撮影） スリッパ 内覧時、売主がまだ住んでいる場合もありますので、売主の印象が悪くない身だしなみや態度をする必要があります。最悪の場合、購入したくても売ってくれない事態になります。 2.先に買うか先に売るかを決める 先述していた通り、買い先行と売り先行、メリットとデメリットが存在します。マンションの売却と購入がスムーズにいけば一番良いのですが、なかなか難しいのが現実です。 次に購入先のマンションが早めに決まった場合、購入先マンションの不動産会社にてマンションの売却の手続きを進めてもらう（媒介契約する）と、売却と購入の段取りをうまくやってくれる場合があります。 3.資金計画を立てる 買い先行の場合、資金計画にズレが生じる可能性がありますが、仮住まいが必要がない分、出費が抑えられます。一方、売り先行の場合は売却してからの購入となるため、売却額を元に資金計画を立てることができますが、仮住まいが必要となり出費がかかります。 買い先行か売り先行か、どうしても悩んでしまいますね。 資金に余裕がない場合は、売り先行が問題が少ないです。 いずれにせよ、スムーズにいった場合、最悪の場合の計画をしておくとどちらに転んでも想定していたことになりますので、慌てずに対処ができます。いろんなケースを想定しておきましょう。 マンション購入費用以外に発生する費用 マンション購入費用以外に発生する費用を、売却時に発生する費用と購入時に発生する費用の2つに分けて見ていきます。 売却時に発生する費用 登記費用 譲渡所得税 印紙税 仲介手数料 ローン繰上げ返済手数料 購入時に発生する費用 不動産所得税 登記費用 印紙税 司法書士費用 仲介手数料 住宅ローン手数料 火災保険 上記内容については、不動産会社に相談した時点でいろいろと教えてくれます。万一、教えてくれなかった場合は自分から言ってみて確認し、あとから困らないようにしましょう。 他の人が買い替えた理由 マンション買い替えって一般的にはどのような理由で買い替えされているのか、調べてみました。 1.結婚、出産、こどもの独立 家族構成が変わる時にマンションを買い換えるパターンが多いです。子供部屋が足りないから部屋数の多いマンションへ買い替えたり、逆に子供が遠くで一人暮らしを始めたために部屋数を減らしたマンションへ買い替えなど、があります。 2.転勤、転職、進学 仕事の関係で勤務地が今の場所よりかなり遠くになってしまった場合に買い替えされる方もいます。単身赴任で〜という方もいらっしゃいますが、みんなで買い替えて引っ越す場合もあります。子供の進学に合わせてという人もいらっしゃるようです。 3.両親の近くに 少しでも親の近くに、と自分の家族と一緒に実家の近くのマンションに買い替え、というケースもあります。また、親をマンションに呼ぶために部屋数の多いマンションに買い替えすることもあります。 4.マンションの価格が上がったため下がる前に売りたい 場所によっては、地価が高騰しマンションの価格が上がります。そういった際にマンションの買い替えをされる方も少なくないです。中には価値の高騰を予測して購入する投資家もいます。 5. 資金計画の改善 想定していない出費が発生した際にマンションを売却額より安い金額のマンションへ買い替えするパターンです。高校や大学に入学する際にお金が必要になった場合など、です。その場合、売却まで時間を要する場合もあるので早めの買い替え手続きが望まれます。 いろいろな理由でマンション買い替えが行われています。 まとめ 明確な買い替えタイミングは「これ」とは言えませんが、「家族構成の変更」や「職場の場所」により買い替えをしているケースが多いようです。 買い先行・売り先行はメリット・デメリットが存在するのでしっかりと理解して、スムーズなマンションの買い替えを行いましょう。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 ikehiko イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る ＞ 関連サイト一覧 イケヒコ公式通販サイト い草とこたつの専門店-い草屋さんこたつ屋さん ラグ・カーペット・寝具の専門店-hikora（ヒコラ） 畳の専門店-TATAMIZUKI（タタミズキ） インテリアセレクトショップ-irashiikurashi（アイラシイクラシ） wakore-世代を超えて受け継がれれてきたものを次の時代へ IKEHIKO CLIP-住ビジネスの動向やトレンドを届けるコミュニティ型メディア 卸・仕入れ・ドロップシッピングのIKEMART 最新記事 by ikehiko (全て見る) 失敗しない！