落ち着く部屋の作り方。コーディネートや照明も併せてご紹介 投稿日: 2022-07-21 インテリア あなたのお部屋は心からくつろげる空間でしょうか?「なんだか落ち着かない」「考えがまとまらない」「家にいても疲れが取れない」 落ち着かない原因は、お部屋にあるかもしれません。 当記事では、落ち着くお部屋作りに欠かせないポイントを解説します。 目次1 掃除と整理整頓2 くつろげるインテリアコーディネート2.1 カラー2.2 圧迫感を感じない家具選び3 落ち着く照明3.1 必要な明るさ3.2 照明の数を2つ以上にする3.3 光の色温度4 落ち着く香り4.1 リードディフューザー4.2 お香4.3 アロマキャンドル4.4 サシェ5 まとめ 掃除と整理整頓 落ち着く部屋作りでもっとも大切なのは「掃除と整理整頓」です。まずはいらないモノを捨てるところから始めましょう。 モノを減らしたらスッキリと整理整頓します。 モノを減らし、整理することで次のようなメリットがあります。 ・動きやすくなり、動線が確保できる ・どかすモノが減り、掃除がしやすい ・視界に入るモノが減り、思考がまとまりやすい モノが多ければ避けながら生活することになり、くつろぐことができません。みえている床の面積が広ければ掃除がしやすくなりますよ。 視界に入るアイテムが少なければ、目の前のことに集中しやすい環境になるでしょう。 モノを捨てる際は次の点を心がけてください。 ・2つあるモノは1つに減らす ・1年以上つかっていないモノは手放す ・心がときめかないモノは捨てる できることからはじめてお部屋をスッキリさせましょう。 また、こまめな掃除でお部屋を清潔に保つことも大切です。やはり汚い部屋では、心からくつろぐことができません。 「掃除がめんどくさい」と感じる方は、掃除しやすいレイアウトにすることも大切です。まずはモノを減らして生活動線を確保します。 大きすぎる家具は掃除しづらいことも。なるべくコンパクトな家具を選ぶと掃除がラクになりますよ。 取りやすい場所に掃除道具を置いてすぐに掃除ができる環境を整えましょう。 こまめな掃除と整理整頓で、落ち着くお部屋の基礎をつくってください。 くつろげるインテリアコーディネート 掃除と整理整頓でベースを整えたら、落ち着くお部屋をコーディネートしていきましょう。 くつろげるインテリアコーディネートのカラーと家具選びについて解説します。 カラー 落ち着くお部屋のインテリアは次の色をベースにしましょう。 ・茶色 ・白 ・黒・グレー ・緑 ・青 茶色は大地の色。人間が住空間において昔から親しんできた色です。 落ち着く空間作りにおいては欠かせません。木材や天然素材で取り入れればさらにリラックス効果が期待できます。 白や黒、グレーは無彩色といって「色味」がありません。そのため、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。白は心を落ち着かせてくれるカラー。 黒は暗くなりがちな色ですが、部屋全体を引き締める効果があります。クールで落ち着いた印象にしたい方におすすめのカラーです。 お部屋に色を入れたい場合は、青などの寒色をチョイスしましょう。人を興奮させる「赤」とは反対に、寒色は心を落ち着かせてくれるカラーです。 緑には「安らぎ」や「癒し」を喚起させる効果があります。落ち着く部屋にぜひ取り入れたいカラーのひとつです。 観葉植物やフェイクグリーンなどの植物で取り入れれば、さらに落ち着く雰囲気が演出できます。 いずれのカラーを使う場合も色を統一することが落ち着く部屋作りのポイントです。 取り入れる色は1〜3色程度にとどめてカラフルにしすぎないようにしましょう。 圧迫感を感じない家具選び 落ち着くお部屋づくりでは、家具選びも重要です。 圧迫感を感じる家具はなるべく避けます。迫力のある家具は威圧感があり、落ち着く空間には不向きです。 部屋に余白があると大きい家具を置きたくなりますが、動線を確保したうえで、開放感を損なわない家具を選んでください。 ロータイプの家具は圧迫感がなく、落ち着く空間を演出してくれますよ。 どうしても高さのある家具を置きたい場合は、なるべくドアや窓から遠ざけて動線を圧迫しないようにしましょう。 落ち着く照明 落ち着く空間をおしゃれに演出してくれるアイテムが「照明」です。優しい光には、リラックス効果があります。 疲れたときは室内照明を消して、間接照明だけで癒しの空間を作るのもおすすめですよ。