こたつにおすすめの座椅子。腰痛対策についてもご紹介
こたつで座椅子を使用していて、腰が痛くなった経験はありませんか?
こたつで座椅子をつかうと、座面からテーブルまでの長さが短くなります。 この状態で長時間作業していると、前かがみの姿勢が続いて腰痛の原因になるのです。とはいえ、座椅子をつかわず床に直接座るのも腰に負荷がかかります。
こたつに合う座椅子の選び方や対処法を知っておけば、身体に負担をかけずに快適に座ることができますよ。
当記事では、こたつに合う座椅子の選び方を解説します。腰痛に悩まされない、あなたにピッタリの座椅子選びにぜひお役立てください。

こたつに合う座椅子の選び方

こたつに合う座椅子を選ぶには、こたつ本体と座椅子の相性がもっとも重要です。 こたつ本体の脚の長さやヒーターの形状に気を配るだけで、座椅子を使ったときの体の負担を減らすことができます。
こたつと座椅子の選び方について解説します。

座椅子とこたつの隙間を約25㎝~30cmほど開ける

座椅子とこたつのすき間は、長すぎても短すぎても正しい姿勢を保てません。足をいれるすき間は25〜30㎝がベストです。
一般的なこたつ脚の長さは、30〜40㎝。床に直接座った時に最適な長さになっています。 そのため、座面が厚すぎる座椅子だと足を入れるすき間がなくなってしまうのでご注意ください。 座面の高さが20㎝を超えるようなどっしりした座椅子はこたつには不向きです。
座椅子とこたつのすき間が25㎝よりも短くなってしまう場合は、こたつに継ぎ脚をして調節しましょう。

フラットヒーターのこたつテーブルを選ぶ

座椅子に座ってこたつに入ると、足の位置が高くなってヒーターが足に当たる場合があります。足があたるのを防ぐためにはフラットヒーターがおすすめです。
フラットヒーターとは、薄くて面積の大きな省エネタイプのヒーター。ハロゲンや石英管よりも薄いため、足に当たることがありません。
こたつ全体にムラなく熱が伝わるため、足を均等に温めることができます。ただし、熱がじんわりと伝わるため、すぐに身体を温めたいときには不向きです。

継ぎ脚でテーブルの高さを調整

座椅子に合わせてテーブルの高さを調整したい場合は「継ぎ脚」をつかいましょう。こたつ用の継ぎ脚をつかえば、買い替えなくても高さを変えられます。
継ぎ脚は、脚の先端にはめるタイプが一般的。上下を入れ替えて使用できる継ぎ脚を選べば、数センチの細かい高さ調整も可能です。
継ぎ脚を選ぶときは、脚の形状に注意しましょう。 形が合わないと使用できなかったり、すぐに外れてしまったりします。かならずこたつ脚の形とサイズを確認し、フィットするものを選んでください。

こたつの継ぎ足し脚についての記事を見る

座椅子の腰痛対策

座椅子の腰痛対策
座椅子の腰痛対策においては、自分の体型にあった座椅子選びが大切です。身体にあわない座椅子を使っていると無理な姿勢になり、腰痛を引き起こします。
また、定期的に身体を動かすことも大切です。 長時間座りっぱなしで腰が痛くなってしまうのは、筋肉が固まって血流が悪くなるため。筋肉が固まるのを防ぐには、定期的に身体を動かさなければなりません。
体型に合った座椅子選びと、腰痛を予防する身体の動かし方を解説します。

自分の体型にあった座椅子を選ぶ

背の高い人と、低い人では最適な座椅子が異なります。腰痛にならない座椅子を選ぶためには、次の3つのポイントをおさえましょう。
  • ・背もたれの高さが首まできている
  • ・座面の幅がお尻よりも広い
  • ・座面の厚さが厚すぎず、薄すぎない
それぞれのポイントを詳しく解説します。