マンション改装のチェックポイント - 2022.03.15 家を買う際はいくら必要？住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 - 2022.03.15 家を買うタイミングの決め方は？他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 - 2022.03.15 関連記事: 注文住宅を建てる前に知っておきたい5つのこと 家にかかる税金は？計算方法や節税方法も紹介 父の日におすすめ！ユニークで変わったプレゼントを紹介 ラグやカーペットのダニ対策。効果的なダニの駆除の仕方について。ラグ カーペットのダニはこうやって退治しよう
目次1 マンションの買い替え時期っていつ？買い替える際の3つのポイント2 買い先行と売り先行の違い2.1 マンションの売却の流れ2.2 マンションの購入の流れ3 買い替える際の3つのポイント3.1 1.買い替える理由と理想を明確に3.2 2.先に買うか先に売るかを決める3.3 3.資金計画を立てる4 マンション購入費用以外に発生する費用5 他の人が買い替えた理由5.1 1.結婚、出産、こどもの独立5.2 2.転勤、転職、進学5.3 3.両親の近くに5.4 4.マンションの価格が上がったため下がる前に売りたい5.5 5. 資金計画の改善6 まとめ マンションの買い替え時期っていつ？買い替える際の3つのポイント マンションを買い換える時ってどんな時でしょう。転勤が決まったとき？家族が増えたとき？いろいろな理由があるとおもいます。マンションは決して安い買い物ではありません。しかし、そのマンションがこれからの生活を窮屈にしてしまっては元も子もありません。 今回はマンションの買い替え時期、買い替える際の３つのポイントをまとめていきます。 買い先行と売り先行の違い マンションを買い替えるとなると、行うべきアクションは新しいマンションの「購入」と今住んでいるマンションの「売却」を行う必要があります。 買い先行の場合、理想の住まいをじっくり探すことができ、仮住まいの準備がいらず引っ越しも余裕をもって行えます。しかし、前のマンションの支払いが終わっていない場合、一時的に二重のローンになる場合があります。マンションの売却がスムーズに行けば一時的な二重ローンですが、売却が長引けば支払いが厳しくなることもあります。 売り先行の場合、住宅の売却にじっくり時間をかけることができます。新しいマンションを購入する前に売却資金を手元に資金計画をたてれることが大きなメリットです。しかし、売却後は仮住まいを用意する必要があるため、その分の出費が必要になります。近所に（マンションの荷物を全て置けるくらいの）実家があれば引っ越し費用くらい出費ですみますが、仮でどこかで賃貸に住むとなると敷金礼金などの出費がかかってしまいます。 住宅ローンの残高が多く、返済に不安がある場合や、できるだけ自宅を高値で売却したい、堅実な資金計画をたてたい人は【売り先行】をおすすめします。 一方、じっくりと新居をさがしたい、資金に余裕がある、確実に売却できる見込みがある、住宅ローンを完済・負債が少ない人は【買い先行】がおすすめです。 売却と購入時の流れは下記の通りです。 マンションの売却の流れ ローン残高の確認 売却価格査定 売却活動(不動産仲介) 売買契約 売却(決済)・引き渡し 売却価格の査定は、無料で行ってくれるサービスがありますのでマンションの買い替えを検討しはじめた段階の場合は、無料査定を試してみても良いかもしれません。本格的に買い替えを行い始めた際は不動産会社に相談して、しっかりと査定してもらってください。 マンションの購入の流れ 物件探し 購入マンション決め・申込 売買契約 住宅ローン申込 マンション引き渡し・購入(決済) 一度マンション購入を経験されている場合は問題ないかと思われますが、売買契約時の重要事項説明はしっかりと説明を聞いて、疑問点があれば契約前に確認する必要して完全に納得がいってから契約を行ってください。契約時には手付金が必要ですので、事前に資金を準備しておく必要があります。 買い替える際の3つのポイント ここからは、マンションを買い換える際のポイントを3つに分けて解説します。マンションを買い替える際のポイントは下記の3つです。 1.買い替える理由と理想を明確に 2.先に買うか先に売るかを決める 3.