落ち着く照明のポイントを解説します。 必要な明るさ 一般的に明るい場所よりも、暗い場所のほうがリラックス効果が高いといわれています。 そのため、落ち着くお部屋作りでは照明を暗めに設定するのがおすすめです。 とはいえ、暗すぎると手元が見えにくくなったり、転倒のリスクが高くなったりします。生活する上で必要な明るさは次の表を参考にしてください。 部屋のサイズ 4~6畳 6~8畳 8~10畳 10~12畳 12~14畳 14~16畳 16~18畳 20~22畳 明るさ 100~180W 180~260W 260~340W 340~420W 420~500W 500~580W 580~660W 660~740W ただし、使用する器具や環境によっても明るさは変わります。表はあくまで目安として、快適に過ごせる明るさにしましょう。 照明の数を2つ以上にする 照明の数を増やして、シーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。 照明が複数あれば、使用シーンに合わせて明るさを調整することができます。 勉強するときは照明を増やして明るくする、リラックスタイムは間接照明だけをつけて癒しの空間を作るなど、明るさを調節してお部屋を楽しみましょう。 光の色温度 電球には様々な種類がありますが、落ち着く空間には電球色がおすすめです。 電球色は色温度が低い人工照明。自然光の焚火や夕日に近いため、リラックス効果が期待できます。 反対に、昼白色は太陽に近い色温度ですので、落ち着く空間にはやや不向きです。 落ち着く香り 家具や照明で空間を演出したら、香りでリラックス効果を高めましょう。 インテリアとしても楽しめる「おすすめアロマ」をご紹介します。 リードディフューザー リードディフューザーとは、アロマオイルの入った瓶にスティック(リード)を刺したアロマアイテムです。 スティックがアロマオイルを吸い上げ、気化させることで香りが広がります。 細長い木のスティックは複数本入れると広がりが生まれ、インテリアをおしゃれに演出してくれます。 お気に入りの瓶をつかって、リードディフューザーをおしゃれに飾りましょう。 お香 お香には火をつけるタイプや置いておくタイプなど様々な種類があります。中でもインテリアにおすすめなのは、スティックタイプや円錐型のお香です。 おしゃれな「お香立て」は置いておくだけでインテリアのアクセントになります。 お気に入りの香りをみつけて、リラックスタイムに使ってみてはいかがでしょうか。 火を使いたくない方は、香木を飾るだけでも香りが楽しめますよ。 アロマキャンドル アロマキャンドルとは、香りを含んだエッセンシャルオイルを混ぜてつくったキャンドルです。 通常のキャンドルはロウで作りますが、アロマキャンドルはロウに香りが含まれているため、火をともすと香りが楽しめます。 華やかな見た目のものが多いため、火をつけずに置いておくだけインテリアのアクセントに最適です。 火をつける場合は置き場所に注意しましょう。周りに物がない安定した場所に置き、エアコンや扇風機の風が直接あたらないようにしてください。 サシェ サシェとは、袋のなかに香りのでる花やハーブ、香料を入れた「香り袋」のことです。 火を使わずに気軽に取り入れることができるフレグランスアイテムとして人気を集めています。 かわいい袋に入ったサシェは、部屋に飾るだけでおしゃれを演出してくれます。 香りは2~3カ月持続するため、手間なく長い期間香りを楽しめますよ。好きな香りで手作りするのもおすすめです。 まとめ 心がざわついて落ち着かない時は、お部屋のインテリアを見直してみましょう。 落ち着くお部屋をつくるには、整理整頓と掃除が基本。モノを減らして整理の手間を省き、掃除が苦にならない環境をつくります。 カラーはブラウンを基調として、モノトーンや寒色でまとめましょう。厳選した色選びでカラフルにしすぎないのが落ち着くお部屋のポイントです。 間接照明や家具を配置したら、香りで落ち着くお部屋を演出してください。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 イケヒコ編集部 イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 最新記事 by イケヒコ編集部 (全て見る) 第14回イケヒコ冬の大倉庫市 イベントレポート - 2023.11.17 敬老の日におすすめ!実用的な日用品プレゼント6選をご紹介 - 2023.08.25 こたつ布団がずれない方法。対策やおすすめのズレ防止こたつ布団をご紹介 - 2023.08.24 関連記事: 地域の人たちの温かさにふれた、どんど焼き。思い思いに過ごしたのどかな時間 節分についての豆知識をご紹介。なぜ豆をまくのか。なぜ恵方巻を食べるのか。節分の日にちが毎年違う理由など。 冷え性の改善におすすめ!今注目の温活とは?オススメの温活グッズもご紹介! い草とは。い草は暮らしを健やかにしてくれる万能の素材!