背もたれの高さ

背もたれは腰から背中にかけてしっかりと支えてくれる高さを選びましょう。 腰だけを支えるコンパクト座椅子は上半身の重さが腰に集中し、腰痛の原因になってしまいます。
背もたれの高さは、なるべく首元までくるハイバックのものを選んでください。深く腰掛けたときに、身体をしっかりと支えてくれるものがおすすめです。
背もたれの形状はフラットなタイプよりも、身体の形状にあわせて湾曲しているタイプがおすすめです。 腰の部分にすき間があいていると腰に負担がかかります。背もたれが真っすぐの座椅子を使いたい場合は、腰の部分にクッションをはさむと腰にやさしくなりますよ。
リクライニングの角度は90度で使用しましょう。背もたれを倒すとリラックスできますが、倒したまま長時間作業をすると腰痛の原因になってしまいます。
デスクワークなどで座椅子を長時間使用するときは背もたれを倒さず、なるべく直角で使用しましょう。深く腰掛けて背筋をのばすように心がけてください。

座面の幅

座面の幅はおしりをすっぽりと包み込んでくれるものがおすすめです。座面が小さいと体の重みを支えきれず、その分の負担が腰にかかります。 腰から上は体重の三分の二をしめる重さがあります。なるべく均等に重さを分散できるよう、座面の幅がお尻よりも大きい座椅子を選んでください。
ただし、こたつの幅よりも座面が大きいと、脚に引っかかって座椅子が入らなくなってしまいます。こたつ本体の幅にも気をつけましょう。

座面の厚さ

コタツで使用する座椅子の座面は5㎝程度がおすすめです。厚すぎると座った時に膝がのびず、無理な姿勢になってしまいます。
ただし、座面が薄すぎてもお尻が痛くなってしまいます。適度な厚みのものを選びましょう。座面が薄い場合は硬めのシートクッションをはさむのもおすすめです。
なお、座面は柔らかく沈み込むものよりも、硬めのほうが腰への負担が軽くなります。座面の素材はウレタンフォームやコイルを使用した硬めのタイプがおすすめです。
また、古い座椅子は座面がヘタっていることがあります。座りにくさを感じたら買い替えを検討しましょう。

定期的に身体を動かす

どんなにすばらしい座椅子を使ったとしても、同じ姿勢が長時間続けば疲労が蓄積します。疲労の蓄積が腰痛の原因になるため、こまめに動かすことが大切です。
デスクワークなどで長時間座り続ける場合であっても、1時間に一度程度は立ち上がって身体を動かしましょう。
コーヒーを入れにいく、トイレに行くなどの簡単な動きでも身体の緊張を和らげることができます。
さらに時間があれば軽いストレッチをおこないましょう。腰をひねるストレッチを数回おこなえば、筋肉にたまった疲労を和らげることができますよ。

まとめ

こたつにおすすめの座椅子について解説しました。
こたつで座椅子をつかうと腰痛になるおもな原因は「高さが合わない」ためです。 こたつで座椅子をつかうと、座面の厚みの分、腰の高さが上がります。そのため前かがみの姿勢になってしまうのです。
無理な姿勢を改善するには、こたつの脚の長さを調節しましょう。こたつ用の「継ぎ脚」をつかえば快適な高さに調節することができます。
座椅子は背もたれのしっかりした、体にフィットする形状のものがおすすめです。身体の重さを座椅子に預けることで、腰への負担が軽減できます。
たとえ身体にぴったりの座椅子であっても、長時間同じ姿勢が続けば腰痛になってしまいます。定期的に身体を動かすように心がけましょう。
あなたにぴったりの座椅子を選んで、腰痛に悩まされない快適なこたつライフをお過ごしください。

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なめらかふんわりフランネル生地を表地に使用。国産内部ギアを使用。14段階リクライニング。
背もたれを全て倒しフラットにすると長座布団としても使えます。中材は低反発ウレタンを使用。ほどよいクッション性で体を包みこみます。
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