資金計画を立てる それぞれ見ていきましょう。 1.買い替える理由と理想を明確に マンションの買い替えは、最初のマンションの購入よりも労力がいるため、買い替えの理由と理想を明確にし、マンション購入・売却の目的がブレないようにしましょう。 マンションの内覧（内見）をしっかりと行い、理想の物件かどうかを見定めるのも重要です。 新築物件の場合は内覧ができない場合が多いですが、中古物件であれば内覧が行えます。 中古物件の内覧時には、気になる部分があれば担当の人にしっかりと確認しておき、不安な部分を解消しておきましょう。 ＜内覧時に必要な道具＞ 内覧する物件の情報（図面等） メジャーなどの寸法を測る道具 メモ用紙 カメラ（許可をもらってから撮影） スリッパ 内覧時、売主がまだ住んでいる場合もありますので、売主の印象が悪くない身だしなみや態度をする必要があります。最悪の場合、購入したくても売ってくれない事態になります。 2.先に買うか先に売るかを決める 先述していた通り、買い先行と売り先行、メリットとデメリットが存在します。マンションの売却と購入がスムーズにいけば一番良いのですが、なかなか難しいのが現実です。 次に購入先のマンションが早めに決まった場合、購入先マンションの不動産会社にてマンションの売却の手続きを進めてもらう（媒介契約する）と、売却と購入の段取りをうまくやってくれる場合があります。 3.資金計画を立てる 買い先行の場合、資金計画にズレが生じる可能性がありますが、仮住まいが必要がない分、出費が抑えられます。一方、売り先行の場合は売却してからの購入となるため、売却額を元に資金計画を立てることができますが、仮住まいが必要となり出費がかかります。 買い先行か売り先行か、どうしても悩んでしまいますね。 資金に余裕がない場合は、売り先行が問題が少ないです。 いずれにせよ、スムーズにいった場合、最悪の場合の計画をしておくとどちらに転んでも想定していたことになりますので、慌てずに対処ができます。いろんなケースを想定しておきましょう。 マンション購入費用以外に発生する費用 マンション購入費用以外に発生する費用を、売却時に発生する費用と購入時に発生する費用の2つに分けて見ていきます。 売却時に発生する費用 登記費用 譲渡所得税 印紙税 仲介手数料 ローン繰上げ返済手数料 購入時に発生する費用 不動産所得税 登記費用 印紙税 司法書士費用 仲介手数料 住宅ローン手数料 火災保険 上記内容については、不動産会社に相談した時点でいろいろと教えてくれます。万一、教えてくれなかった場合は自分から言ってみて確認し、あとから困らないようにしましょう。 他の人が買い替えた理由 マンション買い替えって一般的にはどのような理由で買い替えされているのか、調べてみました。 1.結婚、出産、こどもの独立 家族構成が変わる時にマンションを買い換えるパターンが多いです。子供部屋が足りないから部屋数の多いマンションへ買い替えたり、逆に子供が遠くで一人暮らしを始めたために部屋数を減らしたマンションへ買い替えなど、があります。 2.転勤、転職、進学 仕事の関係で勤務地が今の場所よりかなり遠くになってしまった場合に買い替えされる方もいます。単身赴任で〜という方もいらっしゃいますが、みんなで買い替えて引っ越す場合もあります。子供の進学に合わせてという人もいらっしゃるようです。 3.両親の近くに 少しでも親の近くに、と自分の家族と一緒に実家の近くのマンションに買い替え、というケースもあります。また、親をマンションに呼ぶために部屋数の多いマンションに買い替えすることもあります。 4.マンションの価格が上がったため下がる前に売りたい 場所によっては、地価が高騰しマンションの価格が上がります。そういった際にマンションの買い替えをされる方も少なくないです。中には価値の高騰を予測して購入する投資家もいます。 5. 資金計画の改善 想定していない出費が発生した際にマンションを売却額より安い金額のマンションへ買い替えするパターンです。高校や大学に入学する際にお金が必要になった場合など、です。その場合、売却まで時間を要する場合もあるので早めの買い替え手続きが望まれます。 いろいろな理由でマンション買い替えが行われています。 まとめ 明確な買い替えタイミングは「これ」とは言えませんが、「家族構成の変更」や「職場の場所」により買い替えをしているケースが多いようです。 買い先行・売り先行はメリット・デメリットが存在するのでしっかりと理解して、スムーズなマンションの買い替えを行いましょう。