あなたのお部屋は心からくつろげる空間でしょうか?「なんだか落ち着かない」「考えがまとまらない」「家にいても疲れが取れない」 落ち着かない原因は、お部屋にあるかもしれません。 当記事では、落ち着くお部屋作りに欠かせないポイントを解説します。 目次1 掃除と整理整頓2 くつろげるインテリアコーディネート2.1 カラー2.2 圧迫感を感じない家具選び3 落ち着く照明3.1 必要な明るさ3.2 照明の数を2つ以上にする3.3 光の色温度4 落ち着く香り4.1 リードディフューザー4.2 お香4.3 アロマキャンドル4.4 サシェ5 まとめ 掃除と整理整頓 落ち着く部屋作りでもっとも大切なのは「掃除と整理整頓」です。まずはいらないモノを捨てるところから始めましょう。 モノを減らしたらスッキリと整理整頓します。 モノを減らし、整理することで次のようなメリットがあります。 ・動きやすくなり、動線が確保できる ・どかすモノが減り、掃除がしやすい ・視界に入るモノが減り、思考がまとまりやすい モノが多ければ避けながら生活することになり、くつろぐことができません。みえている床の面積が広ければ掃除がしやすくなりますよ。 視界に入るアイテムが少なければ、目の前のことに集中しやすい環境になるでしょう。 モノを捨てる際は次の点を心がけてください。 ・2つあるモノは1つに減らす ・1年以上つかっていないモノは手放す ・心がときめかないモノは捨てる できることからはじめてお部屋をスッキリさせましょう。 また、こまめな掃除でお部屋を清潔に保つことも大切です。やはり汚い部屋では、心からくつろぐことができません。 「掃除がめんどくさい」と感じる方は、掃除しやすいレイアウトにすることも大切です。まずはモノを減らして生活動線を確保します。 大きすぎる家具は掃除しづらいことも。なるべくコンパクトな家具を選ぶと掃除がラクになりますよ。 取りやすい場所に掃除道具を置いてすぐに掃除ができる環境を整えましょう。 こまめな掃除と整理整頓で、落ち着くお部屋の基礎をつくってください。 くつろげるインテリアコーディネート 掃除と整理整頓でベースを整えたら、落ち着くお部屋をコーディネートしていきましょう。 くつろげるインテリアコーディネートのカラーと家具選びについて解説します。 カラー 落ち着くお部屋のインテリアは次の色をベースにしましょう。 ・茶色 ・白 ・黒・グレー ・緑 ・青 茶色は大地の色。人間が住空間において昔から親しんできた色です。 落ち着く空間作りにおいては欠かせません。木材や天然素材で取り入れればさらにリラックス効果が期待できます。 白や黒、グレーは無彩色といって「色味」がありません。そのため、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。白は心を落ち着かせてくれるカラー。 黒は暗くなりがちな色ですが、部屋全体を引き締める効果があります。クールで落ち着いた印象にしたい方におすすめのカラーです。 お部屋に色を入れたい場合は、青などの寒色をチョイスしましょう。人を興奮させる「赤」とは反対に、寒色は心を落ち着かせてくれるカラーです。 緑には「安らぎ」や「癒し」を喚起させる効果があります。落ち着く部屋にぜひ取り入れたいカラーのひとつです。 観葉植物やフェイクグリーンなどの植物で取り入れれば、さらに落ち着く雰囲気が演出できます。 いずれのカラーを使う場合も色を統一することが落ち着く部屋作りのポイントです。 取り入れる色は1〜3色程度にとどめてカラフルにしすぎないようにしましょう。 圧迫感を感じない家具選び 落ち着くお部屋づくりでは、家具選びも重要です。 圧迫感を感じる家具はなるべく避けます。迫力のある家具は威圧感があり、落ち着く空間には不向きです。 部屋に余白があると大きい家具を置きたくなりますが、動線を確保したうえで、開放感を損なわない家具を選んでください。 ロータイプの家具は圧迫感がなく、落ち着く空間を演出してくれますよ。 どうしても高さのある家具を置きたい場合は、なるべくドアや窓から遠ざけて動線を圧迫しないようにしましょう。 落ち着く照明 落ち着く空間をおしゃれに演出してくれるアイテムが「照明」です。優しい光には、リラックス効果があります。 疲れたときは室内照明を消して、間接照明だけで癒しの空間を作るのもおすすめですよ。落ち着く照明のポイントを解説します。 必要な明るさ 一般的に明るい場所よりも、暗い場所のほうがリラックス効果が高いといわれています。 そのため、落ち着くお部屋作りでは照明を暗めに設定するのがおすすめです。 とはいえ、暗すぎると手元が見えにくくなったり、転倒のリスクが高くなったりします。生活する上で必要な明るさは次の表を参考にしてください。 部屋のサイズ 4~6畳 6~8畳 8~10畳 10~12畳 12~14畳 14~16畳 16~18畳 20~22畳 明るさ 100~180W 180~260W 260~340W 340~420W 420~500W 500~580W 580~660W 660~740W ただし、使用する器具や環境によっても明るさは変わります。表はあくまで目安として、快適に過ごせる明るさにしましょう。 照明の数を2つ以上にする 照明の数を増やして、シーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。 照明が複数あれば、使用シーンに合わせて明るさを調整することができます。 勉強するときは照明を増やして明るくする、リラックスタイムは間接照明だけをつけて癒しの空間を作るなど、明るさを調節してお部屋を楽しみましょう。 光の色温度 電球には様々な種類がありますが、落ち着く空間には電球色がおすすめです。 電球色は色温度が低い人工照明。自然光の焚火や夕日に近いため、リラックス効果が期待できます。 反対に、昼白色は太陽に近い色温度ですので、落ち着く空間にはやや不向きです。 落ち着く香り 家具や照明で空間を演出したら、香りでリラックス効果を高めましょう。 インテリアとしても楽しめる「おすすめアロマ」をご紹介します。 リードディフューザー リードディフューザーとは、アロマオイルの入った瓶にスティック(リード)を刺したアロマアイテムです。 スティックがアロマオイルを吸い上げ、気化させることで香りが広がります。 細長い木のスティックは複数本入れると広がりが生まれ、インテリアをおしゃれに演出してくれます。 お気に入りの瓶をつかって、リードディフューザーをおしゃれに飾りましょう。 お香 お香には火をつけるタイプや置いておくタイプなど様々な種類があります。中でもインテリアにおすすめなのは、スティックタイプや円錐型のお香です。 おしゃれな「お香立て」は置いておくだけでインテリアのアクセントになります。 お気に入りの香りをみつけて、リラックスタイムに使ってみてはいかがでしょうか。 火を使いたくない方は、香木を飾るだけでも香りが楽しめますよ。 アロマキャンドル アロマキャンドルとは、香りを含んだエッセンシャルオイルを混ぜてつくったキャンドルです。 通常のキャンドルはロウで作りますが、アロマキャンドルはロウに香りが含まれているため、火をともすと香りが楽しめます。 華やかな見た目のものが多いため、火をつけずに置いておくだけインテリアのアクセントに最適です。 火をつける場合は置き場所に注意しましょう。周りに物がない安定した場所に置き、エアコンや扇風機の風が直接あたらないようにしてください。 サシェ サシェとは、袋のなかに香りのでる花やハーブ、香料を入れた「香り袋」のことです。 火を使わずに気軽に取り入れることができるフレグランスアイテムとして人気を集めています。 かわいい袋に入ったサシェは、部屋に飾るだけでおしゃれを演出してくれます。 香りは2~3カ月持続するため、手間なく長い期間香りを楽しめますよ。好きな香りで手作りするのもおすすめです。 まとめ 心がざわついて落ち着かない時は、お部屋のインテリアを見直してみましょう。 落ち着くお部屋をつくるには、整理整頓と掃除が基本。モノを減らして整理の手間を省き、掃除が苦にならない環境をつくります。 カラーはブラウンを基調として、モノトーンや寒色でまとめましょう。厳選した色選びでカラフルにしすぎないのが落ち着くお部屋のポイントです。 間接照明や家具を配置したら、香りで落ち着くお部屋を演出してください。